2009 06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2009 08

スポンサーサイト

kage

--/--/-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ながいけ@藤枝市

kage

2009/07/26 (Sun)

粗挽きそばファンは一度行くべし! ながいけ

藤枝市をはじめとする志太地区はおいしい手打ちそば屋が点在する地域であります。その筆頭は島田市初倉の「藪そば宮本」だと思っていますが、少々値段が張ります。そんな時出会ったのが藤枝市の国道1号線の瀬戸川の橋のたもとにあるながいけです。

これぞ粗挽きのそばですよ

こちらのお店は、以前は洋食屋だったものを現在のご主人が買い取り手打ちそば屋として改装オープンしたものです。開業してから4年ほど経っているそうですが、もっと早く行っておけばよかったと後悔しているほどです。その理由はこの店のウリである粗挽きそばが我が家のそば好きポイントを見事に命中したからです。

このお店には、そば屋の定番であるせいろをはじめ、とろろや桜海老天せいろ、鴨南蛮などの種物やお値打ちとボリューム感を両立した「満足セット」や「満腹セット」などもあります。が、私的には粗挽き3兄弟と呼ばれているものを強力に推奨したいですね。

粗挽き三兄弟の説明です

この粗挽きそば、最近ではあちこちのそば屋で見かけるようになりましたが、技術力がないからかブツ切りだったり、水切りが甘かったり、ゴリゴリしすぎていて洗練さに欠けていたり・・・となかなか納得できるものが少ないのが残念に思っていました。が、こちらのお店のものは十分に合格点というか、この値段と量を考えるともっとそば好きの人たちの話題になって良いと思います。東京近郊や伊豆などの観光地にあったら行列店になっているかもしれません。

粗挽きそばとは、そばの実(玄そば)を皮付のまま、もしくは皮をむいたものを石臼で挽いたものを荒い目(メッシュ)のふるいにかけたもので、そば本来の味わいと香りを味わうことができます。普通のそばはのど越しとかツルツルといった食感を生かしたものが多いのですが、粗挽きそばはのど越しよりも噛んで味わうそばといえます。こう言うと信州などで出会う田舎そばとおもわれがちですが、田舎そばよりも洗練された江戸風のそばといえるかと思います。

粗挽きそば第2弾ですよ

こちらのお店の粗挽きそばは「10割」と「粗挽き」「手挽き」の3種類がありますが、日曜日は手挽きは食べることができません。そしてどれも手間が掛かるために限定数しか提供されないので開店早々か予約して取り置きしてもらうことをお勧めします。

今日は、最初に10割を食べたのちに「とろろせいろ」と「桜海老天せいろ」を注文しました。天ぷらせいろは粗挽きの方が合うということで、プラス100円を払って粗挽きにしてみました。大盛りもありますし、このように融通がきくのは良いことですね。サービスの係りの人も不慣れな面もありますが、一生懸命さが伝わってきます。

そばのアップ写真です

最初に登場した粗挽き10割は、10割そばとは思えない整った姿をしています。10割そばは只でさえつなぎがないので技術的に細く長く切り揃えることは難しいのですが、その上の粗い粉ですからなおさら技術力が必要になってきます。それを考えるとこの出来栄えは凄いといえるでしょう。

この蕎麦は、出来栄えだけでなく味わいと香りも良かったですね。これぞ粗挽き、これぞ10割といった感じを受けます。最初はモンゴルの塩を尻尾にちょっと付けてすするとそばの甘みと香りが口の中いっぱいに広がります。そして粗挽きそばの肝でもある凸凹した歯ざわりと力強いゴリッゴリッとした噛み応えを楽しむことができます。

塩で食べることに飽きたら今度は付け汁で堪能します。関東風の鰹節の香りが効いたピリッと辛めの仕上がりはなかなかのものです。付け汁で食べてもそばは負けることはありません。男性的なのに繊細さも秘めたオールマイティなそばといえるでしょう。10割そばとか田舎そばが嫌いな人でも虜にする魔力があると思います。

桜海老のかき揚げ入りの汁です

次は種物です。天ぷらそばは、温かい付け汁に冷たいせいろを浸して食べるもので、静岡県の名物熱々の桜海老のかき揚げが小さめの丼に目いっぱい入っています。この天ぷら、ネギなど他のものが入っていなくてストレートに桜海老の風味が楽しむことができますが、それ以上でもそれ以下のものではありません。とろろを食べても感じたのですが、そばのレベルに料理のレベルが追いついていないようにも思いました。まぁ、これは脱サラしてそば屋を開業したお店に共通したものですが、ある意味仕方がないのかもしれませんね。

さて、今度の粗挽きそばはそばの実の周りの皮(鬼皮)も一緒に挽いた黒っぽい仕上がりです。つなぎが入っているためにツルツル感は増した分、香りが少なくなっているように思いました。これも塩で食べて10割と比較したのですが、やはり200円高いのかつなぎがないのか10割に軍配を上げざるおえないように思いました。しかし、10割を食べずにこれだけを食べれば他の店の粗挽きを圧倒するようなレベルだと思います。こうなると手挽きを食べたくなってきます。

とろろ蕎麦です

最後はとろろそばです。これは普通のせいろでいただきます。こちらのお店ではいちばんポピュラーなそばになります。が、こちらはごく普通の印象を受けました。このそばだけを食べていてはこのお店の良さ、凄さはわからないのかもしれません。とろろ汁は、これまた静岡の名物ですが、量もたくさんありますし、とろろの愉しさを堪能できますが、自然薯のワイルドさが好きな私には少し物足りなさも感じました。

そして、そばの後にはそば湯が待っています。うれしいことにこちらのお店のものはトロトロのもったりとしたタイプです。最近ではサラサラのものを出す店が多い中、これくらいの濃度があると満足感が違ってきます。そば湯はおまけと言ってしまえばおまけですが、たかがそば湯、されどそば湯ですね。

落ち着いた店内です

と、こちらのお店は私的になにはなくても「粗挽き3兄弟」に尽きると思います。店主もこれらに賭ける意気込みと情熱は凄いものがありますし、これをこの店の柱にしていこうとしているようです。手打ちそば屋がごく当たり前になって、自分でそばを趣味で打つ人も増えてきた中で脱サラで、そば学校でそば打ちを学んだ人でここまでの粗挽きそばを当たり前のように供することができるのは並大抵なことではないと思います。

会計の時にご主人と少し話しをさせていただいたのですが、そば打ちが好きなだけでなくとても研究熱心で、そば粉やそばの産地や管理などあらゆる勉強と実践をしているようです。新そばの時期だけでなく夏場でも香りがなくならないものを出すなど常に精進している職人肌の人だと思いました。次回は手挽きとそば掻きを食べてみたくなりました。

そば屋らしい暖簾です

そばに対して付け汁や各種種物などの料理面は劣る面がありますが、それを差し引いてもそば好きには一度訪れても損はないと思います。お店も木を生かしたナチュラルでゆったりとした造りになっていますし、そばを生かしたデザートなども揃っている、喜久酔などの志太の銘酒と酒肴もあるなど、間口は広い使い勝手の良い店だと思います。

P.S.記事の最後にmore・・・と続きを読む設定になっていますが、続きはありません。すいません。どうしたら消せるのでしょうか??

手打ちそば ながいけ

藤枝市志太5-9-2(藤枝消防署、平安会館近く)
054-644-8518 11:30~14:30 夜は予約のみ
月曜、火曜休み(祝日の場合は営業)

スポンサーサイト

グルメ記事の住所一覧更新のお知らせ

kage

2009/07/12 (Sun)

グルメ記事の住所一覧を更新しました!

私の不手際によりハードディスクが壊れデジカメのデータが消滅しまい、今後の記事のための写真が3回分ほど無くなって少々慌ててております。誠に申し訳ありませんが、今回は半年に一度更新しています県内のグルメ記事の住所一覧の更新を通常の記事の代わりとさせていただきたいと思います。また併せてお店の移転や市町村の合併などによる住所もわかる限り変更しました。読んでいただいている皆様の今後の外食生活の一助になれば幸いです。

P.S.姉妹ブログの静岡道楽日記で「グルメ記事の拍手ベスト10」を発表しました!よろしかったらご覧ください。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。