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ブレッド&サーカス@神奈川県湯河原町

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2009/02/22 (Sun)

パン好きは一度行くべし! ブレッド&サーカス

食べることが好きな者、食の奥深さを追及したい者にとっては一度は行ってみたいお店、体験したいお店というものがあります。パン好きにとっては熱海の隣町、湯河原のブレッド&サーカスはまさにそんなお店といえるでしょう。週休3日、日曜日休み、土曜日や祝日は開店前からの大行列とハードルは高いお店ですが、この店を経験してみればよりパンが好きになると思います。

リボンがお洒落です

全国各地、出かけた先の評判のパン屋で買い物をしてきましたが、このお店の行列が一番強烈でした。3連休の最終日ということもあってか、開店早々に行列に並びましたが、レジを通過するまでに1時間以上!掛かりました。東京などのラーメン店などはよくあることですが、テイクアウトだけのパン屋でこれは凄いですね。お店が小さいのもあるのですが、丁寧にパンをカットしたり包装したりすることと、一人当たりの購入する量が多いからだと思われます。パンは冷凍できるからの言い訳を考えつつ、我が家でもあれこれと手提げ袋ひとつは購入してしまいました。

さて、それほどまでにして手をいれたパンはどうだったのでしょうか?

答は、多少の当たり外れ、好き嫌いはあったものの、「どのパンもおいしい!」、「高く思えても食べてみれば割安に感じるお値打ち感!」と、好感を持ちました。 無添加、天然酵母を謳っている店にありがちなボソボソ感とは無縁の輪郭のはっきりとした個性豊かなパン、材料を惜しげもなく使った重量感のあるパンが多いように思いました。狭い店内には棚という棚にびっちりとパンが並んでいます。どうして夫婦2人を中心に少人数でこれほどの種類と量のパンを焼けるか不思議なほどです。ネットで書かれていた「パンの万国博覧会」は言い得て妙なパン好きにはたまらないパンワールドです。

フルーツバンドルのカットです

パン屋で楽しみに購入したパンをすぐに食べることがあります。今回もお腹がすいていたので、写真も撮らずに2つ胃袋に納めてしまいました。こちらのパン屋ではピザや惣菜パンなどは温めてくれるサービスもしてくれます。今日はお店で人気の「プチホワイト」というチーズとハムが中に入った丸いパンとバジルとチーズを巻き込んだカルツォーネ風のパンを食べてみましたが、どちらも「赤ワインが欲しいなぁ」と思わずにはいられないおいしさでした。

さて、家に到着してからは大きなパンをカットして冷凍する作業の開始です。勿論?その都度試食してみるのはお約束です。最初は紙のリボンもかわいいフルーツバンドル(一番最初の写真)です。姿形も特徴的でビジュアルも美しいですが、食べてみてもなかなかのものがあります。ちょっと粗めの生地には洋ナシが混ぜ込んであるとかでちょっと甘めの味付けのものに、時々口の中に飛び込んでくるクランベリーやイチジク、パイナップルなどの酸っぱさが良いアクセントになっています。

チョコがいけてます

次は、チョコクランベリーです。こちらも人気の一品だそうです。トーストしてアツアツにして食べると旨さ倍増です。その理由は、溶け出したチョコチップの甘さとほろ苦さがココア風味の生地と相乗効果を生むからです。この良さをさらにアップさせているのがクランベリーの甘酸っぱさです。このパンを食べてみるとこのお店の実力の凄さが判ります。ごく普通の材料、組み合わせなのにちゃんと「ブレッド&サーカス」のパンの世界を築いているのです。

この2種類を食べてみてこちらのパンは生地の良さ、仕込み、焼き方の丁寧さもさることながら材料の使い方、生かし方が抜群に上手なのではないかと思いました。ライ麦系、全粒粉系、ドライフルーツ系、食事パン系、ペストリー系の5種類ある中でドライフルーツやナッツを使ったもの、チョコを入れたものが好みになりそうです。今回食べていないものがまだまだあるので楽しみはこれからです。

チーズパンもありますよ

フルーツ・チョコ系以外の食事パン、ワインに合うパン系では、3種のチーズという長めのパンも冷凍にしてみました。こちらも他のパン屋で見かけるバゲット生地にチーズを入れて焼いたものですが、これに関してはこの店ならでは良さを見出すことはできませんでした。このようなものはフランスパンに強い店のものの方が好みに合っているようです。

クロワッサンも安いのです

この作業を無事終了したら、その日から2日かけて冷凍しないものを食べていきます。当日の夜は、クロワッサンと2種類のスコーンを食べてみました。クロワッサンは、フランスパンを得意とするパン屋のようなバターたっぷりなリッチさはありませんが、あっさりとした中にちゃんとパイ生地のサクサク感が生かされています。これで100円ちょっとならばお値打ちだと思います。

スコーンもおいしいのです

こちらのお店の数あるお勧めの中にスコーンがあります。今回は名前も魅惑的なグラマラススコーン(写真左のもの)とジンジャーマンスコーンを購入してみました。グラマラスは、その名に恥じない具沢山でびっくりします。ヌガーかグラノラバーのように粉はつなぎの役目しか果たしていません。各種のドライフルーツやナッツがびっちり詰まっていて、ネチャ、シャリとした食感はいかにも栄養がつきそうです。味も風味豊かで大いに気に入りました。リピート確実です。対してジンジャーマンスコーンの方は生姜の風味がビンビンに効いています。甘さもあるのでお菓子の生姜糖のような感じです。こちらはイマイチでした。

食パンも驚きのおいしさです

次の日は、食パンでサンドイッチを作ってもらいました。デザートはチョコレートローフです。このようなお店ですと食パンは余り注目を浴びませんが、ところがどっこい食パンをウリにしている店に負けるとも劣らないおいしさでびっくりしました。生地がみっちりと細かく良い小麦粉を使っているのがわかるおいしさです。生地の寝かし方や焼き方も上手なのでしょう、パンの耳もちゃんとおいしいのです。生でもトーストでもおいしいのはありがたいですね。この皮(クラム)がちゃんとおいしいというのはこの店のパンに共通する美点でもあります。

こちらのパンは中がリッチなのです

この店の良さのチョコレートやフルーツ使いにアリ!を再認識したのがチョコレートローフでした。これはカット売りしているので試してみたのですが、ケーキ屋顔負けの堂々としたパウンドケーキになっています。ちょっと素朴さを感じる生地とチョコの甘さとほろ苦さの両立が最高です。これもリピート確実です。次回は各種のマフィンも食べてみたいですね。

と、フレッシュ、冷凍の焼き戻しと色々とパンを食べてみましたが、名前先行、評判倒れではの恐れは杞憂に終わりました。流石に人気のお店だけあると思ったと同時に店主ご夫妻のパンに対する愛情と情熱がビシビシではなくふんわりとやさしく食べ手に伝わってくるような気がしました。これほどの人気店ならばもっと値上げしたりパンの種類を減らすことも可能なのでしょうが、大きなパンのハーフ売りやカット販売、好みの厚さへのスライスサービスなども含めて、パン好きの普通の人々が懐を気にせず沢山購入してパン好きワールドへ入門できるように門戸を開いているよう頑張っているように思います。これは内容が大充実しているHPを見れば、その一端がわかると思います。

開店すぐの大行列です

ネットでは、「行列するほどではない」「行列しても買いたい」と、賛否両論ですが、我が家では「1時間待ちは辛いが、10、20分ほどの行列ならばまた並んで買いたい」「次回はあれを買いたい、これはリピートしたい」と、次回購入に思いを馳せております。東京や横浜、関西などではこの店以上のおいしさのパン屋もあるかと思いますが、この値段でこのおいしさ、多くの種類が揃うこと、熱海の隣という立地も考えて、伊豆、箱根方面へ遊びに行った際には寄ってみることをお勧めします。その際には開店前に並ぶか、12時過ぎに出かけることが秘訣かと思います。

P.S.初めて行かれる方は事前にネットやHPで研究してから行きましょう!パンの種類が多くて
  クラクラすることがあります。 

ブレッド&サーカス

神奈川県足柄下郡湯河原町土肥4-2-16(JR湯河原駅より徒歩7分)
0465-62-6789  11:00~17:00  水・木・日曜日休み

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とんかつ うんの、キッチンえのき@静岡市駿河区、揚屋 たけ@葵区

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2009/02/08 (Sun)

静岡カツ丼対決! うんのvsえのきvsたけ

2月に入り受験シーズンが始まりました。スーパーやコンビニに行くとお菓子売り場などに合格祈願をしたチョコやスナック菓子がたくさん売られています。まぁそれだけ藁をも掴む状態ということでしょうか。そこで今回は「ドンと勝つ!」ということで、栄養もあってビタミンB1も取れて、おまけにお手頃なカツ丼の対決をしたいと思います。

えのきのカツ丼です

このカツ丼、日本3大どんぶりのひとつに数えられているほどポピュラーなのですが、おいしいものを食べようとするとなかなか敷居が高いのです。おいしいとんかつを出すとんかつ専門店の多くはカツ丼を出していませんし、そば屋のカツ丼はカツが揚げたてでなかったり・・・と、苦労することもしばしばです。ちょっと高いラーメン一杯の値段と同じような値段で満腹になるカツ丼ってアリだと思うのですが・・・。

最初の店はとんかつ うんのです。駿河区の登呂のどうしてここだけこんなに道幅が広いの?と感じてしまう街道沿いに昨年頃に移転してきたお店です。店構えなどは流行のチェーン店のとんかつ屋のような感じです。お店の前には広い駐車場があるのでクルマでも安心です。店内も出来たばかりですのできれいですし、テーブルも座敷も広々としています。

ふんわり卵が良い感じですね

カツ丼は800円で味噌汁付きとうれしい値段です。まぁ普通のとんかつ定食でも千円位からありますからライバルはとんかつチェーン店でしょうね。こちらのお店も流行のそれぞれの食材にこだわりがあることを謳っています。豚肉は袋井の麦豚、卵は自然卵、揚げ油はなどなど。まぁ、私はおいしいことの方が重要なのですが、それでもお値打ち感がわかりました。

こちらのカツ丼はポピュラーな、誰もが思い浮かぶようなものに仕上がっています。肉は適度な脂身が肉の甘みを増していますし、とんかつ屋らしい少々大きめなパン粉、出汁つゆもご飯に染み込む程度にありますし、卵のふんわりとしたとじ加減も好みです。特別に「おいしい!」と、叫ぶほどではありませんが、「これ、おいしいじゃん」「800円で頑張っているなぁ」との思いを抱きます。特に卵の濃さには感心しました。

カツ定も手頃です

こちらのお店は、すっかり定着したとんかつチェーン店のように、誰でもが気軽に快適にとんかつを中心とした食事ができるように頑張っています。昔ながらに近所には出前もしていますし、とんかつ弁当などの持ち帰りもやっています。このようなお店は末永く商売を続けていってもらいたいものですね。

次のカツ丼は趣向を変えて洋食屋のカツ丼です。こちらのお店のウリは自家製のハンバーグですが、私は密かに揚げ物がおいしいと思っていたのです。こちらのカツ丼も上で850円とうれしい値段です。もちろん味噌汁付きです。

味噌汁付きです

こちらのカツ丼は見た目は和食やとんかつ屋のカツ丼と同じです。味の違いは中のカツでしょうか。胡椒、それも粉末のテーブル胡椒がけっこう効いています。これは好き嫌いが分かれるでしょうが、私はもう少し抑え目の方がいいですね。揚げ方は高温パリッ、パン粉は細かめのものと、洋食屋独特のものです。大きさは普通でしょうか。

カツ丼のアップです

卵のとじ加減は半熟でトロッと良い感じなのですが、出汁が余りなくとんかつの卵とじ風になっているのがちょっと残念です。この辺りはやはりとんかつ屋かそば屋の方が一枚上手なのかもしれません。でも値段から考えても頑張っていると思います。

カツカレーもおいしいですよ

このお店、カツ丼のほかにはカキフライ定食も千円とは思えないほど中がジューシーでいけますし、カツカレーもカレーのルーがちょっと変わったスパイス使いでなかなかのものです。日替わりメニューもありますし、千円札1枚で色々なメニューから選べるのはこのご時世うれしい限りです。ご夫婦2人でやっているからこそできるのでしょう。

もう一軒は、葵区の伝馬町にある比較的新しいお店の揚屋 たけです。若く寡黙なご主人は静岡、清水でも有名なとんかつ専門店Kで修行された方で、1階は6席ほどのカウンターだけ、2階も小さな宴会場を兼ねた座敷席がある路地裏のお店をこれから大きくしていこうと頑張っています。スポンサーを得ていきなり大箱の店でスタートする人も多い中、このような小さな店から出発する姿勢は好きですね。応援したくなってきます。

路地の奥に店があります

こちらの店のメインはヒレやロースのとんかつですが、1本から揚げてくれる海老フライや各種野菜、薄い肉に梅肉や野菜を巻いた巻揚げなどを単品で注文できるので関西風の串揚げ屋みたいにビール片手に予算に合わせて飲み食いできます。そんな多彩なメニューの中にもカツ丼があります。それもロースとヒレのカツ丼、ランチの時にはランチ丼というものまであります。カツ丼ファンにはうれしいですね。

卵の後がけタイプです

最初の訪問ではロースのカツ丼950円を頂きました。カツ丼を語る時に必ず問題になるのが、カツのサクサク感と卵の煮込み加減ですね。カツの生命線であるサクサク感をいかに残しつつ、ふんわりとした半熟加減の卵とじのバランスをどうとるかというのは、どの店でも苦労していると思います。こちらでは、ご飯の上にカツを載せて、その上に出汁入りの卵とじをトッピングする後のせタイプを採用しています。このようなものってあんまりないですね。手間がかかるのを嫌っているのでしょうか。

さて、味はどうでしょうか? うーん、私としてはこのタイプは苦手かもしれません。渾然一体としたカツと卵とじの楽しみが半減しているからです。確かにカツはサクサクしていますし、卵とじの具合も出汁も効いていて良いのですが、果たしてこれはカツ丼といえるのか?と思ってしまうのです。保守的な意見となりそうですが、やはり上手に卵にとじられたカツのサクサク感をのこしつつ出汁に染み込んだ衣のジワッとした感じが好きですね。でも、カツ丼のベチャとしたのが嫌いな人には向いているかと思います。

カツ丼全体は好みではありませんでしたが、カツ単体としては頑張っていると思います。肉は小さめですが、脂身も適度に入っていますし、きれいな油で揚げてあるので食後にもたれることもありません。付け合せのあさりの味噌汁も鰹節の出汁がちゃんと効いていますし、キャベツの千切り、自家製の漬物と、職人肌のご主人らしい丁寧な仕事ぶりがちゃんと伝わってきます。

ランチ丼です

この感想を再確認したのが、2回目の訪問で食べたランチ丼800円です。こちらは、ロース肉のカツの上に自家製の味噌を主体としたソースを掛け、その周りに自家製の豚の薄切り肉の甘辛く煮付けたものを載せたものを食べた時です。値段相応の肉のボリュームは残念ですが、手抜きのない仕事振りと取り合わせの妙には納得しました。ガッツリいきたい人には向かないと思いますが、女性などには丁度良いと思います。


と、ひとくちにカツ丼といってもそれぞれの店で特徴があり、色々な店で食べ比べるのも楽しいとの思いを抱きました。オーソドックスな「うんの」、ハイカラな「えのき」、ボリュームよりも工夫と豚肉の質で勝負する「たけ」、TPOで使い分けするのが良いのでしょうね。

このほかにもそば屋や大衆食堂のカツ丼も捨てがたいですし、ソースカツ丼やドミグラスカツ丼などもおもしろいと思います。塩で食べるような2千円以上もするような銘柄豚のとんかつも良いものですが、千円以下でガッツリと食べられるカツ丼はB級と言われようが、やはり永遠に不滅ですね。欲を言えば高級なとんかつ屋でもカツ丼を食べたいなぁ。


とんかつ うんの

静岡市駿河区高松2-1-6
054-237-4518 11:00~14:00 17:00~21:00 日曜・祝日11:00~14:00 16:30~21:00
月曜日休み

キッチンえのき

静岡市駿河区中田本町17-18(石田消防署近く)
054-281-9218 11:00~14:00 17:00~20:30 火曜日休み

揚屋 たけ

静岡市葵区伝馬町9-9伝馬小路 (静岡銀行伝馬町支店近く)
054-273-4918 11:30~14:00 17:00~22:00(金・土~23:00)
第1、3、5日曜日、祝日休み

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