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カテゴリ:温泉(静岡県) の記事リスト(エントリー順)

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kage

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観音温泉@下田市

kage

2009/05/17 (Sun)

奥伊豆に隠れた名湯あり! 観音温泉

温泉天国の伊豆にあって、下田の観音温泉は我が家のお気に入りの温泉施設です。伊豆は東西南北、中に奥・・・と数多くの温泉に浸かってきての結論ですが、お湯の存在感が他とはあきらかに違うと思っているからです。

これがおすすめのアメリカンスパですよ

下田というと、海!のイメージがありますが、この観音温泉のある場所は下田と天城と松崎のトライアングルの中心ともいえる山の中、里山の中にひっそりとあります。県道の下田松崎線から細い道を3キロほど入った「この奥に本当にホテルがあるの?」と思われるような場所にあります。

この観音温泉の別名ピグマリオンといいます。そして日帰り温泉でも入れる立派な浴殿がガラティアと、なにやら怪獣映画かギリシア神話に出てくるような別名がついています。でも怪しげな宗教的なものでなく真っ当な温泉、しかも鉄筋造りの大きなホテルですから安心をしてくださいね。

立派な浴殿です

さて、ここの温泉の良さといったら、なにはなくても温泉の持つパワーです。温泉の魅力のひとつに『ツルツル』とか『ヌルヌル』といった肌触り、浴感がありますが、こちらの温泉はヌルヌル中のヌルヌル、水に入っているというよりもなにか化粧水、栄養クリームにも入っているような肌にまとわりつくような、なめらかなものです。化学的にはアルカリ度が非常に高く日本でも指折りのものです。しかも強アルカリなのに軟水という優れたものなのです。このお湯に惚れ込んで東京などから通う人が多いそうです。

総檜造りの内湯です

このヌルヌルの温泉を一番気持ちよく感じさせてくれるのが内湯です。総檜の立派な浴槽は41,2度の適温からちょっと熱めのものと38度程度のぬるめのものがあります。寒い時期なら熱めの浴槽で体をあたためてからぬる湯でまったり、春から夏の時期はぬる湯でウトウトまどろむのがぴったりです。石造りの浴槽が多い昨今ですが、やはり檜の浴槽が好きですね、私は。もちろん、湯口から飲泉できます。

この内湯、浴槽はもちろん源泉掛け流しですが、洗い場のシャワーやカランからも源泉が出てきます。これは源泉が豊富だから出来ることで、これで髪や体を洗ったらピカピカツヤツヤになってしまいます。おまけにシャンプーやリンスなどは、ここの温泉水から作ったオリジナルのものです。さらに源泉で顔を洗うことができる木製の台まであります。特に女性用の浴場では『美顔の湯』という顔専用のジェット風呂、泡風呂?まであるそうです。

石造りの露天風呂です

最近の温泉には露天風呂が必須アイテムです。こちらも山の中ですから当然のごとくあります。名前は『星空の満天露天風呂』とありふれたものです。が、やはり源泉100%のお湯は気持ちよいものです。しかもぬるめの温度は春とか秋の気候の良い時期には最高です。露天風呂は内湯と違って石造りとなっています。注意することは、日陰がないので晴れの日には日焼けに注意することと、午後の早い時間にはお湯が溜まりきっていないことがあることです。

そして、このガラティアならではの浴槽にアメリカンスパ(一番上の写真)なるものがあります。これは比較的新しく追加されたものでレトロな建物の中に大きなジャグージが備えられているのです。浴槽の縁にあるボタンを押すと物凄い勢いでジェット水流が巻き起こります。これに腰とか肩を当てると凝っている体がフニャフニャになってくるのがわかります。この浴槽はキワモノ扱いなのか人気があまり人気が無くすいていることが多いのでまったりするも良し、大きいのでウォーキングするも良しと、密かにお勧めできます。

小さめのサウナですよ

この他にも、屋外に小さなサウナもあります。『森のサウナ』と名づけられており、寒い時期には体を暖めるには具合がいいですね。本格的なものではないので、サウナマニアの方にはお勧めできませんが、やはり小さくてもサウナがあって汗を体内から搾り出すのは気持ちいいものです。

と、ここの温泉はアルカリ性単純泉という温泉の基本中の基本のもので、無味無臭で硫黄泉や鉄泉などの匂いや色などの個性は感じられませんが、実際に入って自然と体が喜ぶ気持ち良さ、心地良さがあると思います。特にこのヌルヌルさ、ビロードのような肌触り、美肌の湯は特に女性には喜ばれると思います。

お洒落なインテリアのロビーです

この女性好みの仕掛けはハイセンスなロビーのラウンジやタオルがいらないエアータオル、更衣室にある各種のオリジナル基礎化粧品やおみやげコーナーにある化粧品のお試しコーナーなどにも感じられます。増築を重ねて館内の造り、動線がイマイチなところや従業員の中にはぶっきらぼうな人もいて気になるかもしれませんが、日帰りなら問題ないと思います。(宿泊すると違うかもしれませんが・・・)

オリジナル化粧品も試せますよ

なお、観音温泉といったら温泉水でも有名です。色々な大きさのペットボトルなどで販売されていますし、更衣室にある冷たいボトルジャグでグイグイと飲むことができます。お風呂の前後には水分の補給が必須ですから有難いものです。

と、下田の観音温泉はアクセスがあまり良くない場所にありますが、温泉好きの人、長湯派の人、ヌルヌルのお湯に関心のある人ならば一度は寄ってみても損はないと思います。ホテルの立ち寄り湯ですから1,000円とちょっと値が張りますが、2,3時間はのんびりとできますから、入浴後は心身ともにリラックスでき、値段も納得できると思います。

P.S.入浴可能時間が短いのでご注意ください。麓の県道沿いにおふくろまんじゅうというおいしいまんじゅう屋さんがありますよ。


奥下田 観音温泉

下田市横川1092-1
0558-28-1234 12:00~15:00入館まで 年中無休 

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町営やまびこ荘@賀茂郡西伊豆町

kage

2007/11/11 (Sun)

伊豆の山奥に名湯発見! やまびこ荘

静岡県で一番の温泉地と言えば100人中98人位が伊豆!と答えるはずです。その伊豆の中でも知る人とぞ知る隠れた名湯が西伊豆の山奥にある祢宜畑(ねぎのはた)温泉町営やまびこ荘です。

これぞ正真正銘の掛け流しです


この温泉、公営温泉施設にありがちな豪華な温泉施設でも見晴らしが良い露天風呂があるわけでもありません。シンプルな内風呂があるだけの単純明快な温泉ですが、「温泉ってお湯が良ければそれでいいじゃん!」と納得できてしまう心地よさがあるのです。施設重視派でなく泉質重視派にお勧めしたい温泉です。

先に施設重視派は辛いと先に書きましたが、この温泉施設、ある意味では逆にとても面白い温泉施設でもあります。それは、廃校になった木造校舎をそのまま利用しているのです。最近映画で流行りの懐かしい昭和時代、それも昭和30年代以前の田舎の風景にどっぷりと浸ることができるのです。

木造校舎が頑張ってます


受付は元の事務室、浴室は元の職員室を改装したもので、教室は現在では素泊まりで泊まれる部屋になっています。もちろん宿泊代も公営ですからひとり一泊3千円以下の激安価格です。夏休みなどは子供連れなどに大人気です。まぁこの値段なら高級なキャンプ場で泊まるのと大差ないですからね。東京などから1泊で来るには最適な場所ですからなおさらです。

浴室は、木造の5、6人が入れる大き目な浴槽の横に一人で入るには丁度よいタイル張りの小さめな浴槽があります。このような場合、普通はどちらかが熱いものですが、こちらはどちらも同じような温度なのです。その温度も人肌からちょっと熱め位の「ぬる湯」と呼ぶもので、のぼせず長湯ができる私好みの湯温なのです。 

このぬる湯のためか、受付の人に「温いですからゆっくりと浸かってください。熱いお湯も出ますから熱くして入ってもらっても良いですよ」との声が掛かります。夏場はこのぬる湯が気持ち良いですが、これからの寒い季節はこの温度ですとちょっときついこともありますから、小さめな浴槽を熱めにして交互に入るのが良いかもしれません。この熱冷交互入浴法は温泉好きの中ではポピュラーで人気のあるスタイルです。

温度も私好みなら泉質も湯量も私好みなのです。まずは湯量。ザァーザァーと掛け流しのお湯が浴槽のヘリから流れ出て洗い場にはお湯の膜が常時出来ています。山梨などではこれよりも大量の洪水状態の温泉もありますが、静岡県ではけっこう上位の洪水状態ではないでしょうか。ということは、いつでも新鮮ピチピチの鮮度抜群のお湯には入っていられるということです。

次に泉質は、現在ではカルシウム・ナトリウム強酸塩泉という何がなんだかわからない泉質ですが、古い泉質表示法では石膏泉となります。そう、この温泉は甘い石膏の香りがほのかにしているのです。そして香りだけでなく新鮮なために肌にびっちりと泡がまとわりついてくるのです。温泉好きには「アワアワ温泉」としてこれまた人気のある泉質なのです。

またアルカリ度が高いので、ヌルヌルしている感じがするのです。こちらのヌルヌル度はまったり系でなくさっぱり系のヌルヌル系で上質のビロードのような肌触りなのです。お肌すべすべ、入浴後はホカホカの本物の温泉力が実感できるかと思います。

と、これらの上質なお湯が土日でも不便な場所にあるためか比較的というか大体において空いている状態で入ることができるのです。4回ほど日曜日に行きましたが、ほとんどが貸切状態で入ることができました。外から聞こえてくる鳥やセミの声を聞きつつ、のんびりと良いお湯に浸かっていると「極楽、極楽」「温泉好きで良かったなぁ」と、うれしいため息が出てきます。

冬でも泳げるプールです


さらにこのやまびこ荘には屋外のプールがあります。プールには温泉が入っていますので1年中利用可能です。リゾートさは望むべくはありませんが、これまた大人ひとり200円という格安価格で利用できるのはスポーツ派にもお子さん連れにも嬉しい限りです。夏場以外は体が冷えたら温泉で暖まってから出ないと辛いですが・・・。

と、良いことばかり書いてきましたが、問題点はアクセスが余りよくないことです。西伊豆の市街地から途中狭くなる県道を20分ほど走る必要がありますし、この施設から天城方面へと向う県道は車のすれ違うのも困難な細~いクネクネ山道がちょっと嫌になるほど続きます。運転に自信のない人や車に酔いやすい人は西伊豆の市街地から往復する方法がお勧めです。

二宮金次郎ですよ、奥さん


数々ある伊豆の温泉施設の中でも異色のやまびこ荘ですが、温泉好きの方はもちろんのこと、木造校舎に通ったことのあるオヤジ世代の人、伊豆の自然にどっぷりと浸かってみたい人、ちょっと変わった温泉に入ってみたい人など色々な世代の人に一度行ってもらいたい温泉施設です。


西伊豆町営やまびこ荘

賀茂郡西伊豆町大沢里150
0558-58-7153 9:00頃~17:00 年中無休
入浴料 大人500円


湯らっくすの湯@伊豆の国市

kage

2006/08/06 (Sun)

心頭滅却すれば・・・! 湯らっくすの湯

夏はヌル湯でまったり長湯!がポリシーの私ですが、たまには熱い湯に短時間浸かって体をシャッキリさせたいと思う時もあります。特に朝早い目覚めの温泉なんてのにはこれに限ります。伊豆ドライブの際に便利なのが伊豆長岡温泉の「湯らっくすの湯」です。

シンプルな浴槽です


ここはおしゃれな名前の公共温泉施設ですが、源泉掛け流しを守っているのは立派です。おまけに朝6時から営業しているのは、さすがに歴史のある伊豆長岡温泉の共同浴場から出発している名残でしょうか。

朝早くから営業していますので、渋滞を避けるために早朝ドライブをしてきた時に疲れた体をリフレッシュするにはぴったりです。眠気もぶっとびます。熱い湯が苦手な子供さんなどは隣に足湯がありますから使いわけができます。

丁寧な注意書きです。


伊豆の温泉は比較的高温の温泉が多いのですが、源泉で60度、湯船でも43度から44度はありますから、湯温40度くらいが主流になった現代においては熱い部類に入るでしょう。注意書きが入口や脱衣所などにありますから、後で文句言う人がいたのでしょうか。そうそう、熱いからと水を入れようにも水の蛇口はありません。この辺りの頑固さも良いですね。

泉質は単純泉で、無味無臭の透明なものです。確かに温度は高めですが、水道水を沸かした42度と温泉の42度は入り心地が違います。最初はちょっときつめですが、温泉成分のためか一度入ってしまうと体に馴染んできてしまうのです。長湯はできませんが、けっして苦しいという感じはしません。十分に熱くなった体を浴室の隣の露天になっている縁台に腰掛けてクールダウンさせるのは気持ち良いの一言です。

浴槽は、伊豆石でできたもので、大きさは4人ほどで一杯になります。豪華さはありませんが、共同浴場はこれでいいという潔さがあります。脱衣所もきれいですし、お風呂上りにちょっと休憩できる畳敷きのスペースも完備しています。必要最小限のものがコンパクトに高次元でまとまっている感じですね。これもお湯が良いからこそのものでしょう。お湯がよくないと施設をコテコテと豪華にして誤魔化して人を集めないといけませんから。

新築になってきれいになりました


この施設、以前は伊豆長岡北共同浴場という地元の組合員が経営していたのですが、組合員が少なくなって老朽化した施設の改築もできなくなったので当時の伊豆長岡町が経営に乗り出すことになったそうです。名前も今風の湯らっくすの湯というものになり、バリアフリーとなって誰でも利用しやすくなりました。

ここは、内湯だけのシンプルさ、掛け流し、昔ながらのちょっと熱めの湯温・・と、好き嫌いは出るかもしれませんが、伊豆長岡のお湯を気軽に楽しめる施設だと思います。


伊豆長岡温泉 湯らっくすの湯

伊豆の国市長岡157-5(伊豆の国市役所近く)
055-948-0776  6:00~10:00 13:00~21:00
入浴料 300円



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