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カテゴリ:グルメ(東京都) の記事リスト(エントリー順)

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ダバインディア@東京都中央区

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2012/08/05 (Sun)

南インド料理を知るには最適なお店! ダバインディア

暑い夏にはカレーが一番です。テレビ番組のグルメ情報でも雑誌の食ページでもカレー屋さんの紹介記事がたくさん登場してきます。が、ここ静岡県ではカレーといえば欧風カレーにインドカレー、東南アジアのカレーって相場が決まっています。そのインドカレーは、北インドやネパールの油たっぷりのカレーにナンとなります。

ミールスです

北インドのカレーもおいしいのですが、最近流行の南インドのカレー、南インド料理のおいしさはその上をいっていると思います。というか、日本人の好み、油が苦手になってきたオヤジに合っていると思います。しかし、この南インド料理を出すお店が静岡県にはありません。お隣のスリランカ料理のお店はあるのですが、本格的な南インド料理屋は東京などの大都市へ行かないと食べられないのが実情です。

この南インド料理を食べるなら、なにはなくても東京駅八重洲口近くのダバインディアが一番だとカレー好きには言われています。入門編にして本格派、窓口は広いのに奥が深いお店、こんなお店ってなかなかないと思います。

ランチメニューです

この日は、ランチに伺ったのですが、お正月2日ということで予約なしでもなんとか座ることができました。が、いつもなら満員御礼で予約した方が良いということでした。インド料理屋というと雑然とした雰囲気がありますが、こちらのお店は薄いブルーを基調としたお洒落な内装と、てきぱきとしたサービスでゆったりと食事を楽しむことができます。もちろん英語にも対応していますよ。

さて、こちらのお店にきたらなんといってもミールスでしょう。お値打ちな定食みたいなもので、これひとつで南インド料理のカレーを一通り食べることができるものです。休日はホリデーミールスとなります。内容は、チキンカレー、海老カレー、野菜カレー、ラッサム、サンバル、バスマティライス、プーリ、パパド、日替わりデザートになります。なお、ラッサムとサンバル、バスマティライスはお代わり自由です。

デザートもついてきますよ

このミールスのカレーは、馴染みのある北インドのトロミのあるようなものと違ってサラッとしています。スープ状のもので、スパイスの新鮮さ、鮮烈さ、素材とスパイスの融合の妙を十分に味わうことができます。ひとつひとつのボリューム的にはそれほどでもありませんが、それぞれの味わいが違うので納得できるかと思います。

ラッサムですよ

あと、南インドならではのサンバル、ラッサムと呼ばれるスープですが、日本での味噌汁のようなもので、箸休め、口の中をさっぱりとさせるには最適です。そのまま飲んでもいいのですが、ライスと混ぜて食べておいけます。この2つの存在が南インド料理の魅力のひとつといっていいかもしれませんね。

インド料理の主食というとナンと思われがちですが、南インド料理ではプーリやバスマティライスが主食となるようです。特にライスですね。俗にいう香り米ですが、この独特の香りがカレーと合うのだと思います。慣れるまではきついと思う人がいるかもしれませんが、カレー好きにはインド料理にはこのお米でないとダメという人が多いのもわかる気がしますね。こちらのお店のバスマティライスは上手に炊かれているうえに上質なものを使っているなぁと思いました。これなら誰でも食べることができると思います。

プーリですよ

そうそう、肝心のカレーですが、海老、チキン、野菜とそれぞれの素材に合わせたスパイスの調合の仕方が良いですね。野菜はあっさりと、チキンはちょっと辛めのストレートなものを、海老は素材の旨さを生かしたさっぱりさを上手に引き出していると思います。

アラカルトのメニューです

このスパイス使いの旨さを堪能するなら、ミールスよりもアラカルトメニューの方が良いかもしれません。この日は狙っていた牡蠣のカレーは品切れだったのですが、その代りにおすすめしてもらった海老と魚のシャクティマサラがいけました。

大き目のプリッとした海老とジューシーさが残る白身魚がふんだんに入っていて豪華です。この食材の良さだけでもグラッときましたが、その上をいっていたのがカレー、スパイスの鮮度の良さ、上に散らされたハーブの香りです。三位一体の旨さ、1プラス1が3にも4にもなるプロの技って感じです。

海老と魚のカレーですよ

このアラカルトメニューは他にもマトンや蟹、チキンなどなど頼みたいもの目白押しです。イタリアンやフレンチでは当たり前の極上の素材を極上の調理法で提供ということが、インド料理でも当たり前にやっていることが東京のレストランだなぁと思った次第です。これが静岡だと素材がイマイチってことが多いですからね。

その他にこちらではドーサと呼ばれる南インドでは普通のクレープ状の粉ものも人気です。今回は注文しませんでしたが、次回は是非とも食べてみたいですね。なおこちらでもナンを食べてみたのですが、姉妹店に北インド料理のグルガオンがあるので、並のお店のものよりおいしいと思います。

青色の看板が目印です

と、今回初めて訪れてみたダバインディアでしたが、人気の理由がわかったような気がしました。余り食べることができない南インド料理だからということはなく、料理としての完成度の高さ、サービスのそつのなさ、洒落た内装、ドリンクの充実さ、イタリアンやフレンチなどと比べるとお手頃に食事ができることなど総合力の良さだと思いました。

東京駅からも銀座からも歩いていけるアクセスの良さもあるので、静岡の人も一度出かけてみる価値はあると思います。最初ならミールスでも良いですし、多くのブログを予習してアラカルトで攻めてみてもいいかなと思います。ワインやビールも充実しているので呑兵衛の人でもOKですよ。それにしても静岡にもこのようなお店ができないものでしょうか・・・。


南インド料理 ダバインディア

東京都中央区八重洲2-7-9相模ビル1F(東京駅八重洲口近く)
03-3272-7160 11:15 ~ 15:00 17:00 ~ 23:00 (平日)
12:00 ~ 15:00 17:00 ~ 22:00 (土日祝日) 無休


休日:無休
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パリ・セヴェイユ@東京都目黒区

kage

2011/02/06 (Sun)

スイーツ激戦地自由が丘の大本命! パリ・セヴェイユ

毎年恒例の年一回の東京名店レポートです。今回もお正月に訪問したお店です。目黒区の自由が丘といえばケーキ好きが集まる聖地のような場所ですが、その中でも1、2の人気を誇るお店がパリ・セヴェイユです。日本語で「パリの目覚め」という意味のようです。

チョコレートのケーキが有名です

こちらのお店は、ケーキの他にパンと焼き菓子、コンフィチュールなどが揃っているうえにイートインができる広めのサロンがありますから、スイーツに関しては誰でもが楽しめると思います。特に男性ひとりでも浮くことがないのはうれしいですね。事実、この日もそのようなお客さんが多くおりました。

本来ならばプティガトー(カットしたケーキ)はサロンで頂き、パンや焼き菓子は持ち帰るというのが良いのでしょうが、時間がなかったので全てを持ち帰りとしました。しかももっと買いたかったのですが、賞味期限のこともあり限られたものしか購入できませんでした。店内は目移りするほど惹かれるものばかりです。

焼き菓子はお土産にぴったりです

プティガトーは500円前後のものが多いでしょうか。東京のケーキ屋としては平均的でしょうが、静岡のケーキ屋の値段から考えるとちょっと高めかと思いますが、満足度とボリューム、原価(材料費)を考えるとむしろ安いのではないかと思うほどです。

ビターなチョコがいいですね

今回はスペシャリテともいうべきムッシュアルノー(一番上の写真)を最初に選びました。あとはサントノーレキャラメルが前評判が良かったので欲しかったのですが、あいにくと売り切れだったので、見た目のきれいさでタルトフリュイルージュを選びました。ムッシュアルノーは、見た目も独創的ですが、味わいも見た目に負けない重層的なものがあります。これは一番下にヘーゼルナッツのダックワース、その上にミルク風味の板チョコ、その上にオレンジが効いたガナッシュチョコがのっています。

それぞれの部分を単体で食べてもおいしいのですが、ザックリと豪快に一度に食べるとそれぞれの味わいと風味が重なり合ってよりおいしく感じることができます。こちらのお店にはチョコレートを使ったものが多いのですが、色々なチョコレートを使い分けて個性豊かな物になっています。

タルトもいけますよ

もうひとつのタルトフリュイはケーキ屋ならどこでも見かけるポピュラーなものですが、こちらのものの特徴は下のタルト生地のザクザク感でしょうか。好き嫌いが分かれると思いますが、私は大好きなタイプです。上にのったラズベリーやブラックベリーなどもフレッシュで酸味が効いていて下の甘味とのバランスがいいのですが、やはり私的にはムッシュアルノーの方が好みでした。

ケーキの次のお楽しみはパンです。こちらはケーキ屋なのでパイ生地を使ったヴィノワズリーはおいしいのはもちろんのことフランスパンを呼ばれるハード系もなかなかのものです。今回の中で一番気に入ったのはクイニーアマンです。

バターの香りが生きてます

このパンは、一世を風靡したフランスはブルターニュのお菓子パンですが、今まで食べてきたクイニーアマンとは別格のものでした。上の平な部分は見事にガリガリのキャラメリゼで底はサクサクのパイ生地、中には有塩バターの甘しょっぱい旨味とそれぞれの旨さと食感の違いが凄いのです。砂糖やバターの量が多いのできっとカロリーは大変なことになっていると思いますが、それを忘れてしまいそうです。

このクイニーアマンを食べてもわかるのですが、こちらのケーキやパン、焼き菓子はどれもがはっきりとしているということです。ふんわり、ぼんやりとしている印象を持つケーキが多い昨今ですが、とてもメリハリがきいていて、一歩間違うと破綻してしまいそうな部位をギリギリのところで上手にまとめている印象があります。

ヴィノワズリーも外せません

その他にクロワッサンは、クイニーアマンに比べると平均的かもしれませんね。まぁ、これに関しては名店が多いですから仕方がないかもしれませんが、バターのリッチさと生地のサクッ、ホロッとするところはさすがですね。

パンもありますよ

もうひとつ、パイ生地以外のもので、パン・オ・レザンをいただいたのですが、こちらも上のリッチで旨い砂糖かけされた部分のおいしさに比べて生地のパンの部分が平凡に感じました。とはいえ、一定のレベルがあるとは思うのですが、値段を考えると他のパン屋さんに軍配を上げてしまいますね。

さて、こちらのお店で忘れていけないものに多くの種類が揃っている焼き菓子があります。袋に入っていてお土産にしやすいフィナンシェやケーク類の他に焼きっぱなしの自家用向きのものまで本当に迷ってしまいます。イートインのお客さんはプティガトーひとつとこちらの焼き菓子をひとつ選ぶ人も多いようです。

パイ生地がサクサクです

そんな中から今回はガトーバスクを選んでみました。名前の通り、ピレネー山脈近くのバスク地方のお菓子で、アーモンド入りのクッキー生地にラム酒が効いた水分が少ないクリームを挟んだものです。これは密度の濃いムッチリとした生地に甘さ控えめのクリームが上手に組み合わさっています。素朴だけど噛みしめるほど旨さがジワジワと感じられる郷土菓子の面目躍如といったところです。

最後は実家用にお土産に買い求めた各種のケーク類です。ひとつ200円から250円程度でしょうが、見るからに洋酒とバターが効いていている大人向けの様相を呈しています。自分用でフリュイをひとつ食べてみたのですが、見た目通りにラム酒漬けのドライフルーツがびっくりするくらいにたくさん入っていていけるのです。しっとりした生地の中とのバランスもよく苦いコーヒーや洋酒に合いそうです。

ドライフルーツがたっぷりです

それからこちらの焼き菓子に共通していることは保存料が入っていないので、賞味期限がこの手の焼き菓子にしてみると短めということがあります。まぁ、これは当然のことなんでしょうが、最近は脱酸素剤が入っているようなものが多いだけにうれしいですね。

と、今回は膨大で奥が深い、スイーツ好きの聖地ともいうべきパリセヴェイユ、マニアは略してパリセ初体験でしたが、さすが人気店、実力店だなぁと感服してしまいました。フランス伝統の技法に日本と世界中から取り寄せた豊かな素材をおしみなく使い、ブレのない自分のスタイルを築いているのは凄いだと思います。

東京を代表するケーキ屋さんですよ

こちらのお店のファンは東京はもちろんのこと日本中にいるのも納得できます。静岡のケーキ屋のオーナーと話していて「静岡では本格的なものを作ると売れない」と聞くことがありますが、パリセやオーボンビュータンの商品を食べてみると、甘いものはとことん甘く、苦いもの、塩気のあるものと非常にメリハリが効いていて、好き嫌いが分かれるものがあるということです。

こちらのお店が出来てからまだ10年経っていないのですが、すでに老舗の風格を備えていると思いますし、年中無休のうえに長時間の営業と広めのサロンの存在、自由ヶ丘駅から歩いて3分ほどの距離という立地の良さもあって、スイーツ好きの方は東京へ行かれたら一度は聖地巡礼してもらいたいですね。近くには名店も多いですし、東京のレベルの高さと裾野の広さを実感すると思います。


パティスリー パリセヴェイユ

東京都目黒区自由が丘2-14-5 館山ビル 1F(自由が丘駅、大丸ピーコック近く)
03-5731-3230  10:00~20:00 年中無休

オーボンヴュータン@東京都世田谷区

kage

2010/05/09 (Sun)

伝統的フランス菓子を楽しむ!オーボンヴュータン

今日は母の日です。お世話になっている母親にプレゼントを贈られた方も多いのではないでしょうか。そんなプレゼントにも自分用にも最適なフランス菓子を提供してくれているのが東京都世田谷区尾山台のオーボンヴュータンです。また、このお店は日本におけるフランス伝統菓子・ケーキの母親(父親)的な偉大なる存在でもあると思っています。

見た目も古典的です

こちらのお店はケーキ好きの方には今更説明不要の超有名店ですが、静岡県ではデパートの物産展やケーキフェアなどでの出店もなく知名度は今ひとつかもしれません。何でも一流が揃う東京でスイーツ、それも洋モノとなると最近ではカリスマパティシェの派手はお店や最先端でモダンなお店が多く取り上げられがちですが、いぶし銀のようなこちらのお店のような存在があるからこそ、そのようなお店も光り輝くのかもしれません。

私が訪れたのはお正月の2日ですが、ちゃんと営業しておりました。しかも店内は多くのお客さんで賑わっています。お年賀用や自家用などそれぞれでしょうが、皆ウキウキして商品選びをしているようでした。私のように聖地巡礼のように地方からこのお店に来られた人もいるようです。それから、こちらのお店は店員さんもお客さんも男性が多いですね。大人、男性に好かれるお店ともいえるかもしれません。

光輝くケーキたち

店内は、今時のケーキ屋よりも重厚で、密度が濃いのが特徴です。お菓子の種類も豊富でこれだけのものが一度に揃う店はそうそうないのではないでしょうか。アントルメと呼ばれるケーキはもちろんのこと、焼き菓子にヴィノワズリーを初めとするパンにチョコレート、ジャム、キッシュ、アイスクリームまであります。イートインコーナーにはカウンター席もあります。それから特筆すべきはアルコール類が充実していることで、昼間から優雅なひと時を過ごすことができます。

最初は、焼き菓子から選んでいきます。取り寄せもできますが、やはり本店であれこれ選ぶのは楽しいですね。こちらの焼き菓子は見た目は地味ですが、食べてみるとその奥深い味わいにびっくりするものがあります。静岡のケーキ屋の評判の焼き菓子と同じかちょっと高いだけで、これだけ違うのかと思ってしまうほどです。本格的という表現が正しいのかわかりませんが、「きっと本場フランスのものはこんな感じなんだろうな」と思ってしまいます。

ここの焼き菓子は充実していますよ

この日は、ガレットブルトンヌ、フィナンシェ、マドレーヌ、ガレットフィノアなどを購入してみました。どれも他の店のものより色が濃いのが特徴でしょうか。値段はデパ地下のチェーン店系ケーキ屋と同じ程度ですから詰め合わせで買っても問題ありません。あと、フランスの地方独特の私の知らないようなものが多いのも特徴です。フランス菓子好きにはたまらない一角かもしれませんね。

さて、家に帰ってからおやつとして食べていきます。ガレットブルトンヌのサクサクの生地、ネットリムッチリとした中身、塩気とバターのコク・・・と、ひとつひとつの要素を見ると、くどくてしつこそうなんですが、最近の軟弱の焼き菓子とは一線を画すガツンとしたヘビーな一品になっています。が、それが高次元でまとまっているのでおいしいのです。

お土産に最適です

このヘビーでいながらペロッと食べてしまうマジックのような焼き菓子を堪能できたのが、ガレットフィノアです。これは、強めの焼きの中にしっかりとキャラメリゼしたクルミと焦がしバターの香りが強いフィリングのマッチングが最高です。ネットリを通り越してネッチョリとしているのですが、それがたまらないのです。カロリーは高いのでしょうが、そんなことは無視をしてあともうひとつ食べたくなってしまいます。

次は、パンを選んでいきます。が、この前に寄ったお店でちょっと買ったのでそれほど買えないのです。久しぶりにこちらのお店に寄ったのですが、これほど充実していたとは思いませんでした。ケーキ屋のパンコーナーとは思えないほど揃っています。その品揃えですが、やはりヴィノワズリーと呼ばれるパイ生地系のものやフランスパン生地のものが多いですね。

サクサクの生地が旨いです

ここは、やはりパイ生地を使ったもの、中にはフルーツのものを選んでみました。あとはクロワッサンですね。こちらはクルマの中で食べてしまいました。これもサクサクの生地にバターの香りがしてなかなかのものでしたが、それ以上だったのが持ち帰って食べたリンゴのコンポートが入ったパイ生地のものですね。限りなく薄い生地の中に甘酸っぱいリンゴのコンポートのバランスがいいですね。

いよいよ、メインイベントのショーケースの中にキラキラと輝く生ケーキ(アントルメ)を店員さんのアドバイスに従って選んでいきます。午後3時頃なので売り切れのものもありますが、ネット情報によると普通?の土日などは午後になるとほとんど売り切れてしまうこともあるとのことで、この日はけっこう良かったのかもしれません。

モンブランですよ

最初はモンブランです。350円と手頃な値段です。が、値段以上の価値があると思います。基本に忠実なメレンゲ生地にマロンペーストとクリーム、生クリームというなんてことのないものなんですが、どれもが突出していないのに、食べ進めていくと止まらなくなるのです。最近の栗を前面に出したリッチなものでなくバランス重視さがポイントなのかもしれません。

そのバランスの良さが表現されていたのが、ミルフィーユオフレーズ(一番上の写真)でした。このケーキも好きであちこちで食べるのですが、それらと比べるとどっしりとしているのに軽くペロッと食べてしまえるのです。イチゴを贅沢に使うのでなくイチゴジャムの酸味とカスタードの甘みの対比の妙がいいのでしょうか。あとそれをパイのサクサク感とバターのコクと香りが補完しているのだと思います。

オーボンビュータンという名前のケーキです

最後は、店名のオーボンビュータンです。見た目はクレームブリュレなんですが、食べると違うんです。コンコンとキャラメリゼしたパリパリの蓋を開けてから食べるのは一緒なんですが、中には洋ナシのコンポートと洋酒たっぷりのスポンジ生地などが入っているのです。ふんわりどころか、しっかりと効いた洋酒が大人の味かもしれまえせん。こちらもけっこう甘いのですが、その甘みに嫌味というかしつこさがないのです。人間が本来持っている自然の甘みへの欲求に応えてくれているような気がするのです。これはリピートしたいですね。

以上、こちらの菓子を久しぶりに食べてみての感想は、基本がしっかりできているのは当然のことながら、甘いものは甘く、酸っぱいものは酸っぱく、焦がすものは焦がす、バターを使う時はしっかりと効かす・・・といったクラシックなフランス菓子の真髄を味わえるといったところですね。私が好きな路線です。

泣く子も黙る名店です

と、こちらのお店は静岡のケーキ屋では味わうことができないフルラインナップの品揃え、行ったことがありませんが、パリのパティスリーを思わせるような重厚でいながら居心地、選び甲斐がある雰囲気、伝統を尊重しつつ日本の風土と素材を生かした商品の数々、今時の高い東京の有名店よりもお手頃な価格、酒類も揃えるイートインの存在・・・などなど甘い物好き、スイーツフリークにとっては聖地のひとつといっていいと思います。

こちらのお店、日本橋の高島屋にも出店があり、多少のケーキや焼き菓子を買うこともできますが、やはり尾山台の本店に行ってみることをお勧めします。横浜港北のIKEAに行くことがあれば第3京浜に乗ればすぐですし、用賀のインターからそう遠くありません。もちろん電車で行っても問題ありません。私は毎年の新年立ち寄りスポットとして定着すると思います。次回はショコラなんかも買いたいですし、イートインコーナーでアイスも食べなくてはいけませんね。


オーボンヴュータン 尾山台店

東京都世田谷区等々力2-1-14(東急大井町線尾山台駅、第3京浜玉川インター近く)
03-3703-8428 9:00~18:30 水曜休み

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