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カテゴリ:グルメ(喫茶店・カフェ) の記事リスト(エントリー順)

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川村農園CAFE@静岡市清水区

kage

2011/05/01 (Sun)

三保にある土日祝日限定カフェ! 川村農園CAFE

GWまっただ中です。遠くに遊びに行かれる方や近場でまったりという方まで過ごし方はそれぞれだと思います。近場でのんびりという時に清水の港や三保方面へ遊びに出かける方も多いのではないでしょうか。なんといってもベイドリーム清水ができましたからね。

ノーマルのトマトジュースです

そんな清水のベイエリア、三保に土曜日、日曜日、祝日の午後だけオープンする素敵なカフェがあります。江戸時代から続く農家の12代目夫妻が自宅の片隅で開いている川村農園CAFEです。私はネットやローカルテレビのグルメ番組で知っていたのですが、正直なんちゃってのイマドキ風なお店かと思っていたのですが、良い意味で裏切られました。

こちらのお店は三保灯台に向かう道路沿いから少し入った場所にあり、小さな看板を見逃すとたどり着けない恐れがあります。なんといっても農家の片隅にこじんまりと手造りしたようなカフェスペースがあるだけですからね。店内は5,6人が入れば一杯となるような屋内と天井部分にパッションフルーツの棚がしつらえられたテラス席に分かれます。これからの季節は天気がよければこちらの方が気持ちが良いかと思います。

値段がお手頃なのもうれしいですね

三保の農業というと砂地のために葉しょうがや枝豆、玉ねぎなどが特産品となっていますが、こちらのお店ではそれ以外にハウスで大々的にトマトやメロンを栽培しています。このトマトやメロンを使った新鮮なジュースが名物となっています。最初の訪問でももちろんこれをいただきました。2種類あるメニューのうち、大人向けの味付けと言われた「男のソルティートマト」をお願いしました。

これは何でも葵区のレストランヴァニラの増井シェフ監修で作っているとのことで、ふちの周りの塩がポイントとなっています。ネーミングのようにカクテルのソルティドッグをイメージしたように甘さ控えめでトマトのストレートの旨さがビシッとやってきます。

男のソルティトマトです

トマトの甘味と酸味、アクセントのレモンピールと塩という必要最低限のものだけをいれたのに、飲んでみるとびっくりするくらいおいしさが口の中に広がります。トマトジュースが苦手な私でも素直においしいと思うのですから、トマトジュースが好きな人は必ずやハマる味だと思います。トロリと濃度があり、このままウオッカを入れれば最高のブラッディーマリーになりそうです。

一度目ですっかりトマトジュースの贔屓になった我が家は次の訪問では、ノーマルのトマトジュース(一番上の写真)を飲んでみました。こちらの方がマイルドで飲みやすくなっています。ソルティトマトに比べると正直つまらない感じもしますが、それでも並の市販のものとは比べられないほど風味と香りが豊かでリッチな感じがします。いかにもトマトで作ってみました!ということがわかります。

作業場ではトマトなども売ってますよ

このトマトジュースは川村農園で作ったものだけを使用しているとのことですが、その元となるトマトもカフェの隣の作業場で販売しています。時期によって販売されているトマトは変わるようですが、主流はオリジナルブランドのアミノレッドという品種になるようです。大きさはゴルフボールほどのミディトマトになります。名前はアミノ酸からとられているようです。

このトマトは、静岡県内の色々なレストランにも卸されているようですが、食べてみると確かに甘味と酸味のバランスがとれていて、ただ甘いだけ、酸っぱいだけという単純なものでなく、しつこくない甘味とキレ味のあるさっぱりとした酸味のバランスが取れているように思います。また、このトマトを使った自家製のトマトジャムも人気があるようです。

トマトジャムもありますよ

我が家ではトマトパスタにしたり、グリーンサラダの具にしてみましたが、スーパーで販売しているものとは格段の違いを感じることができました。まぁお値段も一袋500円しましたから当然かもしれませんが、たまの贅沢にはいいかと思います。

もうひとつこの日は、無料でハーブのローズマリーを分けていただきました。これは栽培しているものの話になったときに庭や畑の隅で色々なハーブ類も出来ているということになり、ちょうどローズマリーを切ってきたので、分けてもらったわけです。このローズマリーは香り豊かでチキンや魚の香草焼に大活躍してくれました。

完熟トマトですよ

このやりとりの時も感じたのですが、こちらのカフェの大きな特徴のひとつがオーナー夫妻の気取りのない、ほがらかで明るい接客があるかと思います。お客さんのほとんどがフリーでなくわざわざ寄り道したり、この店のために来るということも関係しているのかもしれまませんが、自然体でわざとらしさも上から目線も慇懃無礼さも必要以上の丁寧さもないのは、いかにも農園CAFEといった感じを受けて好感を持てます。この気持ち良さ、居心地の良さもカフェにとっては大事ですからね。

こちらのカフェは何もトマトジュースだけが売りではなく、シーズンごとに栽培されているフルーツジュースやゼリーもトマトジュースに負けない魅力があります。この日は夏みかんやみかんのジュースがありましたが、私が注目したのはパッションとオレンジのミックスジュースでした。

パッションオレンジですよ

なんといってもテラスの棚にはパッションフルーツが実っているほどですから完熟ものを使っているのがわかります。これにさっぱりとしたオレンジと合わせるのですから旨いにきまっています。まぁ好き嫌いのわかれる味かもしれませんが、我が家ではいっぺんにファンになりました。ラージサイズが欲しいほどですね。

オレンジの酸味にパッションのさわやかさと種の粒々感が相まってトロピカル度満点です。ビタミンがいっぱい入っているのがわかるくらいすっきりして、後口さっぱりです。台湾などでこれと似たジュースがありますが、清水で出会えるとはうれしいサプライズでした。

こじんまりとしたお店です

それ以外には夏場にはメロンのジュースやパッションフルーツのアイスなども楽しめるようですし、秋から冬場には体が温まるトマトを使ったミネストローネスープ、スイーツ好きにはうれしいシフォンケーキ、小腹を満たす自家製のサルサソースを添えたフライドポテトなども揃っています。

と、こちらのお店は肩肘はらない気軽な気分で寄り道できるカフェだと思います。おいしいジュースを飲んで、トマトや枝豆などの野菜を仕入れて・・・と、一度で2度楽しめるこれからの時代の農家カフェだと思います。三保や近くにできたベイドリーム清水に遊びに行った際に寄り道しても損はないかと思いますよ。ジュース類は250円からというお手頃価格ですしテイクアウトもできますからクルマの中や海を見ながら飲むことも可能です。

手造り感満点の看板がいいですね

農業の6次産業化など声高に叫ばれて、大々的にお金を掛けたり、官庁や企業のバックアップを受けたりするパターンも多いようですが、そんなに大げさでなく、こちらのような自分達でのできる範囲内でのんびりと自分達のアイディアと協力してくれる仲間のバックアップと、それらに共鳴するお客さんのネットワークで繁盛しているスタイルは21世紀らしいと思います。専業農家のひとつの見本といえるかもしれませんね。

P.S.5月中の祝日は枝豆出荷が忙しいために休みになります。


川村農園Cafe

静岡市清水区三保3163(三保郵便局、三保造船所、三保灯台近く)
054-334-0789
土曜・日曜・祝日営業(13:00~日暮れ頃)



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田園、ボンネット、加奈@熱海市

kage

2009/09/19 (Sat)

熱海純喫茶対決!田園VSボンネットVS加奈

伊豆を代表する温泉地の熱海は、新しいものと旧いものが同居するちょっと不可思議な街です。それはカフェ、喫茶店にも同じことがいえます。お洒落なカフェや隠れ家風な喫茶店から昭和の香りどころか、昭和そのまんまの純喫茶が数多く残っている稀有な街でもあるのです。今回はその中から3軒を選んでみました。

この雰囲気こそが純喫茶です

この純喫茶なるもの、昭和の時代には街のそこかしこに存在しました。定義?によると酒類を出さない純粋な喫茶店だそうで、コーヒーチェーン店やカフェ、ファストフード、ファミレスなどの台頭により絶滅の危機に瀕しています。創業ン十年とか昔ながらの、昭和の香り・・・など色々な形容詞がつきますが、昭和30年~40年代の町並みや風俗がブームという言葉を超えて定着した現在、懐かしくも心安らげる場所であるのは間違いありません。

純喫茶 田園

最初は、看板にも堂々と純喫茶の名前が堂々と掲げられている田園です。場所は海岸に近い一角で隣は熱海で一、二を争う老舗の洋食屋です。そのお店は有名ですが、田園の方はというとガイドブックやネットにもほとんど出ることなくひっそりとしています。が、このお客さんがそれほどいないのんびりとした空間と時間こそが現代においての純喫茶の良さだと思うのです。

看板にも堂々と純の文字が・・・

この良さをさらに盛り上げてくれるのが、お店の内装やしつらえ、デコレーション、デティールの数々なのだと思います。創業50年とのことですが、店のほとんどがその当時のまんまなのです。特に入ってすぐ飛び込んでくる池!と屹立している白い3体のオブジェが凄いです。さらにその下は小さな池!になっており錦鯉が泳いでいるのです。

店の真ん中に不思議なオブジェが・・・

この無駄とも思えるオブジェが鎮座している一方、テーブルや椅子は広々しているわけでもなく、昔の喫茶店の常である背が低く、深く腰かける別珍の椅子がたまりません。最近のカフェでは当たり前のソファではありませんが、すわり心地が良く、珈琲などの飲み物片手に新聞を読んだり持ち込んだ文庫本でも読むには最適です。

今日は暑いのでアイス珈琲を注文してみました。これがなかなかどうしてけっこう本格的なものです。さすが純喫茶です。苦味と酸味のバランスも良く下手なチェーン店より上でしょう。もちろん、軽食やパフェなどのデザート類もあります。店の前と店内にはちょっと埃をかぶったサンプルも鎮座しています。これを見てから注文するのもオツですね。

なかなか本格的なものですよ

私の後から入店したおじさん二人組が注文していたナポリタンはお約束のどぎついケチャップ色をしていました。きっと他の食べ物なども昭和の香りがするのでしょう。なお「20年ぶりに来たけど何も変わっていないなぁ」と感嘆していましたが、この雰囲気ならそうでしょうね。最近どの店もすぐに内装を変えたりしますが、変えないからこそ生きてくるものもあるんだと思います。もちろん、BGMは戦後すぐの歌謡曲が流れています・・・。

ボンネット

次の店はネットやガイドブックにもたくさん出てくる有名店です。このお店を有名にしたのは看板商品であるハンバーガーの存在でしょう。今では街のそこかしこで食べることができるハンバーガーをいちはやく熱海の街で出した店として知られています。そう進駐軍仕込みのハンバーガーというわけですね。

名物のハンバーガーです

このお店は田園と違って土曜日や祝日などはけっこう混雑しています。この日も一度満員で出直したくらいですから。なんといっても軽食が充実しているのと有名なお店を体験しようという観光客の人が多いのでしょう。と、思ったのですが、もうひとつの理由は注文してから提供されるまでの時間がのんびりとしているため回転が悪いんですね。

こちらのお店の内装もレトロです。お約束の背の低い椅子と壁のポスター、オレンジ色の薄暗くも暖かい光と歴史を経た内装です。このテーブル配置が今とは違っていて、普通は壁に沿ってベンチシートが並ぶのでしょうが、昔の電車のように4人掛けのボックスシートが続いているのです。お客さんはグループ客やファミリー客が多かったですね。

ハンバーガーのセットもありますよ

さて、肝心のハンバーガーはどうでしょうか?お洒落なバスケットに入ってきたものには生のたまねぎスライスやレタスなどが別添えになっています。大きさは小ぶりです。これは芸者さんでも食べやすいほうな大きさになったという謂れや伝統の大きさだという意見など色々ありますね。現代の巨大なハンバーガーを見慣れるとがっかりしてしまうほどですが、食べてみると杞憂とわかります。

この内装、雰囲気いいですねぇ

そう、こちらのハンバーガーは密度が濃いのです。丁寧に焼かれたバンズもハンバーグパティもみっちりしているのです。ふにゃふにゃでなくがっしり男性的なのです。が、味付けは甘辛いソースと生たまねぎのシャッキとした辛味、牛肉の旨さと甘さのハーモニーが良い感じです。けっしてグルメハンバーガーといった感じではありませんが、他のハンバーガーとは一味違うものがあります。

このハンバーグと珈琲が一緒に楽しめるハンバーガーセットが700円というのは観光地熱海にあっては良心的な価格だと思います。小腹がすいた時に、一休みしたい時には利用しても後悔することはなく熱海の良い思い出の1ページとなることと思います。

ここも渋いですよ~

このお店は谷崎潤一郎や三島由紀夫といった錚々たる文豪が熱海に滞在したときには愛用していたようで、さすがに開業してから60年近く経っているという歴史は伊達ではないと納得させてくれます。こちらの店の歴史についてはこちらを、ハンバーガーについてはこちらがより詳しく出ています。それからこちらのBGMは戦後から昭和時代のスイングジャズや軽めのポップスなんかです・・・。


珈琲院 加奈

こちらの店は純喫茶というより歴史ある珈琲専門店といった雰囲気を持っています。お店のメインとなっているのはコの字型のカウンター席です。オープンキッチン形式になっており、サイフォンや各種の調理器具、カップなどが整然と並んでいます。落ち着いた色合いと木を生かした内装が現代の軽さとは一線を画しています。そして店の奥には外の景色を見ながら寛げるテーブル席もあります。こちらも良い雰囲気です。

カウンターが中心です

こちらのメニューはブレンドの他にストレート珈琲が多いのも特徴です。珈琲に合わせてトースト、特にハニートーストなんかが良く出るそうです。他に目をひくのはゼリー類です。特にコーヒーゼリーが名物ということで迷わず注文してみました。外でコーヒーゼリーを頼むのなんて久しぶりです。

こちらのコーヒーゼリーはパフェの器かアイスコーヒー用の背の高いグラスに入ってきました。けっこうな量があります。見た目はウインナーアイスコーヒーっぽいんですが、ちゃんと下の部分は固まっています。

本格的なコーヒーゼリーです

最初はたっぷりのホイップクリームの甘さがきて、次に甘さのない苦味の効いたゼリーが追いかけてきます。別々に楽しむのもいいですし、混ぜながら食べてもおいしいです。カフェスプーンですくって食べることもストローで吸うこともできる柔らかめな仕上がりです。ちょっと食感はグリコのドロリッチに似ているかもしれません。しかし、本格的な味は断然こちらです。さすが名物というだけのことはあります。甘党の人でなくても食べられるビターさです。

コーヒーの種類が多いですよ

こちらのお店は昭和48年に創業したそうですからもうすぐ40年というところでしょうか。熱海全盛の頃は2階にはキャバレー銀馬車という華やかなお店があったそうですが、今は居酒屋や色々な飲食店、そしてマンション・・・と時代の変遷を感じさせてくれます。近くには芸者置屋や見番がある花街ですから昔は芸者さんが一休みしていたんでしょう。


と、今回は3軒紹介しましたが、熱海にはまだまだ昭和の香りがプンプンとする懐かしい喫茶店が存在しています。どの店も個性的ですが、ネットやメディアの露出度はボンネット>加奈>田園ですが、私的なディープ度、ハードルの高さ度はこの逆で田園>加奈>ボンネットとなります。おもしろいものです。まぁ、どの店も現代の喫茶店の主流であるSやDなどのチェーン店とは違った魅力があるのは間違いありません。

オブジェの下には鯉が泳いでいます

21世紀の今、純喫茶や駄菓子屋、大衆酒場に大衆食堂、荒物屋・・・などなど昭和が輝いて時代のお店が一周遅れで密かに脚光を浴びていますが、これらの喫茶店でのんびり過ごす時間は、好きな人にとってはたまらない贅沢な時間なのかもしれません。昭和の時代が一番賑やかだった熱海だからこそ残ってきたこれらのお店に行ってみるのも良い思い出になるかと思います。


純喫茶 田園

熱海市渚町12-5(ホームセンターハンディ近く)
0557-81-5452 9:00~21:00 木曜休み

ボンネット

熱海市銀座町8-14 (スルガ銀行熱海支店近く)
0557-81-4960 日曜、1・3・5・7・8・10・12月最終土曜
9:00~18:00

珈琲院 加奈

熱海市銀座町2-8(ニューフジヤホテル近く)
0557-81-7593  9:00 ~ 21:00 木曜日休み

珈舎@沼津市

kage

2008/04/20 (Sun)

2枚看板のカフェです! 珈舎

喫茶店・カフェはBARなどとともに一軒のお店に対して好きな人と嫌いの人に分かれる業態だと思います。それは「おいしい」という評価基準と同じかそれ以上に雰囲気や店のコンセプトが自分の好みに合うかどうかがポイントになってくるからだと思います。沼津の郊外にある珈舎はオヤジの私に合っているカフェでした。

コーヒーとシフォンケーキです


カフェが一般的になってずいぶんと経ちました。静岡県にもあちこちにお洒落なカフェから個性的なカフェ、食事が充実しているカフェ・・・などなど色々と出来ました。が、不惑を過ぎたオヤジ以上の世代がひとりでもくつろげる、初めてでもとけこめるカフェってなかなかないような気がします。この珈舎はオーナーが定年を前にして故郷沼津にUターンしてオープンした店ということもあってか私の志向・嗜好に合っているのでしょう。すんなりと店に馴染むことができました。カフェなんて、と考えている人でも違和感なく溶け込めるかと思います。

カフェは雰囲気が大事と言いましたが、食いしんぼうの私にとってはドリンクやフードがおいしいのも大事な要素です。このお店には看板商品が2つあります。それはブレンドコーヒーとシフォンケーキです。

これはマイルドコーヒーです


こちらのお店も開店当初はコーヒー専門店のようにブラジルやモカ、マンデリンなどの産地別のストレートコーヒーを置いていたそうですが、豆の管理やブレンドの人気などから豆の回転が良くいつでも最高の状態で提供できるブレンドコーヒーを主力にしたそうです。「本当においしい豆で自分が納得できるものならそれの方が良いと思った」という言葉からも納得できる味だと思います。

京都の焙煎業者から取り寄せる豆をその場で挽いてからペーパードリップで入れるコーヒーは酸味は抑えめで香りとコクを感じる飲み易いものです。コーヒー道追求者なら物足りないかもしれませんが、普通の人が飲んで8割の人がおいしいと感じられるものだと思います。さっぱりとしていて飽きがこない味だと思います。そのためかお代わりする人も多く200円引きで2杯目を提供してくれるのもうれしいですね。それからコーヒーには生チョコレートとピスタッチオが3粒おまけでついてきます。この辺りもオヤジにはうれしいですね。お得な感じもしますし、ビターな甘さのチョコと塩気のあるピスタッチオはコーヒーの良いお供になりますから。

丹波黒豆のシフォンです


次に看板商品のシフォンケーキは奥様の手作りとなります。毎日作る定番のものはメレンゲだけで作る「エンジェル」と日替わり・週替わりで1、2種類あります。たとえば春なら松崎町の桜の葉を使った「さくら」やヨモギ、秋ならマロン、冬ならオレンジといった季節もの、紅茶やバニラ、レモンなどの各種果物やフレーバーを使ったものになります。土日には毎日10ホールほど焼かれているということからも人気のほどがわかります。1ホール2100円、1ピース210円でテイクアウトも可能です。

シフォンケーキはどこで食べてもある程度の物が出てきますが、平均以上のおいしいものってなかなかありません。この店のものは専門店顔負けのおいしさだと思います。1カット270円とお手頃なのもうれしいですね。シフォンにつきものの生クリームも甘さ抑え目でなかなかの味です。こちらのシフォンケーキは、フワフワ感よりもしっとり感、もっちり感を感じさせるものでキメの細かさが特徴だと思います。

エンジェルシフォンです


初めて行った時には丹波の黒豆を使ったものがありました。黒豆ファンの私は迷わずこれをオーダー。丹波から直接取り寄せるという黒豆は大きなものがちりばめられています。甘めの生地に塩気が程よい具合の黒豆が良いアクセントとなっています。2度目の時はさくらを狙っていたのですが、時既に遅しでシーズンが終了しておりましたので、定番のエンジェルをオーダー。こちらは甘さが抑え目でコーヒーとの相性がバッチリでした。

小倉餡がついてきます


食事メニューはシフォンケーキのほかにトーストがあります。こちらのトーストには木のスプーンに山盛りになって出てくる丹波大納言の小豆をふっくらと茹で上げた餡子が付いてきます。そう、名古屋名物の小倉トーストとして楽しむことができるのです。半分はバタートースト、もう半分は小倉トーストでスイートに堪能することができます。餡子の具合も生クリーム同様甘すぎない良い塩梅です。お腹がすいていればシフォンでコーヒー一杯、トーストでお代わりのコーヒーもう一杯といった感じで満足満腹となります。事実、最初の訪問で私はフルコースを楽しみました。

小林さんの器です


さらにこちらのお楽しみは店名が示すようにギャラリーとして店を開放していることです。常設展示は店でも使われている美濃の陶工「小林一彦」さんのカップやお皿です。特別展示というか壁際には地元の画家や版画家などの習作などが何枚か飾られていて目を楽しませてくれます。これらも押し付けがましい感じで自然と店に馴染んでいる感じです。また、不定期に店でミニコンサートと開催したりとカフェらしい文化の担い手となっています。

最初にこのカフェの2枚看板はコーヒーとシフォンケーキと書きましたが、もうひとつの意味での2枚看板があります。それはオーナー夫妻の存在です。コーヒー職人であると同時にお客さんの応対と会話に常ににこやかに応えるオーナーとケーキ作りとともに笑顔を絶やさずにテーブルウオッチングを欠かさない奥さんの2人3脚の活躍が大きいと思います。これは年輪を重ねただけでなく沼津以外の場所での経験とか異業種からの転職、趣味と実益を兼ねた利益追求だけでも理想追求でもない肩肘張らない自然体の接客とコンセプトが多くの常連さんを獲得しているのだと思います。

黒の外壁がシックです


と、純粋にコーヒーを楽しむもよし、コーヒーとスイーツを楽しむもよし、オーナーとの会話を楽しみに行くもよし、ギャラリーを楽しみに行くもよし、近所の御用邸記念公園を散策した後に休憩するのに寄るのもよし、伊豆西海岸へのドライブの行き帰りの休憩に寄るもよし・・・となにかと使い勝手の良いリラックスできるお店であることは間違いありません。


カフェ&ギャラリー 珈舎

沼津市下香貫島郷2590-6(沼津御用邸記念公園近く)
055-933-2171 9:00(もう少し早い時間から開店する場合もあり)~19:00 
火曜日定休(祝日の場合は翌日休み)


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