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わかつき@富士市

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2008/06/29 (Sun)

あんこ好き大集合! わかつき

和菓子屋さんは数々あれど、富士市の「わかつき」ほどあんこ好き人間のハートをグワシと掴む店はなかなかないと思います。それは店のキャッチフレーズが「一粒入魂」「赤いダイヤの輝き」ということからもわかります。さらに人気商品は鯛焼き、団子、きんつば、どら焼き、あんみつ、あずきキャンディー・・・と、あんこをメインにしたものが並びます。おまけに店の前身はあんこ屋さんなんですから。

ボリュームたっぷりのあんみつです


和菓子屋さんにも色々な種類があります。お茶席用の上生菓子を専門に扱う和菓子屋さんから普段使いの和菓子屋さん、チェーン店の大きな和菓子屋など色々です。和菓子の本場、京都では繊細な京菓子を扱うお店を「菓子司(つかさ)」、餅菓子やおまんじゅう、赤飯、柏餅や桜餅などの季節菓子を扱う店を「おまんやさん」と区別しています。わかつきは、気軽で馴染みやすい和菓子が豊富に揃っていますから老若男女誰でもが楽しめる富士市の誇るおまんやさんだと思います。

そんな和菓子のパラダイスで購入したものの中で一番気に入ったのが「あんみつ」です。冷蔵ケースの中にぎっしりと詰まっています。普通サイズとちょっと小さめなプチサイズの2種類があります。あんみつは、プラスチックの2段に分かれているカップの下に賽の目切りの寒天、上にはあんこ、求肥、みかん、パイナップル、黄桃、さくらんぼが入っており、別添えのシロップは黒蜜か白蜜を選ぶことができます。私は黒蜜を選んでみました。

こんな形で売っています


軽めの夕食後にデザートの製作を開始します。夏っぽい器に入れてみると思ったよりボリュームがあります。寒天は少々の磯臭さ、薬品臭を感じたので水でさらします。これで問題なく解消できました。銀座の有名店でもこれが酷くて閉口することがありますから大事です。フルーツはシロップ漬けの懐かしいものです。真っ赤なさくらんぼはお約束ですね。要のあんこは、粒がちゃんと残ったぬれ甘納豆風のもので甘さは控えめです。対して黒蜜は濃厚な甘めなもので量もたっぷりとあります。

いよいよ試食してみます。久々のあんみつでしたが、懐かしさ満点、おいしさに満足です。家にいながらこの味が楽しめるなら甘味処で食べなくてもいいかなと思っちゃいます。やわらかで大きめな寒天、お餅とは違う求肥の食感、さすがと唸るあんこと甘いフルーツとこれをまとめる黒蜜・・・、バランスがとれた下町風のあんみつです。後からきたお客さんがお土産用にまとめて10個買っていった理由が少しわかったような気がしました。これでアクセントに赤えんどう豆が入っていれば言うことなしです。

おまけ付きの鯛焼きです


あんこを使った庶民のおやつの代表格に鯛焼きがあります。専門店もあるくらいポピュラーです。こちらの鯛焼きは、見た目が印象的です。餃子でいう所の羽根付きといった感じのもので、鯛の周りに皮がおまけに付いています。皮は薄めですがモチモチ感は損なっていないもので、中のあんこは甘さは控えめ、濃度もちょっとゆるめな感じです。鯛焼き専門店のような濃厚さ、まったりさ、豪快さはないものの、上品な中にもあんこおやつの定番・王様の風格は十分に感じることができます。こちらは6月下旬から9月下旬までの夏場はお休みになります。

鯛焼きのほかにも焼きたての団子もこの店にはあります。店中に焼き団子のコーナーがあり、頼めばその場で焼いてくれます。鯛焼きと同様に団子も焼きたてのホカホカが一番おいしいですからね。タレはみたらし、甘辛醤油の海苔巻き、あんこの3種類です。この中で一番のおすすめはやはりあんこですね。

団子もあるでよ


これは、あんこの量にびっくりします。団子の量とあんこが同じくらいの大迫力で、これで1本100円くらいですからお値打ちです。このあんこ、量だけでなく質が高いのも食べただけでわかります。こちらのあんこは、団子や鯛焼き、どらやき・・・など種類によって煮方、味付け、塩梅を変えているそうで、このあんこに対する愛情、こだわりが安くてもおいしい和菓子になっている秘訣だと思います。

夏にはアイスがつきものです


冬の定番が鯛焼きなら夏場のこのお店の主力商品が「あずきアイスキャンディー」です。さっぱりとした中にもあずきのおいしさを感じることができます。大手メーカーのものとは違い、一本一本手作りしている上に保存料や香料などを使っていないので、あずきの持つ自然な甘さとおいしさを感じることができます。なにより食べた後のベタベタさがないさっぱり感が暑い夏にぴったりです。10本、30本、50本の専用保冷ボックス入りがあるほど人気があるようです。

かすてらもありますよ


このお店にはあんこ物のほかにも「かすてら」などもあります。今回は切り落としを買ってみましたが、たまごの風味もありますし、焼きも丁寧で十分に合格点だと思います。が、やはりあんこものの方が気に入りました。あんこものには今回購入したもののほかに季節ものとして春には「さくら餅」「柏餅」「いちご大福」、夏には「水ようかん」、秋には「栗蒸しようかん」「芋ようかん」といったスイーツ好きにはたまらないものが登場します。冬は正月ものの栗きんとんや黒豆などが店頭を飾るそうです。

と、こちらのお店は、普段使いの和菓子屋さんとしては相当なレベルというか、高いコストパフォーマンスを持っていると思います。バラエティは豊かだけどまずくもおいしくもないお菓子が多くて宣伝上手なチェーン店が席捲している和菓子業界にあって、本店ひとつだけで、日持ちしない団子や鯛焼き、どらやきなどおやつ物をメインにしているのは正直偉いと思います。

お店はシンプルです


お店は清潔だけど高級感をアピールするわけでもなく、包装も演出過多にならないシンプルさを心がけているのは良いことだと思いますし、元あんこ屋さんという強みを最大限に生かしたお菓子作りを心がけているのにも好感が持てます。 お腹がすいたときにはふらりと出かけて熱々の団子や鯛焼きをすぐに頬張って、家に帰ってからきんつばやあんみつを食べる・・・そんなシーンが似合うお店だと思います。富士市近辺の方は勿論のこと、国道1号線をドライブする時や富士宮へやきそばを食べにいく時に寄り道しても損はないと思います。


菓亭 わかつき

富士市本市場21-1(ホテル中島近く)
0545-61-4863 9:00~19:00(平日) 9:00~18:00(日、祝日)
月曜休み(祝日の場合は翌日休み)

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土切製パン@静岡市葵区 ほていや@熱海市

kage

2008/06/15 (Sun)

専門店パン屋対決! 土切製パンvsほていや

世の中にはいろいろな専門店があります。特化型、一種類、ひとつのジャンルだけという専門店にはあれもこれもある普通の店とは違った魅力があります。今回はパンの専門店対決です。といってもジャンル・種類が違うので判定はなしということになりそうですが・・・・。まぁ、いつもと同じ紹介記事を2つまとめただけのようなものになります。

食パンですよ


最初は食パンの専門店の「土切製パン」です。日常食となったパンの中でも一番日常的なのは食パンではないでしょうか。朝食はトーストという人も多いと思います。私も毎日、トーストや野菜やハム、チーズを挟んだサンドイッチを食べています。ので、あちこちのパン屋さんで食パンを購入して食べ比べています。

そんな食パンマニア?の私がイチオシなのが今回の土切さんです。このお店、若い女性が静岡の市街地にほど近い住宅地の一角に開いたお店で、普通のパン屋さんのように店内に入って買う方式でなく、屋台のように店頭でやりとりをするようになっています。小さいお店で目立たないのでうっかりすると通りすぎてしまったり、見つけるのに苦労するかもしれませんが、パン好きには探しても一度は訪ねてもらいたいですね。テレビや色々なブログで紹介されているのも納得できます。

この白い外壁と看板が目印です


こちらは食パンの専門店といっても「角食」「山型」「三穀」「レーズン」の4種類の食パンがあります。あと幻?のラスクも限定で販売しています。このうち、「角食」と「山型」を食べてみましたが、我が家では甘みのないイギリス山型食パンの方がお気に入りです。いつも「今度こそレーズンを買うぞ」「三穀パンに挑戦」と思うのですが、売り切れていたり、きれいに盛り上がった山型を見ると毎回同じものになってしまうのです。パンの冷凍は余り好きではないので、一度に2種類は買えないですし・・・。

こんがりトーストです


この選ばれた4つの食パンですが、それぞれにこだわりがあるのはさすがに専門店だけのことはありますね。「山型」は長時間発酵していますし、「角食」はハチミツなどが入っていてちょっと甘めで、見た目も少し黄色っぽくなっています。「三穀」は発芽玄米、ライ麦、ハト麦入りの健康的なもの、「レーズン」はラムレーズンを使って、ちょっと大人向けの出来になっているそうです。用途や食べる人の年齢・好みに合わせているのは作り手が若い女性というのもあるのでしょうか。

さて、山型食パンですが、本場イギリスと同じように8枚切りをトーストしてバターを塗って食べてみると、最初サクッと感じるのですが、次にはモチッとしたパン本来の粘り気を感じることができます。芳醇な小麦の香りもいいですね。香料や添加剤を使っていない上に自然の素材や良い材料を丁寧に焼き上げているからこそできる仕上がりだと思います。最近の小麦粉やバターの値上がりで少々値上がりしましたが、コストパフォーマンスは高いと思います。

次のパン屋さんは熱海の「ほていや」です。このお店は蒸しパンの専門店です。こちらは前者と違って古くからのお店なのですが、後継者不足から路面店だったのを惜しまれつつ閉店した後に、従業員の協力と大手スーパーの申し出?により熱海で一番大きなスーパーであるマックスバリュー熱海店のインストアベーカリーとして再出発したというちょっと変わった経緯を持っています。以前のお店は日曜・祭日休みなので行きにくかったのですが、これからは日時を気にしなくてよくなったのはうれしい限りです。

この日は4種類を購入しました


蒸しパンは昔からあるパンですが、10年ほど前から大手メーカーから蒸しパン、蒸しケーキの名前で出始めてから一気に定番商品となりました。人気の秘密はやさしい味わいとふんわりとした食感でしょうか。私も菓子パンの中では好きなジャンルのひとつです。こちらのお店はそんな蒸しパンを中心に何十年と商ってきたのですから驚きです。

こちらのお店には蒸しパンだけで18種類ほどもあります。季節や仕入れによって毎日15種類ほどが店頭に並ぶようですが、品物によっては売り切れになっている商品も多いので注意が必要です。熱海という土地柄もあって行楽客がお土産にひとり20個、30個と大人買いしていく人もいますし・・・。それでも前よりも品切れが減ったとか。手頃な値段でおいしいものはいつの世でも人気がある証拠ですね。熱海で温泉饅頭ではつまらない、大手メーカーの蒸しパン以外にも食べてみたいという人には一度食べてみても損はないと思います。

これだけの蒸しパンが並ぶと壮観です


この日は、一番人気の「栗」のほかに「黒糖」、フルーツものから「リンゴ」と「オレンジ」を購入しました。蒸しパンは蒸したてのホカホカを頬張るのが一番おいしいのでしょうが、家へのお持ち帰りでしたのでレンジでチンしてから食べることになりました。当日は「栗」と「オレンジ」です。栗はゴロゴロといった感じでなく控えめに均等に渦巻き状に入っているのが特徴です。生地と栗とのバランスが良い具合です。栗の甘みと食感が蒸しパンと良く合っています。さっぱりとしていて「これぞ蒸しパン!」といった感じです。オレンジは普通でした・・・。

栗のほかに気に入ったのがリンゴでした。やはりアップルパイが定番のように甘く煮たリンゴはパンと好相性だと再認識しました。こちらも小さめのリンゴでしたが酸味と甘み、さらにシャックリとした食感は良いですね。今回4種類食べてみましたが、次回は他のものにも挑戦したくなります。あんこものやメープル、チーズなんか気になります。ブログなどを見ると人それぞれお気に入りがあるようです。

断面がうずまき状です


しかし、どうしてこのお店の蒸しパンは人気があるのでしょうか?

ひとつには大きさ、ボリュームの割りに値段が手頃なことでしょうか。女性ならひとつで丁度良い具合です。2つ目は蒸しパンの完成形、オリジナル性があるからでしょうか。蒸しパンの生地は上は蒸しパンのキメの細かいもの、下は普通のパン生地と蒸しパンの中間のようなちょっとざっくりとした感じになっています。その2層の中に渦巻き状のフィリングが入ってる形状により、どこを食べても中身と蒸しパンを均等に食べることができるようになっています。

3つ目はその味でしょう。誰が食べてもまずいとは言わない普通以上のおいしさがあります。抜群においしいとまではいかないまでも、お土産にしても喜ばれるおいしさと値段以上の満足感を得ることができます。お値打ち感ですね。4つ目はその種類の多さ・豊富さでしょうか。選ぶ楽しみ、次回への楽しみがあります。ちなみにその種類は栗、こしあん、ココア、コーヒー、レーズン、抹茶、クリームチーズ、メープル、ミルククリーム、さつま芋、ショコラ、うぐいす豆、ピーナッツ、小豆、黒糖、、リンゴ、ごま餡、かぼちゃ、オレンジ・・・などです。凄いですね。

と、土切製パンさんは、新しいお店、ほていやさんは老舗と新旧対決となりましたが、この専門店、一種類追求型のお店というのは大いなる魅力を秘めていると、改めて感じることができました。あれこれあるお店も良いものですが、それだけを追求して、販売しているものでは他店には負けないおいしさとコストパフォーマンスの高さを感じることができました。今後、このような専門店、一種類追求型のお店は増えていくのでしょう。


土切製パン
 
静岡市葵区城東町56-13(横内小学校近く)
電話 ※都合により掲載できません 10:00~17:00
月曜日、第1,3,5日曜日は休みのことが多いです

ほていや

静岡県熱海市中央町19-39 マックスバリュー熱海店内
0557-82-2221 9:00~23:00 売り切れ注意 、予約可
 

彩桜@藤枝市

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2008/06/01 (Sun)

東京クオリティの中国料理を! 彩桜

日本で一番飲食店が多いのは東京です。どのジャンルでもピンからキリまでありとあらゆるものを食べることができます。しかし、静岡県では色々なジャンルの飲食店が増えてきてもクオリティ的に東京のおいしいと言われているお店に肩を並べることのできるお店は限られていると言っていいでしょう。そんな中にあって藤枝市の彩桜(さくら)は東京の高評価のお店にも負けないクオリティを持っていると思います。

クルマ海老がプリプリです


このお店はまだ出来て2年くらいの若いお店です。東京や横浜中華街の名店で修行してきたご主人が開いたお店で、静岡県の中国料理店には少ない海鮮物を得意にしています。しかも素材を最大限に生かす「あっさり中華」「現代中国料理」ですから、旧態依然としたこってり気味の中華料理にあきたらない人でも満足できるのではないかと思います。海鮮物といったら日替わりの黒板メニューを掲げるのが定番ですが、このお店でももちろんあります。

この看板が目印です


黒板メニュー、季節メニューの中での我が家の一番のお気に入りは今のところ「クルマ海老のチリソース」です。中国料理でも定番のエビチリですが、こちらのお店のものは、活けの刺身でも食べられる車海老を使っているので、値段も4個入りで1,800円と値が張ります。が、その価値は食べてみて判ります。海老のプリップリッな食感とチリソ-スの上品さがマッチングーしています。四川風のネギと唐辛子が主張している辛さでなく、辛さの中に甘さが潜んでいるソースが他のお店とは違っていて「このお店、できるな!」と唸らせてくれます。もちろん油も控えめです。フレンチのようにお皿に残ったソースがいとおしくなってきます。

このソースを食べてみると、このお店のクオリティが判ります。以前、志太地区の中華料理店で食べたものはケチャップ煮だったり、業務用のソースにちょっと手を加えたようもので、砂糖のベタベタした甘みと油をたくさん使っている脂っこさ、食後の化学調味料の嫌味を感じてブルーになったものです。
このお店はそれとは対照的に砂糖は使わないか極力控えめ、油も同様で中華料理では定番の化学調味料も少なめか無化調です。素材重視、素材を生かした調理法、あっさりだけでない旨みと滋味を感じることができます。

周りの皮がパリパリです


この日は、黒板メニューからもう一品頼んでみました。旬の桜エビを使ったもので「桜海老豆腐の空揚げ」です。ワンタン・シュウマイの皮を衣にして揚げてあります。ひとつが子供のげんこつ位でしょうか。中を割ってみると、桜海老の赤色が印象的です。食べてみると桜海老の香ばしさと甘みを豆腐でつないで旨さを引き出しています。外はサクサクッ、パリパリ、中はふんわり、ジワーと、その対比が良いですね。桜海老のかき揚げとは違ったおいしさを感じることができます。こちらは山椒塩とチリソースの2つで味わう事ができます。小技を効かした創作メニューもなかなかの出来です。

さらに海鮮ものは続きます。グランドメニューから「白身魚の揚げ物香味ソース」です。グランドメニューといってもこのお店は日替わりで魚の種類が変わります。旬の素材を使っているので旨みが違います。この日は天然のヒラメを使っていました。これもソースと銘打っているもののソースはあくまでも脇役、引き立て役に徹しています。しかも凄腕の脇役です。白身魚の雄、ヒラメの上品な甘さとホクホクさにエスニックさを感じさせる香味ソースが良い具合です。いわば中国風白身魚の天ぷらです。これを食べてみるとあらためて現代の料理は、世界中の料理がクロスオーバーして良い調理法はどんどん使っていこうという貪欲さを感じることができます。

ヒラメっておいしいですね


そしてこのお店のもうひとつの特徴は、野菜がおいしいことです。この料理にもマコモ茸の焼いたものが付け合せとして飾られています。シャキシャキした食感がたまりません。他の料理でも地の野菜や旬の野菜が彩り豊かに使われています。店名の彩の字の通りです。野菜を重要視しているのも現代中国料理においては必須ですね。もちろん野菜メインの料理も数多くあります。空芯菜の季節野菜のXO醤炒めやエビミソ炒めなど気になります。

トロリとしたアンがたまりません


このお店は、中国料理店ですから麺類やご飯ものがあります。私のお勧めはあんかけチャーハンです。前回は海鮮あんかけチャーハンを頼んでみましたので、今回はカニ肉あんかけチャーハンを頼んでみました。金色に輝く卵炒飯にカニのコマ切れと卵白が入った上品なアンが掛かっています。これも他のものと同様にあっさりとしています。ご飯類は〆に食べることが多いのでこれはありがたいですね。一緒に付いてくるスープも手抜きはありません。金華ハムとは言いませんが、化学調味料と醤油の味だけが主張している他の店のものとは断然違います。

麺類は最初の訪問の時に食べてみました。辛いもの好きな私は「スーラータンメン」、相方は「五目あんかけ麺」です。スーラー湯麺は、酸辣湯麺との名前通りに酢っぱ辛いものの、静岡の老舗四川料理店のUほどむせるほどの暴力的な脂っぽさも酸っぱさもありません。程よい辛さを具のもやしやひき肉が中和してくれます。麺は中華街のお店で出てくるような細めのものです。茹で具合もよかったですね。五目あんかけ麺も上品な仕上がりで、スープも最後まで飲める塩梅でした。どの料理においても出汁の重要さを感じさせてくれます。

スーラータンメンです


麺類の他には中国料理屋さんでは定番の餃子やしゅうまい、春巻きなどの点心類もあります。が、やはりこのお店では海鮮ものが一番おすすめです。ちょっと値が張るかもしれませんが、フレンチやイタリアン、お寿司屋さんに行く事を思えば同じような値段で中国料理の新しい面を発見できると思います。藤枝の郊外にこんな中国料理屋さんがあったんだと驚くと思います。さらに平日のランチにはお値打ちの千円位のランチセットが、お酒好きな人には紹興酒の10年古酒などが入った利き酒セットなどもあります。

静岡の中国料理屋さんというと昭和時代を感じさせるお店か中国人シェフを前面に押し出した新しいお店、ホテルの保守的中華・・といった感じで他のジャンルに比べて新陳代謝が遅れている感じですが、このお店の登場は静岡県中部地方の中華料理界に一石を投じる可能性があると思います。それには客の方も積極的に海鮮ものをオーダーしたり予算を言っておまかせで宴会をするなどが必要かと思います。私も冬場に上海蟹や渡り蟹や牡蠣などを使った宴会を開いてみたいものです。


中国料理 彩桜(さくら)

藤枝市泉町774-7(田沼街道沿い、藤枝駅から大井川町方面へ2キロ位)
054-636-7572 11:30~13:30 17:30~21:30 
月曜休み 不定休あり 夜は予約がお勧めです
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