2010 08 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2010 10

スポンサーサイト

kage

--/--/-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Sahiru17@静岡市葵区

kage

2010/09/26 (Sun)

つい応援したくなるカレー屋!Sahiru(サヒル)17

あちこちの飲食店やお店に出かけると、つい応援したくなるお店に出会うことがあります。小さくても頑張っているお店や日々精進しているお店、値上げしないで頑張っているお店などなど様々ですが、今回はまさにそんなお店になります。静岡市古庄のSahiru17、サヒル・イチナナというスリランカのカレー屋です。

3種類のカレーがのっていますよ

こちらのお店を応援したくなる理由は、手頃な値段でおいしいことという飲食店では当たり前のことだけでなく、店主の人柄の良さが大きな理由ですね。スリランカ出身のご主人サジットさんは日本語もペラペラで、普段は他の仕事をしつつお休みの木曜日と第一土曜日だけお店を開いているのです。この1か月に5日ほどしかオープンしないというレア加減というかハードルの高さは難点になるのですが、休みの日にカレー屋を開くという姿勢も応援したくなるのです。

このような形態だと片手間、趣味のお店と思われるかもしれませんが、これがなかなかどうして本格的なんです。メニューの種類は少ないですが、ひとつひとつの料理がスリランカの家庭料理を変に日本人向けにアレンジすることなく辛さだけを少々マイルドにしているだけとのことで、日本ではなかなか味わうことができないエスニックな雰囲気にトリップさせてくれるのです。しかもこのカレーのおいしさを少しでも静岡の人に知ってもらおうという心意気が自然な形で伝わってくるのもいいですね。

メニューはシンプルです

最初に行った時にはAコースの3種類のカレーがご飯にのったものをお願いしました。これで700円ですからお手頃です。ボリュームは男性だとちょっと物足りないかもしれませんが、そんな時にはご飯大盛りかサイドオーダーがおすすめです。あと、2種類のカレーにロティと呼ばれるせんべい状のものが2枚ついたものがあります。こちらも700円です。

この日は定番のチキンカレーに水菜のココナッツカレー、季節の野菜カレーです。これを単独でなく混ぜて食べてくださいと言われます。が、最初はそれぞれの味を確認します。一番辛いのはチキンです。鶏肉は臭みもなくよく煮込まれていてスパイスが馴染んでいます。インドカレーのようなギー(脂)がそれほど入っていないのも好みです。

チキンカレーが一番辛いですよ

この中で一番気に入ったというかめっけものだったのが水菜のカレーです。これはカレーというよりカレー風味のサラダというのが正しいようで、新鮮なシャキとした水菜にココナッツとスパイスの配合が最高です。私はココナッツ好きなのでなおさら気に入りました。

これらは単独で食べてもおいしいのですが、おすすめのように混ぜて食べることにより1+-1+1が4にも5にもなりますね。辛いものやそれほどでもないもの、ちょっと甘いものが複雑さを呼んでスプーンが止まりません。ここでわかるのがスパイスの香りの良さなんです。スパイスはその日に使うぶんだけをすりつぶしたり刻んだりすることにより芳醇で軽やかなものになるんですが、こちらのお店では、それをしっかりと実践しているということのことです。しかもそのスパイスもスリランカに里帰りした時に現地で購入してくるので現地の香りになるんでしょうね。

お店はできたばかりできれいですよ

1回目で気に入ったので、2回目を狙っていたのですが、予定が合うことがなかったのですが、先日の祝日がちょうど営業日になっていたのでイソイソとランチに行ってきました。この日は休みということもあってか次から次へとお客さんがやってきます。しかも小さなお子さんを連れている家族連れやママさんが多いのです。辛さを調節していないのですが、お子さんでもなんとか食べられるものということと、家で食べるカレーとは違うのはもちろんのこと、インドカレーとは違うヘルシーさも受け入れられる秘密かもしれません。あと大きなことは店主夫妻の接客の良さでしょうか。

今日もAランチです。チキンカレーに豆カレー、かぼちゃのカレーです。が、プラス100円を払うとチキンを海老に変えられるというのでお願いしました。これは滅多に作らないということが大きかったですね。あとは念願?のサモサに似たロールスも一緒にお願いしました。

海老カレーはプラス100円です

今日のカレーの主人公は野菜です。かぼちゃのカレーというかゴロッとした塊をスパイス味で煮たものはエスニックかぼちゃといった感じで惣菜屋さんで出てきても不思議ないほどです。もうひとつの豆のカレーはほうれん草と豆をつぶしたものを煮込んだもので、ねっとりとしていて辛さの中に甘さが十分に感じられます。こちらにもココナッツの香りがいいですね。

海老のカレーは小さな海老がたくさん入ったもので、チキンのように直接的なガツンとくるものでなく、海老の香りを生かす大人しめな味付けになっています。この魚介系のカレーは周りが海に囲まれたスリランカカレーの特徴のひとつで、サンマを炒めたものや鯛、イカなどシーフードを使ったものが色々出るそうです。あと肉類も禁忌食物がないので豚でも牛でもマトンでもOKです。今度はイノシシ肉を使ったものを出すそうです。

ロールスもなかなかのものですよ

さて、念願だったサモサに似たロールスはどうでしょうか。揚げ春巻きのような感じで紙袋に入ったものはサービスエリアで出てくるスナックのように気軽です。これは、ロティの生地の中にスパイスで味付けした鯖の切り身や玉ねぎを炒めたものが入っているもので、ピリッとした辛さが特徴です。

外側の生地のカリッとした食感に中から出てくるアツアツの具のハーモニーが良いですね。ビールのつまみにもカレーの箸休めでも合います。これだけお土産にするのもアリですね。このようなものを食べると、他のスリランカ料理も食べたくなってきます。南インド料理の流れを組む素材を生かした料理は日本人にも受け入れられる素地がありますから。

このお店はできて1年が経って近所の人やインド料理が好きな人に知れられてきたとのことで、次回の営業を待ちわびている人も増えてきたとのことです。店内はコンパクトですが、カフェのようにシンプルな内装とスリランカの風景を写した写真が雰囲気を盛り上げてくれます。インド料理屋にあるゴテゴテさがないのも印象をよくしていると思います。

スリランカの風景が心和ませてくれます

と、こちらのお店のネックは営業している日の少なさでしょうが、それを乗り越えて?もカレー好き、エスニック料理好き、スパイスが効いた料理が好きな人なら一度は訪れても損はないと思います。その時はカレーを食べるだけでなく、店主のサジットさんの手がすいた時にカレーのことやスリランカのことを色々と聞いてみてください。知らなかった国のことや料理のことが少しでも増えて親近感がわいてくるとともに自分の料理に関する知識が広がると思います。


Sahiru17(サヒルイチナナ)

静岡市葵区古庄4丁目2-13(上土保育園、ローソン古庄北街道店近く)
080-3284-7058 11:00~14:00 17:00~(ラストオーダー20:00)
※毎週木曜に営業 (定休日ではなく、営業日です。ご注意ください。)


スポンサーサイト

すだち@静岡市葵区

kage

2010/09/12 (Sun)

丁寧な仕事振りが光ってます! すだち

静岡市の飲食シーンで一番注目されているエリアといったら鷹匠ではないでしょうか。新旧、老舗から新しくオープンした店まで路地裏や街角で頑張っています。この周辺のお店の特徴は、チェーン店が少なく、しっかりと修行した個人店が多いことではないかと思います。今回のすだちもまさしくそんなお店といえるかと思います。

籠盛りがいいですね

こちらのお店は、看板も店構えも控えめで通りすがりでは入ることがないような隠れ家といっていいかと思います。派手な宣伝もメディアへの露出もそれほどしていませんが、おいしさと心温まる接客、適正な価格により、開店まもないのですが、口コミでしっかりと常連さんがついているようです。日曜祝日休みということでなかなか行くことができなかったのですが、お盆休みということでやっとランチで伺うことができました。あらかじめお昼の盛り込み会席2,100円をお願いしておきました。ランチもディナーも人気店なので予約がお勧めです。

私も今回一度だけの訪問ですが、しっかりと修行した板前さんの丁寧な仕事ぶりと、ホールを担当している奥さんの2人3脚で店を切り盛りしている良さの片鱗はちゃんとわかりました。満員になるとちょっと大変な面もあるかと思いますが、このこじんまりとした形は、飲食店としては一番基本的で確実でブレがないものだと思います。

刺身もついてきますよ

和食屋のランチというと松花堂弁当やお膳形式のものが昔は多かったのですが、最近のちょっとお洒落なお店は、こちらのような小鉢や惣菜をきれいに籠盛りにした形式のものが多いですね。料理、それも和食は目で見て楽しむ面も大きいですから、女性などはテーブルに並べてもらっただけで歓声が上がるかもしれません。ちょっとした花やあしらいなども心憎いばかりです。

料理は、籠盛りのほかに刺身が一緒に出てきます。今日はかんぱちでした。包丁の冴えもよく身もプリッとして良い素材を使っているのがわかりました。なによりツマの繊細さにプロの技を見ることが出来ました。このような刺身になると日本酒が欲しくなりますが、こちらのお店では静岡県の銘酒が各種揃っています。あいにくこの日はクルマでしたのでお茶でしたが・・・。

手が込んでいる料理です

メインとなる籠の中身も食べるのがもったいないくらいにきれいに盛られています。一皿づつ出てくる懐石形式も良いですが、ランチではこのように一度に少しづつ食べられる方が好きですね。前菜的なものはイクラ和えにこれ以上柔らかくできないと思う出汁巻きたまご、軽めの椀物は旬のとうもろこしのすり流しなどです。どれもなにげない素材を手間隙かけて料理する日本料理の真髄を垣間見ることができました。

籠盛りのメインは天ぷらと焼き魚でしょうか。天ぷらには2種類の塩が出てきます。カリッと揚がったフリットに近いものですから天つゆよりも塩との相性が良いですね。太刀魚もホックリしていて良かったのですが、それ以上においしかったのが野菜ですね。ニンジンやゴボウなどはしっかりと土の香りがしていて旨いです。天ぷらというと海老という定番から抜け出しているのも好印象です。

さらに天ぷらよりも気に入ったのがアマダイの一夜干しです。小さめのものでしたが、干したことによりアマダイ特有の上品な白身の旨さがギュと凝縮した感じに仕上がっています。焼き具合も良いですね。このほか、日本料理の味のバロメーターである煮物も家庭料理とは一線を画すプロの技を愉しむことができました。マナー違反と理解しても迷い箸してしまいます。

ご飯は変わりご飯ですよ

食事を楽しんでいる丁度良いタイミングでご飯と赤だし、漬物が出てきます。普通の白いご飯でなく変わりご飯なのも時流かもしれませんが、うれしいですね。この日は十五穀米ということでしたが、ボソッとしたところもなく上手に炊けていました。この手のヘルシーなご飯はイマイチ好きではないのですが、こちらのものはすんなりと食べることができました。これからの秋には栗やキノコなどのご飯が登場するんでしょうね。

水菓子も最後に出てきます

最後の〆は水菓子です。これに関して和食はイタリアンやフレンチのデザートに負ける部分かなと思いますが、それでもおざなりのものがでないのは流石だと思います。この日はさっぱりとした水羊羹でした。店に入ってから店を出るまで1時間以上は個室形式の座敷、もちろん掘りごたつ式のものでのんびりできて、2、100円はお値打ちかなと思いました。

と、こちらのお店は評判通りのしっかりと基礎のできた和食らしい和食、むやみに創作に走らない料理と控えめでありながら確実なサービスと相まって接待などではなく、自腹で楽しむ料理屋かなと思います。昼は女性グループの会食、夜はカップルや同姓の仲間でカウンターで好きなものをアラカルトで楽しむなどが良いのかなと思います。

看板ものれんも控えめです

最近の和食屋や飲食店は、○○さんの野菜や××産のブランド肉、△△漁港直送の魚・・・と、料理の腕前以上に素材を前面に出したり、見た目が派手なコースやお値打ちだけを売り出すなど本末転倒、チグハグな部分もあるように思いますが、こちらのお店は派手さはなくても、支払った料金以上の満足感を得られる和食、日本料理を愉しむことができるかと思います。この次は夜にお邪魔したいですね。


旬のお料理 すだち

静岡市葵区鷹匠2丁目12-1 丸山ハイツ (静岡大成高校近く)
054-221-1550 11:30~14:00(OS13:00)、17:30~22:00(OS21:30)
日・祝日休み

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。