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天神坂@長野県飯田市

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2007/09/23 (Sun)

地のきのこを満喫しよう! 天神坂

味覚の秋到来! 食いしん坊にとっては秋から冬にかけてはおいしいもののオンパレードになってきます。そんな中でも秋のきのこ料理は外せない旬の料理ですね。そんなきのこを思いっきり味わえるのが長野県は南信濃の飯田にある季節料理の天神坂です。

松茸としょうげんじです


このお店、店以上に店主の松永モモ江さんが有名です。春の山菜、夏の摘み草、秋のきのこ、冬の山肉と四季それぞれの地元の季節料理をあれこれアレンジしておいしく出してくれる料理屋さんです。土日などは名古屋などの都会から田舎のおいしい料理と女将さんとの会話を楽しみにくるお客さんで一杯になります。

場所が静岡から遠いので、なかなか行きにくいのが難点ですが、秋の季節には1回は行くようにしています。その理由は松茸を食べること、地のきのこ(雑きのこ)を食べることの2つです。松茸だけを食べるなら静岡でもどこでも食べることができますが、国内産の松茸を格安にひとり1本食べられて、おまけに珍しい雑きのこを色々とおいしく食べることのできるお店って此処以外なかなか思いつかない貴重なお店だと思っております。

これが看板と暖簾です


秋のお店はまさにそのような思いをしたお客さんで一杯になります。事前予約が必須です。予約の際は予算を言って後はお任せです。予算は松茸の相場によって変わってきますが、5千から7千円でしょうか。これできのこがたらふく食べることができるのですからお値打ちだと思います。

メインの松茸は「焼き」「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」の3つから選びます。店のおすすめは「しゃぶしゃぶ」です。鹿児島黒豚の3枚肉とレタスと地のきのこがついてきます。この日は「しょうげんじ」という見るからにきのこという形の鍋にぴったりのきのこがついていました。ここでは料理の一品ということで全てが軽めの量となっています。

しゃぶしゃぶして食べます


このしゃぶしゃぶ、お出汁も薄めなら豚肉も脂が少なめのアクが出ない上等なもの、さらに野菜もレタスのみと全て松茸の香りと味を殺さず生かすものばかりです。このおかげか松茸のシャキシャキ感と香りの良さを堪能できます。口の中が松茸の香りで満たされる幸福感は秋ならではのものです。

さらにしょうげんじ、別名コムソウの松茸とは違った楽しみ、合間に食べる豚肉の濃さ、レタスのしんなり感・・・と、松茸との対比とバランスの妙が味わえる鍋でした。もちろん後で飲む汁も松茸としょうげんじの味が出ていて抜群です。松茸の土瓶蒸しワイルド版って感じでしょうか。

シャキシャキ感がたまりません


この日は松茸が豊富だったのか女将さんの機嫌が良かったのか、この後に「焼き」と「フライ」の2つが出てきました。フライは相方の「松茸のフライっておいしいですよね」の言葉に反応して「これ小さいものだけどフライにしたから食べてね」との言葉で出してくれました。これだからお任せ、ライブ感のあるお店って良いですね。

焼き松茸は松茸料理の雄だけあって、シンプルイズベストのおいしさです。アッという間に食べてしまって勿体ないけれど香りと歯応えの楽しさは一番味あえるかもしれないですね。お金持ちになったら飽きるまで食べてみたいです・・・。フライは、香りよりもシャキシャキ感を感じさせてくれますね。

松茸フライは初体験です


このお店、松茸以外にも地のきのこが沢山でてきます。こちらの方が主力かもしれません。女将さんが自ら山へ採りに行ったものから仕入れた
もの、さらにきのこ採りが趣味の人からおすそ分けしてもらったものまで何種類もの地のきのこが手を替え品を替えて登場してきます。おひたし、雑きのこのお椀、炒め物・・・と。

山に自生するきのこの味は、普段スーパーに並ぶ栽培もののきのことは生命力、味の濃さが違いますね。クロカワ、こうたけ、ハナイグチなど出て来るきのこそれぞれの味、歯応えが個性的で他を持って変えがたいものがあります。これらの個性的なきのこに合った料理法をおいしくササッと手短に出してくれるのは、まさにモモ江さんマジックとも言えます。

雑きのこの椀物ですよ


きのこって食べれば食べれるほど不思議さが増してきます。本当に奥が深い食材だと思います。「こんな不気味なもの食べられるの??」というものや「このヌルッとした食感、シャキシャキな食感、未体験!」という新たな発見があります。常連さんではないけれど、秋になるときのこ採りに夢中になる人が増えているのも納得できます。

このお店、最初から最後までお任せで何が出てくるかわかりません。秋の献立ではきのこ料理だけでなく、肉から魚、野菜、さらにゲテ物まで何でもアリです。このお店に行くなら好奇心旺盛で好き嫌いがないとダメなのかもしれません。

馬刺しも出て来ました


肉料理では信州の料理では定番の馬刺し、魚料理では川魚の甘露煮といったものが出て来ます。馬刺しはロースのあっさりとした中にコクと旨みが詰まったもので、牛とは違うおいしさがあります。川魚は今日は小鮒でしたが、やはり海育ちのものには海の魚が合っているようです・・・。

メインデッシュというかおまけ?でスズメバチの幼虫、蜂の子と成虫?が出て来ました!ザザ虫や蜂の子などのゲテ物は信濃地方では昔から貴重な蛋白源として珍重されていたそうですが、現実に目の前にするとやはりグロいです。エイヤッと食べてみると、見た目ほどはまずくありません。おいしいとは言えませんが、食べられることを実証しました。おまけにもうひとつの効能も・・・。

これが噂の蜂の子です


〆のご飯は、晩秋からは自家製の手打ちそばが出るようですが、この日は残った松茸のしゃぶしゃぶで雑炊を作ってくれました。これまた勿論おいしいです。こんなには無理かもというくらいにキャパシティが少なかったにもかかわらず最後まで食べ尽くしてしまいました。

と、きのこを中心として南信濃地方のスローフード、普段では食べることのできない料理が多くて料理好きには参考になることが、食いしん坊には新たな発見が多く、最初から最後まで楽しむことができます。料理の完成度では割烹料理屋さんには負けますが、素材を生かした料理というか素材そのものが他の料理屋さんには出ることが少ないのですから貴重だと思います。

店主の個性、店の個性、常連さんの個性、素材の個性・・・と、個性の塊みたいなお店ですから好き嫌いが分かれるかもしれませんが、山里の料理に興味のある人は一度行ってみても損はないと思います。


天神坂

長野県飯田市松尾町3-5(飯田信用金庫西支店近く)
0265-24-8050 17:00~23:00 不定休(事前予約がお勧めです)


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採れたて元気村@磐田市

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2007/09/09 (Sun)

元祖 農産物直売所!? 採れたて元気村

最近ではどこにでもある野菜直売所、すっかり野菜好き人間の必須ポイントになりましたが、この採れたて元気村こそ、私が農産物直売所デビューした場所であり、県内でも元祖直売所とも言える老舗の施設なのです。

色とりどりの新鮮野菜が揃ってます


普通の野菜直売所はJAが経営している場合が多いのですが、こちらは、旧豊岡村が音頭を取ってJAなどと第3セクターを作って1998年に経営し始めました。もうすぐ10年ですね。最初に行った時は「○○さんのきゅうり」とか「××おばあちゃんの茄子」というように個別の野菜に栽培した人の名前が書かれているのが新鮮でした。まぁ今では普通のスーパーでも当たり前のことになりましたが・・・。それだけ地産地消とかスローライフ、ロハスなんていう動きもあってか野菜業界も変化してきたということでしょうか。

この採れたて元気村の大きさは今となってはそれほどの大きさを感じません。中央メイン部分の野菜売り場、壁面のお弁当やお菓子売り場や惣菜売り場など今ではどこにでもあるレイアウトです。が、野菜や惣菜の量は他に負けていません。おまけに野菜の質や商品のバラエティさは、他の直売所以上の良さといえるかもしれません。

R社のテナントが入ってますよ


その理由のひとつは、昔からの農村地帯で野菜栽培が盛んだったうえに天竜川沿いの肥沃な土地があって野菜作りに最適なこと。もうひとつは、どこのデパ地下にもある惣菜やサラダで有名なR社の静岡工場が近くにあり、この付近の農家が色々な野菜を作り始めて種類と質が向上していることがあります。このとれたて元気村にもR社はコロッケとサラダなどを製造直売しているコーナーを設けています。初めてみると「どうしてここにこの店があるの?」と驚くかもしれませんが、こんなカラクリがあったのですね。

これらの恩恵か、サラダ用の野菜がここでは充実しています。ルッコラにプリーツレタス、キャベツ、各種ハーブなど柔らかくて新鮮な葉物野菜が色々ありますので、これらを使って気軽においしいフレッシュサラダをたっぷりと食べることができます。

簡単シーザーサラダが完成です


さっそく、その日の夕方はシーザーサラダにして食べてみました。ローメインレタスを始め3種類ほどの葉物に自家製クルトンと温泉卵入れてからパルメザンチーズとドレッシングを振り掛けて完成です。アッという間にレストランやR社のサラダと同じような物が食べられます。それも思いっきり沢山!。野菜好きなオヤジにはたまりませんね。

それからスーパーやデパートでは値段が高い野菜、他の直売所では見ることのできない珍しい野菜が揃っています。ブログを見ると花オクラにズッキーニの花、糸かぼちゃ・・・と、料理好きにはたまらない野菜が並んでいます。この日は特大のブラウンマッシュルームに黄色と赤色が入ったプチトマトを購入してみました。

これくらい大きいと食べ応えがあります


野菜生活2日目にこれらを使ってマッシュルームを少しくり抜いて、そこに豚肉のリエットを詰めてからパン粉とチーズを振りかけてオーブン焼きにしてみました。付け合せはプチトマト。超簡単レシピなのにワインに合うバカうま料理が完成しました。最近ではネット検索すればどんな珍しい野菜でもレシピが載っていますので、どんどん珍しい野菜を買うべきですね。

もちろん、伝統的な日本の野菜も揃っています。特にごぼうやじゃがいも、大根、ネギなど土物がおいしいと思います。特に冬場の白ネギや白菜、海老芋は特産物になっています。海老芋は他の場所では滅多にお目にかかれない野菜です。この海老芋は京都や東京などの料亭や料理屋さんなどで主に使う食材で、スーパーなどで売っている里芋や八つ頭などとは一線を画す食感とおいしさが味わうことができます。こちらのお店でも大々的に宣伝普及活動をしています。煮物やお雑煮に入れると最高ですね。

メロンがお値打ちですよ


野菜だけでなく果物ももちろん充実しています。これからの味覚の秋に向っては栗や梨、いちじくなどが増えていきます。冬になればみかんにイチゴでしょうか。この時はメロンがお値打ち価格で並んでおりました。これならば家で食べることができます。

惣菜や加工食品はどうでしょうか。こちらも昨今の流れに沿ってしっかりとしています。特に近くの何軒かの飲食店が作るお弁当、お菓子屋さんや婦人会が作る和菓子などは素朴だけれども手作りならではの良さとおいしさがこもっています。お休みの日などはこれらを買って手軽に済ますのも良いですね。

加工食品も充実しています


おまけにこの近くにはR社だけでなく「電話は1番カステラ2番・・」で有名なB社の静岡工場があります。豊富な水と周りに養鶏場がたくさんあるからでしょうか。そんな関係からか、ここにもカステラを販売しています。さらにうれしいことに切り落としを売っているのです。安くてお得な袋入りのものが手に入るのは甘いもの好きにはうれしいですね。

この施設、他にも地産地消を実践し、野菜をおいしく食べさせてくれるレストランとジェラートショップも併設しています。季節には海老いもの料理も味わうことができます。ここで味のヒントをつかむのも良いかもしれません。

老舗の風格がでてきました


と、この採れたて元気村、野菜販売を中心にお菓子から惣菜、民芸品、レストランまで食生活を豊かにしてくれるアイテムがギュと詰まっています。季節ごとに変化する野菜や果物を探すだけでなく、プラスアルファの楽しみがある優れた野菜直売所だと思います。近くの人だけでなく天竜、浜松、磐田方面へ行かれる時は寄り道しても損はないと思います。狙い目は開店時間から数時間の間です。午後になると野菜の棚はスカスカになってしまいますよ。

P.S.ここのHPはかなり充実しています。旬の野菜や各種野菜のレシピ  など参考になること間違いなしです。


とよおか採れたて元気村

磐田市(旧豊岡村)下神増1148(浜北大橋近く)
0539-63-0255 毎週火曜休み 9:00~17:00

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