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洗心亭@浜松市北区

kage

2008/05/18 (Sun)

かき氷だけじゃもったいない! 洗心亭

いつでも食べられるお店というのも良いものですが、「不定期営業」「ランチだけ営業」「週末のみ営業」「予約制」・・・というハードルが高いお店というのは外メシ好きの心をくすぐるものを持っています。おまけに人気があってウェイティングできるお店とあらばなおさらです。そんなちょっとハードルが高いお店が洗心亭です。

これが噂のかき氷もも味ですよ


このお店は、完全予約制で料金もそれなりの、別の意味でハードルの高い懐石料理の「如是庵」の別館という位置づけになっています。本家は無理でも洗心亭ならば気軽に行く事ができます。が、盛夏や30度を越えるような暑い日 には混雑しますので注意が必要です。また、オペレーションの関係からか店内でも注文の品が出てくるのに時間がかかることがあります。対処方法は開店前にお店に到着するとか時間を見計らっていくことでしょうか。もしくは暑くなる前とか雨の日に行くとか・・・・。そうでないと私のように藪蚊に注意しつつ30分以上待つことになります。

そしてローケーションも奥浜名湖の旧細江町の田んぼと里山の入り混じった日本の正しい田舎の中ですので、週末のドライブついでに行くには最適といえるのではないでしょうか。建物自体も駐車場から坂道を2、3分登った竹林の中にひっそりとあります。どこか京都か鎌倉の郊外にあるお店のような感じです。おまけにウッドデッキのテラス席まであります。この場所は犬OKですので愛犬連れの方にも安心です。

竹林に囲まれています


ウェイティングしてまで人を虜にするのが夏の期間のかき氷です。最近では秩父などで天然の氷を使ったかき氷屋さんが人気になっていますが、こちらのウリは自家製のシロップです。普通のお店では着色料を使った色鮮やかな業務用のシロップを使うお店が多いですが、こちらのお店では季節の果物をふんだんに使ったシロップが、他の店では味わうことができないとしておいしさを呼んでいるようです。

この日はネットで一番人気の桃と相方の好きなきなこを小サイズで注文してみました。普通サイズと小サイズのふたつあるのは良いですね。そんなに食べたくない人や遠くから来た人には小を2種類とかお子さんには小サイズとか・・・色々と選択肢が広がりますから。実際この日も小サイズを選んでいる人がけっこうおりました。

自家製シロップが自慢です


さて、注目の桃のお味はどうでしょうか?見た目はまんまモモ色です。思ったよりも色が濃く鮮やかな色ですのでガツンと桃の味がくるのかと予想していたのですが、思いのほかやさしい味わいです。が、そこは桃100%で作られている自家製シロップだけのことはあります。自然な甘さと桃の風味が上手に生かされています。最初は物足りなさを覚えても最後になると「あー、おいしかった」「他の店の業務用シロップのかき氷とは別物だよ」と納得できます。ただ残念なのはシロップに対して氷が負けているように感じたことです。まぁこれは好みの問題でしょうが、もう少しキメ細かな氷だったらと思わずにはいられませんでした。

こちらはきなこのかき氷です


次は果物ネタではなくて「きなこ」。これは常にメニューに載っている定番メニューです。丹波産でしょうか、上品なきなこの甘さとコクが味わうことができますが、やはりこの店では季節の果物を使ったものが良いかと思います。この日は盛夏らしく「スイカ」が人気をよんでいました。好みでお塩を振ると更においしくなるというのもそそられます。

このお店のかき氷のメニューはこのほかに夏みかんやイチゴや梅などがラインナップされるそうです。これはブログで確認してみてください。今の時期はイチゴや夏みかんなどのようです。さらに追加料金でミルクやあんこのトッピングが可能です。イチゴにはミルクが、きなこにはあんこが合うそうです。

田楽セットです


このお店をネットで事前調査した時にはかき氷ばかり注目されていましたが、この日はかき氷よりも田楽の方が相方共々気に入りました。これはうれしい誤算でしたね。この日は田楽セットに相方が好きな生麩を1本追加しました。昨今の原材料のキツイ上昇により今年から田楽セットも200円値上がりしたようで、ちょっと高い気もしますが、丁寧な仕事と良質な材料を考えると仕方がないのかなとも思います。

田楽セットには生麩、もち、きび、生揚げ、こんにゃく2つの5種6本がついてきます。田楽のキモとなる味噌ダレはエゴマと田楽味噌、ゆず味噌、田舎味噌の4つの味噌が使い分けられています。生揚げにはこの日は生姜醤油でしたが、味噌の場合もあるようです。この味噌の使い分けをみても、この店の並々ならぬこだわり、日本料理の粋を感じます。

200円値上がりしました・・・


この店の田楽はどれもハズレがなくておいしいのですが、この店ならではのものというと、「きび餅」と「生麩」でしょうか。きびは雑穀のきびを突いてお餅状にしてあります。きびの香りと粒々感がいけます。また生麩は一度揚げてあるので外側はカリッとしていて中は麩のモチッとした食感がよく残っていますす。その対比が楽しいですね。手作りの味噌もそれぞれ特徴を生かしています。柚子味噌はあくまでもさわやかに、田舎はこってり気味に、エゴマは普通のゴマよりも風味豊かな感じがします。その味噌の量も素材の味を殺さない適度な量となっています。次回はこの田楽をメインに食べにきたくなるほど魅力的でした。

こんにゃくもいけます


と、この日はかき氷と田楽の一見するとミスマッチの組み合わせでしたが、思いのほか満足できる軽い昼食となりました。日時限定の茶店、観光客相手の甘味処と軽く考えていましたが、さすが本店が自然の食材を生かした懐石料理のお店だけあって素材を生かした料理、調理法で、今までのかき氷、田楽とは一線を画す日本料理のレベルの高さの一端を垣間見ることができました。

心が洗われます


このお店、夏ばかり注目されがちですが、春には竹の子の料理、秋には栗の料理やお菓子など季節のものを頂くことができます。もちろん自然の中のお店ですから春には桜や新緑、秋には紅葉などが目をたのしませてくれます。その魅力は室長のブログでも伺うことができます。他にもホットドッグやちまきなどのメニューもあるとかで季節ごとに訪れたくなります。

都会の中のお店、ハイソなお店、先進的な料理、珍しい料理・・・も良いものですが、このお店のように自然の中の隠れ家のような小さなお店で味わう、何気ない料理を手間隙かけて作るやさしいロハスでスローフードな料理というのも実に贅沢な気分にさせてくれます。近くには浜名湖をはじめ竜ヶ岩洞や奥山半僧坊などがありますからドライブついでに寄るにはぴったりだと思います。そしてかき氷だけでなく他のメニューも試してみてください。



如是庵・洗心亭

浜松市北区細江町小野100の2(細江市街地から車で5分)
053-523-0043 営業日時は土日を中心に不定期。電話、ブログで確認を。
11:30~15:30

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福一焼津流通センター@焼津市

kage

2008/05/04 (Sun)

さかなクンも大喜び! 福一

東名高速焼津インターの近くで魚を買うといったら多くの人は「焼津さかなセンター」と言うかもしれません。が、私は「福一焼津流通センター」で買います。その理由は朝早くから営業していて魚の種類が豊富だからです。

これが全てマグロですよ!


福一は、魚の街・焼津ならではの魚屋です。うーん、魚屋という範疇を超えて「魚のデパート」「魚のスーパー」と言って良いかもしれません。流通センターの名前が示す通り、飲食店経営のプロから料理好きの男性、女性といった玄人達が満足できるお店だと思います。

福一といったら「マグロ」が名物です。それもそのはず経営母体の福一漁業は焼津でも老舗のマグロ漁船を有する大きな漁業会社だからです。世界中の海へ出かけてマグロを捕っているのですから格安で種類豊富なマグロが店頭に並んでいます。店内の頭上にはマグロ漁船の大きな模型が飾られていたり、船のデッキを模していたりして楽しめます。

これがマグロ船の模型です!


特に店の真ん中の冷蔵ケースの中にマグロのブロックが並んでいます。生の本マグロからミナミマグロといった高級品から、バチマグロやトンボマグロなどの中トロ、大トロ、赤身・・・と値段も千円位のものから5千円以上のものまで色々です。デパ地下の魚屋で目玉が飛び出るような値段のマグロのサクしか見たことのない人がみたらびっくりするような値段と量です。

魚好き、マグロ好きにはこれはたまらない光景でしょう。まずは目利きです。脂の乗り具合や筋の状態などを点検しつつ懐具合を計算して、好みを選ぶことができるのです。そして家に帰ってからは料理屋や寿司屋に負けないように刺身にひく作業が待っています。これをこなせば家にいながらにして安くておいしいマグロのお刺身を食べることができます。

私のうちでは、相方の実家への帰省土産として重宝しております。その時々によって多少のアタリハズレがありますが、デパートやスーパーで買うよりも安くておいしいと評価は上々です。もちろん家でもなるべく安くて脂が乗っているようなものを買って手巻き寿司にしたりお刺身にして楽しんでいます。また、カマや中落ち、切り落としなども安くておいしいので良く購入しています。特に本マグロのカマなどはそのまま焼いてポン酢で食べても、ローズマリーでマリネしてイタリアン風に焼いてもおいしいですね。

いろいろな魚がドドーンと!


このお店のウリはマグロだけではありません。魚に関しては地元焼津の小川(こがわ)漁港をはじめ県内、日本国中から旬の魚が入ってきています。特に早朝には発泡スチロールのトロ箱や大きなバケツに無造作に入れられた魚が目を楽しませてくれます。基本は一匹、キロ売りですので、普通の人には少々手ごわいですが、魚市場のような珍しい魚や高級魚を見ているだけで楽しむことができます。

丸のままの魚は苦手という人も店の奥の冷蔵ケースには色々な魚の刺身やサクがあります。旬のものが中心で春から夏にかけては御前崎や小川港で獲れたカツオが中心となります。銀色に光輝くカツオの皮のついたサクをタタキにしたり厚めに切って刺身にしてた食べるのはたまらないですね。酒の肴に良し、ご飯のお供に良しと、さすがカツオはマグロにも負けない魚のヒーローであると再認識させてくれます。もちろん、自信がある人は丸のまま一本買いしてあれこれ食べる方がお値打ち感は高いです。

貝類もありますよ


鮮魚のほかには貝類はエビ、カニも勿論あります。以前は店内中央にドドーンと大きな水槽があって伊勢海老やアワビ、真鯛などが泳いでいたのですが、改装を機になくなってしまいました。これは買わないまでも見ているだけで楽しめただけに残念です。しかし、アサリやしじみなどの誰でも買える貝類の充実具合は変わらないので大丈夫です。

このほかにも飲食店向けなのでしょう、先付けや小鉢に適したそのまま食卓に出すことのできる珍味や惣菜が豊富に揃っています。豆腐や塩辛といったポピュラーなものから永平寺のごま豆腐や日光の湯葉、大きな袋に入ったホッキ貝のサラダや各種佃煮・・・などなど食指が動くものが色々とあります。このようなものを見ると、今の飲食店のつまみの多くが出来合いや冷凍食品で出来ているというのがよくわかります。

あと、焼津だけに黒はんぺんやなるとなどの練り物、カツオの塩辛、マグロやカツオの佃煮などの特産物が揃っていますが、観光客向けの店でなく地元客や飲食店向けのお店だけに他のものと同じようにディスプレイされています。観光客第一主義の他店とは一線を画している方針も好感を持っている理由のひとつです。

野菜も売っていますよ


さらに、野菜やパン、お菓子、乾物まで揃っています。野菜は、ニンジン、大根といった普通のものから百合根、シソ、銀杏などが揃っているのが飲食店向けの店らしいですね。お菓子やパン、カップラーメンなどは改装前は激安の怪しい商品がレジ前に大量に置いてあったのですが、それも少なくなって掘り出し物探検の楽しみがひとつ減ってしまいました。

このお店、小さめのスーパーと同じくらいの大きさがあります。店内も明るく、魚を中心にワンストップショッピングできる便利さがあります。が、寿司や刺身の盛り合わせ、手作り惣菜などは普通の魚屋やスーパーなどに比べると少なめです。このようなものは他の店に任せて、あくまでも旬の魚とマグロで勝負のお店だと思います。ただ、時間や時化などの具合によって店内の魚が少ない時がありますので注意が必要です。といってもその時は諦めるだけですが・・・。

東名からはこのマグロが目印です!


魚の街、焼津にはこのお店のように魚屋さんや魚をウリにしているお店がたくさんあります。時間がない時や朝早い時には福一だけで、時間があって魚を堪能?したい時には色々なお店を巡ってみるのも楽しいと思います。東名からマグロのオブジェが見える派手な感じから食わず嫌いで観光客向けのお店かと敬遠している方もいるかと思いますが、魚好きの方には一度覗いてみても損はないかと思います。

P.S.静清バイパス昭府インター近くに静岡昭府店があります。こちらは一般向けの敷居が低い感じで  色々な惣菜やお寿司、刺身などが豊富にあります。


福一焼津流通センター

焼津市八楠中の坪170(東名焼津インター近く)
054-628-2913   5:00~17:00
定休日 元旦のみ



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