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おおはら@静岡市葵区

kage

2007/02/18 (Sun)

20種類のおでん種揃ってます! おおはら

巷ではしぞーかおでんがブームのようです。この影響か静岡の街中にあるおでんの有名店ではけっこう繁盛しているようです。偏屈なオヤジはそんな有名店でなく、郊外にある隠れたおでんの名店を発掘してきました。行き当たりばったりで見つけたお店なのですが、琴線に触れるものがありまして2週連続で行ってしまいました。

たけのこが入っているおでんです


このお店、駄菓子屋系に入るのでしょうか。近所の子供のおやつとして、家族の夕食のおかずの一品、晩酌のお供として、店で食べるも良しお持ち帰りにも良しと色々なシチュエーションで楽しませてくれます。

このお店のおでんの特徴は、安いこと、おいしいこと、種類が豊富なことの3拍子が揃っていることです。まぁ、静岡おでんのお店はどこもこの3つが揃っているのですが、このお店はそれぞれが高次元なのです。

この中に20種類のおでん種が揃ってます


まず、安い。今年から1本60円に値上がりしたとはいえ、おでん種の大きさを考えたらお値打ち感たっぷりです。たとえばじゃがいもなどはメークインが丸のまま串に刺さっているのです。卵よりも大きなじゃがいもがゴロンゴロンと黒いおでんつゆの中で泳いでいます。練り物も大きいですね。厚揚げなどは普通は3分割の長方形ですが、こちらの店は半分切りの三角形です。なるとや揚げ半なども他の店よりも大きめです。

握りたてのおむすびです


おでんのお供として欠かせないおにぎりも1個80円の安さです。しかも握りたての熱々を提供してくれるのです。おかか、鮭、こんぶの定番3種類を気分によって食べる事ができます。おにぎり1個とおでん7本でジャスト500円のワンコインです。これならば男性でもけっこう満足できる量でしょう。

次においしこと。まぁ、これは好みの問題もありますが、比較的あっさりとしていることが私の好みと一致しました。汁の見た目は静岡おでんの特徴でもある黒く濃そうですが、おでんを食べてみると味は染みているけどいやらしい濃さ、くどさを感じないのです。このあっさり感のせいでしょうか、女性のお客さんが多いのも納得できます。

じゃがいもの大きさにびっくり!


このあっさり、やさしい味の秘密はおでんに対する愛情、マメさ、そして基本に忠実に仕事をしているおかげでしょうか。モツなどの臭さの残るものの下ごしらえの丁寧な仕事をしていることとじゃがいもや卵、こんにゃくなど種によって下煮の時間を変えていること、おでんが出る度に汁をこまめに継ぎ足すことによる味の均一化を図ることなどなど1本60円のおでんにも妥協を許さない丁寧な仕事が何時食べてもおいしいおでんの秘密なのでしょう。

このような味だからこそ、遠方に嫁いで静岡の実家に帰ってきた時は、この店のおでんが恋しくなってお鍋を抱えて必ず買いにくる常連さんがいるのでしょう。あと、静岡おでんの味のポイントでもあるダシ粉も最初からサバ節と青海苔も混じったチープなものでなく、サバ節と青海苔が別々に容器に入っています。それもけっこう上等なものです。こういう方式のお店って少ないですね。ちなみに味噌ダレはありません。

最後の種類が豊富なことですが、静岡駅南のバナナとかトマトのおでんを出す店には負けるのでしょうが、常に20種類以上串に刺さっているのは珍しいのではないでしょうか。

肉系では、モツ、牛スジといった定番からフワ(牛の肺臓)といった今では出す店が減ってきた種やつくねなんてのも揃っています。野菜関係では、じゃがいも、大根といった定番はもちろんのこと、タケノコなんて珍しいものもあります。練り物関係では餅巾着が入っています。味の染みた油揚げの中からトロッーとお餅がとろけて出てくるのが好きなのです。

ラーメンもやってますよ


それからこのお店、ラーメンもやってます。ラーメン好きなものですから食べたのですが、普通でした・・・。あっさりとした中華そばですね。私のおすすめはおでん+おにぎりです。

このお店、駄菓子屋系おでん屋さんの例に洩れずおばちゃんひとりで切り盛りしています。仕込みからおでん鍋の番、接客、おにぎりやラーメン、夏はかき氷などの厨房仕事まで休む暇なく働いています。おばちゃんの話では好きではないけど生きていくために一生懸命やっているだけということでした。このおばちゃんの仕事振りとおいしさに引かれてひっきりなしにおでんを求めて常連さんがやってきます。子供からは「いい加減値上げしたら」「今時1本50円でやっている店なんてないよ」といううれしいアドバイスで渋々値上げしたとのことです。

住宅街の中にひっそりとあります


このお店、郊外の目立たないどこにでもある住宅街の中にポツンとありますが、安くておいしい静岡おでんを探しているのなら一度は訪ねる価値はあるかと思います。少なくとも浅間通りの有名店よりもコストパフォーマンスは高いと思います。

先日大々的に行われた静岡おでんフェスタにも出店要請がきたそうですが、店を閉めると近所の常連さんが困るのと屋台ではいつもの味が出せないということで断ったそうです。このおでんに愛情を注ぎ1本1本に丁寧な仕事をしているおばちゃんがいる限り静岡おでんは永遠に不滅でしょう。


おおはら

静岡市葵区千代田5-9-23(千代田小学校近く)
054-247-2083 水曜休み 11:00~19:00


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パティスリー クロシェット@藤枝市

kage

2007/02/04 (Sun)

チョコレートでとろけよう! クロシェット

2月14日はバレンタインデーです。しかし、チョコレートショップに並ぶトリュフなどは1粒200円位はします。貰うにはいくら高くてもよいのですが、自分で買うには勇気がいります。しかし、2粒くらいの値段でおいしいチョコレートケーキが食べられるとなると話は別です。

これがグランショコラですっ!


そのお店は藤枝にあるパティスリー クロシェットのスペシャリテ「グランショコラ」です。このお店、ケーキの激戦地藤枝市に出来て1年ほどの新しいお店ですが、口コミでジワジワと人気がでてきています。

私はおいしいと言われている静岡市近郊の評判のケーキ屋さんやグルメランキング上位のお店にあちこち行きましたが、正直東京や神戸、横浜などのケーキ先進地の有名店には1歩も2歩も遅れていると感じておりました。まぁこれは全国区と地方区の違いで仕方がないのかもしれませんが・・・。

しかし、クロシェットのグランショコラに関しては、先進地の有名なケーキ屋さんのケーキに比較しうるおいしさだと思います。久しぶりに静岡県内でおいしいっ!と思えるケーキを食べました。値段も420円とお手頃ですしポーションも大きめで満足感が高いです。

ショーケースはパラダイスやー


今日はイートインができるカウンターでいただきました。上はビターチョコレートで厚めにコーティングされ、中は濃い目のチョコムースにガナシュビスキュイが少し挟まれています。見た目はどこのケーキ屋さんにもあるようなシンプルなものです。

フォークで上からガツンと切れ目を入れて口に入れます。コーティングされたチョコの苦さと酸味、ムースクリームの甘苦さのバランスが高次元に調和されています。さらに少しのビスキュイが効いています。洋酒の香りも控えめでチョコレートのおいしさが満喫できます。チョコレートを愛してやまないパティシエの渾身の一品ですからチョコの魅力を存分に味わうことができます。

スイーツ好きはもちろんのこと、ビターなチョコレートは好きだけど甘いものはちょっと・・・という方にもお勧めできます。材料のベネズエラ産の高級カカオ豆も良いのでしょうが、それを生かしきっているパティシエの技もさすがプロだなと思わずにはいられません。濃いコーヒーや赤ワインなどのお酒と合わせたら抜群だと思います。

エスプレッソという名のケーキです


このケーキが余りにおいしかったので、他のケーキも、と思いチョコレートを使ったもので、毛色の変わった「エスプレッソ」というコーヒー系のムースを使ったケーキを追加。これはまぁ、普通でした。最初に濃いケーキを食べたので物足りなさを感じたのかもしれません。これも丁寧に作られていましたが、やはり最初の印象が強すぎました。

最初のケーキがおいしかったのと、マンスリーケーキが品切れで食べられなかったので間を置かずに2度目の訪問をしました。今回は午前中でしたのでお目当てのものがありました。

マンスリーケーキです


この店のケーキの楽しみのひとつに月変わりにケーキを提供するマンスリーケーキというものがあります。季節の果物を使ったものや旬を感じさせる雰囲気を持ったものがスペシャリテで登場します。今月は「ジョセフィーヌ」と名づけられたチョコとフランボワーズを使ったケーキです。

酸味のあるフランボワーズやカシスとチョコの相性はバッチリなので期待が持てます。食べてみての感想は、想像できる味で、おいしいけどあともう一工夫欲しかったかなというのが私の感想です。これはここのケーキ屋さんのケーキがおいしいので辛口になってしまうのですが、もう少しメリハリが欲しいような感じがしました。

ミルフィーユ生地はサクサクです


あともう一つ食べたものが「ミルフィーユショコラ」。これはツボにはまりました。もともとミルフィーユ好きなのものですから点数が甘くなってしまうのですが、苦味が効いたしっとりしながらもサクサクのココアを生かしたパイ生地にカスタードとこれまたほろ苦いチョコを合わせた柔らかめのクリームとの相性がぴったり決まっています。リキュールの香りも効果的でアッという間に食べてしまいました。ミルフィーユはイチゴでしょっ、やっぱりという方にも一度食べていただきたい一品です。

このお店、チョコレート関係のケーキだけで10種類以上ありますから全種類制覇したくなります。パティシエは常にチョコレートを使って新しいケーキができないか考えているそうなので、これからの新しいケーキも非常に楽しみです。もちろん、季節の果物を使ったタルトやモンブランも食べてみたいですね。それから接客担当の奥様はワインエキスパートということでケーキやチョコとワインや洋酒とのマリアージュを提案していてくれそうで楽しみです。

そのほかにもクッキーやマカロン、フィナンシェなどの焼き菓子や生チョコやトリュフチョコ、オリジナルの板チョコなどプレゼントになる日持ちのするお菓子も豊富に揃っています。

それからこのお店、うれしいことにパイ生地を使ったパンも売っております。クロワッサンなど種類は少ないですが、パン屋さんのものとは違うテイストで楽しめます。この日はクロワッサンとパンオショコラを持ち帰りました。

アーモンドスライスがポイントです


パン・オ・ショコラは、中のチョコと生地のバランスが大事ですが、ここのものは抜群とはいえないまでも十分に合格点を得られるおいしさです。個人的には生地のサクサク感がもう少し欲しかったですが、中のチョコはさすがのおいしさです。1個150円はお値打ち感アリですね。

このお店のパティシエは静岡や東京、軽井沢のホテルのペストリーショップで実績を積んだ方で、満を持しての出店のようで、昨今の修行数年でお店を出される方や趣味が高じて店を出された方々のお店とはどこか違う緊張感があります。

オヤジにとってのケーキ屋さんのショーケースの楽しみは、派手さやきれいさよりも一個一個のケーキが放つ完成度やバランスの良さを追求したくなります。ケーキの上の果物の多さを競うデコレーションの派手さやネーミングのかわいさ、おもしろさは二の次です。シンプルでオーソドックスのネーミングがあるだけの地味でありながらもどこか気品のある佇まいを見せるケーキが好みです。お店もカントリー調や白さを生かしたかわいさよりも、このお店のように質実剛健のパリの街角にあるようなお店にポイントをあげたくなります。

目立たない住宅地にありますよ


と、いつもの癖でお店の人に色々と聞いたところ、好きなお店の一番が世田谷は尾山台の「オーボンビュータン」と聞いて納得いきました。老舗中の老舗でパリの雰囲気を味わえるオーソドックスながらも完成度の高いおいしいケーキを出す名店にあこがれて精進しているなら、この店の品々は間違いないのかもしれません。また総花的にあれもこれも取り揃えているケーキ屋さんよりもひとつのジャンルに力を入れて魅力ある商品があるこのような店はやはり良いですね。

これから毎月1回は何が出るかわからないマンスリーケーキと定番のグランショコラ、あとチョコ関係のケーキを何かお土産に買うことになりそうです。


パティスリー クロシェット

藤枝市高柳3-26-32(高洲交番、高洲小学校近く)
054-636-7336 10:00~19:00 月曜休み


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