公営だけどシンプル! 湯島の湯
最近、あちこちの市町村で公営の温泉施設が出来ています。税金を湯水のように使って豪華な施設を作っています。しかし多くの施設が肝心の温泉が施設に負けているのが現状です。しかし、ここは違います。公営施設とは思えないシンプルさ、潔さが気持ち良いことこの上ありません。

この施設は、山梨県の中でも公共交通の便がよくない地域、いわゆる秘境とも呼べる早川町にあります。国道52号の身延町から県道を1時間弱程、早川渓谷沿いをドライブすると到着します。最近では道路の拡幅改良が進んでおり昔ほど苦労することなく行く事ができます。この道路沿いには一番奥の奈良田温泉を始め、西山温泉など知る人ぞ知る名湯揃いの場所でもあります。
この湯島の湯を作った早川町は、市町村合併の波に自ら乗らず独立独歩で歩んでいる小さな町で観光に力を入れています。その目玉のひとつが温泉です。小さな町なのに何箇所も公営の温泉施設を作っていますが、どれもが平屋建てのシンプルなものです。場所や目的に合わせて豪華さよりも居心地やお湯の良さを楽しませるように工夫した施設ばかりです。

そのような施設群にあって、ここは一番新しい施設で、今時珍しい露天風呂だけのシンプルさ、源泉掛け流しの潔さ、木造平屋建ての必要最小限の建物、カラン(蛇口)なしの洗い場・・・と他の公共温浴施設に馴れた人にはある意味驚くような仕掛けが一杯です。
お湯はナトリウム硫酸・塩化物泉で、ツルツル感があります。ちょっと奥の奈良田温泉がヌルヌルする温泉ですから温泉って不思議ですね。かすかな硫黄臭さもありますし、白い綿のような湯の花もちらほら舞っておりますし、いかにも温泉に入っているぞ!という幸せな時間を過ごすことができます。
お湯も良ければ、そのロケーションも満足感が高いですね。木々の間から渓流の音と鳥の鳴き声が聞こえてきますし、なにより露天風呂が広い芝生の真ん中にあるだけですので開放感がたまりません。まぁ、逆をいえば、夏の直射日光と突然の夕立、そして憎い虻の攻撃がありますから注意が必要です。
浴場は、大きな木造りのものと小さな石造りのものと大きな石造りと小さな木造りのものの2つが男女交代で提供されています。早川には雨畑という硯の産地がありますから石の加工には秀でておりますし、周りは森林ですから木を生かしたものもお手の物です。石と木という自然の素材を生かしたシンプルさも好印象に繋がるのかもしれません。

さらに、洗い場は、普通のように蛇口があるわけでなく源泉を大きな樋に通し、それを桶で汲んで体を洗う仕掛けになっています。この桶を流れる源泉が浴槽に流れていく間に44度の源泉が40度前後に丁度良く調整される仕組みです。なるほどなぁと納得せずにはいかない温泉好きにはムフフな仕掛けですね。
さらに、こちらにはコテージも隣接地に建っております。こじんまりとしたものですが、のんびりと自炊するも良し、日帰り休憩でお昼寝するも良し・・と時間にゆとりがあれば使っても良いかもしれません。公営施設ですから利用料金も格安です。
温泉に何を求めるか?は人それぞれでしょう。豪華な施設でサウナ、寝湯、バイブラバス、休憩室・・・と、温泉自体よりも施設の豪華さを求める人には、この施設は満足できないかもしれません。が、自然の中で良いお湯にのんびりと浸かりたい人にはぴったりの施設だと思います。
湯島の湯
山梨県南巨摩郡早川町湯島1780-7
0556-48-2468 10:00〜18:00(7,8月は19:00まで)
利用料金 大人500円
最近、あちこちの市町村で公営の温泉施設が出来ています。税金を湯水のように使って豪華な施設を作っています。しかし多くの施設が肝心の温泉が施設に負けているのが現状です。しかし、ここは違います。公営施設とは思えないシンプルさ、潔さが気持ち良いことこの上ありません。

この施設は、山梨県の中でも公共交通の便がよくない地域、いわゆる秘境とも呼べる早川町にあります。国道52号の身延町から県道を1時間弱程、早川渓谷沿いをドライブすると到着します。最近では道路の拡幅改良が進んでおり昔ほど苦労することなく行く事ができます。この道路沿いには一番奥の奈良田温泉を始め、西山温泉など知る人ぞ知る名湯揃いの場所でもあります。
この湯島の湯を作った早川町は、市町村合併の波に自ら乗らず独立独歩で歩んでいる小さな町で観光に力を入れています。その目玉のひとつが温泉です。小さな町なのに何箇所も公営の温泉施設を作っていますが、どれもが平屋建てのシンプルなものです。場所や目的に合わせて豪華さよりも居心地やお湯の良さを楽しませるように工夫した施設ばかりです。

そのような施設群にあって、ここは一番新しい施設で、今時珍しい露天風呂だけのシンプルさ、源泉掛け流しの潔さ、木造平屋建ての必要最小限の建物、カラン(蛇口)なしの洗い場・・・と他の公共温浴施設に馴れた人にはある意味驚くような仕掛けが一杯です。
お湯はナトリウム硫酸・塩化物泉で、ツルツル感があります。ちょっと奥の奈良田温泉がヌルヌルする温泉ですから温泉って不思議ですね。かすかな硫黄臭さもありますし、白い綿のような湯の花もちらほら舞っておりますし、いかにも温泉に入っているぞ!という幸せな時間を過ごすことができます。
お湯も良ければ、そのロケーションも満足感が高いですね。木々の間から渓流の音と鳥の鳴き声が聞こえてきますし、なにより露天風呂が広い芝生の真ん中にあるだけですので開放感がたまりません。まぁ、逆をいえば、夏の直射日光と突然の夕立、そして憎い虻の攻撃がありますから注意が必要です。
浴場は、大きな木造りのものと小さな石造りのものと大きな石造りと小さな木造りのものの2つが男女交代で提供されています。早川には雨畑という硯の産地がありますから石の加工には秀でておりますし、周りは森林ですから木を生かしたものもお手の物です。石と木という自然の素材を生かしたシンプルさも好印象に繋がるのかもしれません。

さらに、洗い場は、普通のように蛇口があるわけでなく源泉を大きな樋に通し、それを桶で汲んで体を洗う仕掛けになっています。この桶を流れる源泉が浴槽に流れていく間に44度の源泉が40度前後に丁度良く調整される仕組みです。なるほどなぁと納得せずにはいかない温泉好きにはムフフな仕掛けですね。
さらに、こちらにはコテージも隣接地に建っております。こじんまりとしたものですが、のんびりと自炊するも良し、日帰り休憩でお昼寝するも良し・・と時間にゆとりがあれば使っても良いかもしれません。公営施設ですから利用料金も格安です。
温泉に何を求めるか?は人それぞれでしょう。豪華な施設でサウナ、寝湯、バイブラバス、休憩室・・・と、温泉自体よりも施設の豪華さを求める人には、この施設は満足できないかもしれません。が、自然の中で良いお湯にのんびりと浸かりたい人にはぴったりの施設だと思います。
湯島の湯
山梨県南巨摩郡早川町湯島1780-7
0556-48-2468 10:00〜18:00(7,8月は19:00まで)
利用料金 大人500円
2006.08.21 | 温泉(山梨県) | トラックバック(0) | コメント(0) |
県境に湧く上品な硫黄泉! 佐野川温泉
静岡県は全国に名だたる温泉天国と宣伝しています。しかし温泉の宝庫伊豆は静岡市からけっこう遠く渋滞も気になるのでお手軽というわけではありません。同じ静岡市でも梅ヶ島温泉や井川方面はアクセスも含めてけっこう時間が掛かります。

そんな時に掛け流しで湯量豊富、しかも硫黄臭・硫化水素臭のする温泉を手軽に味わえるのが山梨と静岡の県境付近にある「佐野川温泉」です。ここは山梨県とはいえ、静岡市興津や富士市から車で30分ほどで到着できる便利さがあります。駐車場の車もほとんどが静岡や沼津ナンバーです。それほど静岡県民に人気のある温泉ともいえます。
ここの特徴は、山梨県の温泉によく見られる「ぬる湯」と「あわあわ」です。源泉で31.5度は、源泉槽は夏場は本当に気持ちよいです。カルキ臭いプールに行くよりもオヤジはここの源泉槽に浸かっている方が何倍も心地良いですね。その代わり冬場は「これは水かっ!」と思うほど冷たいです。しかし隣の加熱槽の後にクールダウンとして交互に入ると体がシャッキとしてこれまた気持ち良いものです。
ここのお湯の良さはぬる湯だけではありません。それは
「湯口で味わえる硫黄臭と細かな泡つき、そしてヌルヌル感」
です。源泉槽の真ん中付近にあるお湯の出口に身を沈めると鼻に抜ける上品な硫黄の香りは草津などの酸性の強烈なものではありませんが、いつまでも鼻をクンクンしたくなる良質なものです。また、体には細やかな泡が体全体を覆います。体毛が真っ白になるくらい細やかです。この2つに加え、アルカリ性のヌルヌル感が味わえます。奈良田温泉ほどではありませんが、けっこうなヌルヌル感はいかにも温泉という感じで、いつまでも入っていたい気持ちよさです。
浴室は、内湯が源泉槽と40度ちょっとの加熱槽の2つでどちらも10人は入れる大きさがあります。そこから階段を少し下りたところが露天風呂です。こちらは源泉槽と人肌に少し加熱した浴槽の2つです。こちらは2つとも5,6人が入れる大きさです。展望は利きませんが、人家のない自然豊かな露天風呂で蝉の声や鳥や虫の鳴き声を聴きながらまったりとするのもいいものです。まぁ、人気の温泉だけに一緒に入っている人達のおしゃべりの声でそれらの声が聞こえないかもしれませが・・。
この温泉は、日帰り入浴も泊まりもOKです。お湯が良いとの評価も高く、源泉を持ち帰るためのペットボトルを持ってきたり、病気やケガを直すための湯治をする人もけっこういるようです。もちろんリフレッシュを兼ねて温泉を楽しむ人も多いですね。
この温泉、ちょっと前までは露天風呂が混浴でしたが、大規模なリニューアルで男女別になりました。それに伴い内湯も更衣室もきれいになりました。この施設なら清潔度にうるさい女性でも大丈夫です。

また、入浴だけでなくその後に建物の横にある池を見ながらコーヒーを飲んだり、畳敷きの休憩室でご飯を食べることができます。1日のんびりとお湯に入ったり休憩できるのも良い点のひとつです。
「お湯良し」「施設良し」「アクセス良し」と3拍子揃ったこの温泉、施設だけ豪華で立派な公営の温浴施設に飽き足りない人、物足りなさを持った人に一度入ってもらい施設のひとつです。
佐野川温泉
山梨県南巨摩郡南部町井出3482-1(JR身延線井出駅から車で5分)
0556-67-3216 通年8:30〜18:30
料金 1時間以内:大人(中学生以上) 550円、子供(3才以上) 350円
静岡県は全国に名だたる温泉天国と宣伝しています。しかし温泉の宝庫伊豆は静岡市からけっこう遠く渋滞も気になるのでお手軽というわけではありません。同じ静岡市でも梅ヶ島温泉や井川方面はアクセスも含めてけっこう時間が掛かります。

そんな時に掛け流しで湯量豊富、しかも硫黄臭・硫化水素臭のする温泉を手軽に味わえるのが山梨と静岡の県境付近にある「佐野川温泉」です。ここは山梨県とはいえ、静岡市興津や富士市から車で30分ほどで到着できる便利さがあります。駐車場の車もほとんどが静岡や沼津ナンバーです。それほど静岡県民に人気のある温泉ともいえます。
ここの特徴は、山梨県の温泉によく見られる「ぬる湯」と「あわあわ」です。源泉で31.5度は、源泉槽は夏場は本当に気持ちよいです。カルキ臭いプールに行くよりもオヤジはここの源泉槽に浸かっている方が何倍も心地良いですね。その代わり冬場は「これは水かっ!」と思うほど冷たいです。しかし隣の加熱槽の後にクールダウンとして交互に入ると体がシャッキとしてこれまた気持ち良いものです。
ここのお湯の良さはぬる湯だけではありません。それは
「湯口で味わえる硫黄臭と細かな泡つき、そしてヌルヌル感」
です。源泉槽の真ん中付近にあるお湯の出口に身を沈めると鼻に抜ける上品な硫黄の香りは草津などの酸性の強烈なものではありませんが、いつまでも鼻をクンクンしたくなる良質なものです。また、体には細やかな泡が体全体を覆います。体毛が真っ白になるくらい細やかです。この2つに加え、アルカリ性のヌルヌル感が味わえます。奈良田温泉ほどではありませんが、けっこうなヌルヌル感はいかにも温泉という感じで、いつまでも入っていたい気持ちよさです。
浴室は、内湯が源泉槽と40度ちょっとの加熱槽の2つでどちらも10人は入れる大きさがあります。そこから階段を少し下りたところが露天風呂です。こちらは源泉槽と人肌に少し加熱した浴槽の2つです。こちらは2つとも5,6人が入れる大きさです。展望は利きませんが、人家のない自然豊かな露天風呂で蝉の声や鳥や虫の鳴き声を聴きながらまったりとするのもいいものです。まぁ、人気の温泉だけに一緒に入っている人達のおしゃべりの声でそれらの声が聞こえないかもしれませが・・。
この温泉は、日帰り入浴も泊まりもOKです。お湯が良いとの評価も高く、源泉を持ち帰るためのペットボトルを持ってきたり、病気やケガを直すための湯治をする人もけっこういるようです。もちろんリフレッシュを兼ねて温泉を楽しむ人も多いですね。
この温泉、ちょっと前までは露天風呂が混浴でしたが、大規模なリニューアルで男女別になりました。それに伴い内湯も更衣室もきれいになりました。この施設なら清潔度にうるさい女性でも大丈夫です。

また、入浴だけでなくその後に建物の横にある池を見ながらコーヒーを飲んだり、畳敷きの休憩室でご飯を食べることができます。1日のんびりとお湯に入ったり休憩できるのも良い点のひとつです。
「お湯良し」「施設良し」「アクセス良し」と3拍子揃ったこの温泉、施設だけ豪華で立派な公営の温浴施設に飽き足りない人、物足りなさを持った人に一度入ってもらい施設のひとつです。
佐野川温泉
山梨県南巨摩郡南部町井出3482-1(JR身延線井出駅から車で5分)
0556-67-3216 通年8:30〜18:30
料金 1時間以内:大人(中学生以上) 550円、子供(3才以上) 350円
2005.10.27 | 温泉(山梨県) | トラックバック(0) | コメント(2) |


