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案山棒@焼津市

kage

2010/12/19 (Sun)

朝もやっているユニーク蕎麦屋! 案山棒

今年ももうすぐ終わりです。毎年恒例?の年越しそばにちなんでのそば屋の紹介です。焼津の住宅地のちょっとわかりづらい場所にこの秋に出来た案山棒は、ギャラリー併設、元マージャン屋を改装した店舗、土日には朝蕎麦を展開・・・と、ちょっと変わった蕎麦屋です。

せいろそばです

が、出てくるお蕎麦は本格的な手打ちそばです。修行先が日本を代表する手打ちそば職人であり、全国各地に蕎麦の名店を誕生させている師匠でもある高橋さんの処ですから最初から期待感が高まります。おまけに翁系の代名詞でもあるかたくなに蕎麦だけを出すというスタイルではなく種ものもあるというのですからなおさらです。

最初は朝ラーならぬ朝そばでお邪魔しました。焼津、藤枝を中心とする志太地区では昭和の時代から朝早くから一部のラーメン屋が開店して多くのお客さんでにぎわっていて、それが最近の地元食ブームに乗って大人気となっているのは承知のことだと思います。

朝そばやってます!

が、朝蕎麦は珍しいですね。いくら志太系のラーメンがあっさりとしているとはいえ、蕎麦の方がヘルシーですから二日酔いや食欲のないときには合っているかと思います。この日は朝8時前という時間にも関わらずけっこうなお客さんがいました。

朝蕎麦の時間はシンプルに「せいろ」と「かけ」の2種類で、これに温泉玉子やとろろなどのトッピングが加わります。ラーメンと同じように冷たいのと温かいのと同じですね。もちろんひとつづつお願いします。値段はどちらもワンコインの500円とうれしい値段です。

ギャラリーを併設しています

蕎麦が出てくるまではこのお店のもうひとつの売りであるギャラリーの展示物を見ることにします。この日は迫力のある墨絵作家の武田さんのもので、どこか青森のねぶたの絵を思い出されるなかなかのものです。この絵の存在がシックで落ち着いた店内とよく合っています。カフェにギャラリーが併設されている店はよくありますが、蕎麦屋にも合うものなんですね。

さて、5分ほどで到着です。小さ目のお膳にのって登場です。どちらも量は昼の蕎麦よりも少な目のようです。が、こだわりの蕎麦屋と同じくらいはあります。冷たいせいろの蕎麦は新蕎麦らしくうすい緑色をしています。まずはそのままちょこと山葵をつけて楽しみます。

細めのそばは手打ちですよ

蕎麦の香りもいいですし、細めに切られた食感も好みのものです。噛みしめると蕎麦の香りがより感じられ鼻に抜けていきます。今度はつけ汁につけてたぐると、醤油の香りと渾然一体となった別のおいしさが感じられてきます。なにより辛口の汁がいいですね。江戸前らしいキリッとした感じです。もちろん鰹節などの出汁も十分効いています。

かけそばは冬にはありがたいですね

この出汁の良さは温かいかけそばでも十分に感じることが出来ました。というよりよりこちらの方が楽しめたと思います。蕎麦自体の楽しみはせいろに軍配を上げることができるかと思いますが、寒い冬場はかけも捨てがたいですね。やはり朝そばは両方楽しむのがいいのでしょうか・・・。

この朝そばの好印象でいっぺんにファンになったので、しばらくしてからお昼にお邪魔しました。日曜日の13時過ぎという時間でしたが、店内はほとんど満員でした。開店してからそう時間が経っていないのと看板もない郊外のわかりにく立地なのに凄い人気です。おそらく口コミでお客さんがきているのでしょうね。

店の外には坪庭が・・・

この日の目当ては種物とご飯ものです。どちらもネットでの評判が良かったですから試してみようと思った次第です。けっこう色々あるメニューの中から小天丼をお願いすると「すいません、ご飯がたくさん出て炊き上がるまで時間がかかります」とのことで断念。さらに鴨南蛮をお願いすると「すいません、今日は鴨がたくさん出て無くなりました」とのこと。2度続けて振られてしまい、メニューを再考します。

ということで、天ぷらせいろと花巻そばをお願いしました。が、ここからが長かったですね。開店早々とうことでホールと厨房スタッフの手際とチームワークがまだ発展途上なのでしょう。30分以上待ってからやっと到着しました。

天ぷらは穴子ですよ

さて、天ぷらせいろは一本まるごとの穴子天です。海老や野菜の天ぷらでなく穴子というのが心憎いですね。穴子も大好きなので期待が高まります。カラリと揚がり薄めの粉の具合もいいのですが、穴子天のキモである身のふっくらさ、ほっこり加減がイマイチです。

蕎麦の方も先日の朝蕎麦のようなキレの良さ、鮮烈さが感じることができませんでした。が、先日が良かったので、これはこれで値段相応のものなんでしょう。これも混雑故のことかなと思います。もう少し落ち着いてきたら蕎麦も安定するのだと思います。

海苔の風味がいきています

もひとつの花巻は海苔の香りがいいですね。この店の好きな醤油と返しが十分に効いた雑味のないすっきりとした汁に海苔の風味がよく合っています。シンプルなだけに誤魔化しがきかないんだと思います。半分ほど食べてから穴子天を乗せて2度楽しみます。

と、このお店は開店早々ということもあり日にちや混み具合によっては接客や蕎麦の具合がバタバタするかと思いますが、ギャラリー併設、バリアフリーのゆったりとした造り、トイレや店内の装飾、テーブルから望むことができる築山のしつらい、朝蕎麦の試みなど従来の蕎麦屋とはちょっと違った良い意味でのとんがったお店なのに、出てくる蕎麦が真っ当な江戸前のしっかりとしたものというギャップが楽しいのだと思います。

店も新しく気持ちがいいですね

志太地区には手打ち蕎麦のおいしい蕎麦屋が数多くありますが、その中に入っても埋没することなく、この店のカラーを打ち出していくことが可能だと思います。ご主人もまだ若い人なのでこれからが期待できますし、有機野菜を使ったり、店内でライブをやったりと、21世紀の蕎麦屋らしい試みは応援したくなります。昼に蕎麦というのは当たり前の風景ですが、朝から風雅に手打ち蕎麦を軽く愉しむというのはなかなか出来ない体験です。焼津方面へ行かれたら一度寄ってみてもいいかと思います。


そば屋 案山棒(あんさんぼう)

焼津市大住99(田子重西焼津店、セブンイレブン大住店近く)
054 627 7222 7:00~9:00 11:30~14:30
月、火曜休み(祝日の場合は営業)
 
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チキンハウス・青木養鶏場@富士宮市

kage

2010/12/05 (Sun)

自宅で焼鳥屋の味を楽しもう! チキンハウス

早いもので今年も残り一ヶ月を切りました。12月といったらクリスマスです。テレビのCMではフライドチキン屋のものが多くなってきました。クリスマスパーティーの主役は鶏料理になりますからね。そんな時に使いたいお店が富士宮の135号バイパス沿いにあるチキンハウスです。

想像以上の新鮮さにびっくりです

こちらのお店は青木養鶏場という鶏屋さんが経営しています。流行の直売所ですね。富士山麓の恵まれた自然環境の中でのびのびとおいしいで飼育された鶏肉を使った食材があれこれと販売されています。目玉商品は焼き鳥の材料です。あらかじめ串にささっているものが多いので買って帰ってから調理すれば焼き立てのおいしいものが堪能できるわけです。

このような串ものは最近のスーパーやデパ地下でも販売されていますが、はっきりいってこの値段なら敵ナシと言っていいと思います。一本100円から120円、大きな手羽や軟骨系でも200円程度で本物の焼き鳥屋の味が楽しめるのです。そして種類もお店顔負けのものが揃っているのです。

焼き鳥は焼いたものもありますよ

その理由はなんといっても養鶏場直営だからです。中間マージンがないですし、鮮度が命の鶏肉においてはさばいてから店に並ぶまでの時間が圧倒的に短いのも大いなる利点です。この鮮度はお店に並んでいる鶏肉のピンク色とした正肉、白レバが入った艶艶なレバ、プリッと赤身が刺した砂キモ・・・などなど一目瞭然です。

この日は初めてということもあってか我が家の好きな部位を適当に買ってみました。もちろんレバは白っぽいところをお願いしました。こちらのお店では焼いたものも置いてありますが、私的には焼いてないものをお勧めしたいですね。焼き鳥はやはり焼き立てのアツアツがおいしいですからね。それからこちらの鮮度の良いものなら基本通りに塩で楽しめばよいので焼き鳥屋のようにタレの出来不出来のハンデも少なくなりますから。

揚げ物もあります

ということで、夕食は自宅で焼き鳥屋を開店してみました。前菜は砂肝の唐揚げです。これは揚げてあるものを買ってきて温めたものです。小さく切ったものを竜田揚げ風にしたもので、小さいながらもコリッとした食感がいいですね。居酒屋で出てきてもおかしくないほどのものだと思います。

基本は正肉ですね

が、これはあくまでもプロローグでした。次は基本中の基本の正肉(一番上の写真)です。これで鶏肉のおいしさがわかりますからね。天然の塩だけを掛けて焼いたもので、胡椒もタレも塗っていませんから誤魔化しがききません。お店のように炭火焼きとまでいきませんが、電気式の魚焼きグリルで丁寧に焼いてもらいました。

果たして、正肉は、鶏肉のおいしさ旨さがギュと詰まっています。おいしい焼鳥の証しである外側がカリッとしていながらも中はジューシーで柔らかなのに弾力があるのです。このアンバランスさが魅力なのかもしれません。途中から七味を掛けて変化を愉しみます。ネギなど挟まなくてもいくらでもいけちゃいそうです。

レバーはトロッとしています

次はいよいよ我が家が焼き鳥の中で一番重要視しているレバーです。この良し悪しが焼鳥屋を図る目安になると思ってます。鮮度が一番わかりますからね。こちらのものはレバーの中でも希少な白っぽい白レバーと呼ばれるものが入っています。今回はこれを指名買いしました。普通は白レバというと値段が跳ね上がるものなんですが、こちらは普通のレバと同じ値段です。

このレバーは鶏肉のフォアグラと言っては言い過ぎかもしれませんが、自宅で食べるレバーとしては申し分ないと思います。手造りのタレは焼鳥屋に負けてしまいますが、素材はかなりのものです。中がレア状態に焼けばトロッと口の中でとろけます。これならレバが嫌いな人でも食べられるのではないかと思われるほどです。これほどのものならコレステロールを気にしなければ何本でもいけそうです。

スナギモですよ

次は砂肝串です。これも値段以上のボリュームがあります。一本で2~3羽分の鶏が使われているとかでコリッコリッとした食感が最高ですね。お店から自宅まで運んでもドリップが出ないのも新鮮さの証拠でしょう。これはピリッとした一味唐辛子が合いますね。ビール好きの人にはたまらないものだと思います。

最後はメインともいえる肉付きヤゲン軟骨です。普通の焼鳥屋でも軟骨串はありますが、こちらのものはたっぷりと肉がついています。肉は横隔膜の部分で、肉は脂分がたっぷりと入っている柔らかなリッチなもので、それとコリコリとした軟骨の対比がいいですね。顎が疲れますが、肉を食べたっという満足感を味わうことができます。

ボリュームもありますよ

このような特殊肉とよばれるものが揃っているのも専門店ならではといえるでしょう。ほかにも首の部分のセセリやお尻部分のボン尻、ソリとよばれるものまで一羽の鶏をまるごと手作業でさばいているからこそできる技だと思います。

この日はひとり700円程度で大満足になってしまいました。これだけのものを外で食べたら倍から3倍くらい掛かってしまうかと思いますが、満足感が同じかそれ以上だと思います。なんせこちらの富士の鶏を仕入れて焼鳥屋として出しているお店が県内はもとより全国にひろがっているのですから当然ですね。

ハムなどもありますよ

次回は焼き鳥用の肉はもちろんですが、予約して鶏肉のぶつ切り、それも駿河シャモのものを予約して購入してみたいですね。駿河シャモは、富士の鶏以上のブランド品、逸品のようで値段はは張るようですが、一度食べたらやみつきになってしまうということを聞いていますからね。近所にはう~宮なという農産物直売所もありますから新鮮は野菜を買って鶏鍋なんて最高だと思います。

そうそう、こちらのお店は、焼鳥用の肉だけでなく挽肉や鶏肉の普通の部位、さらにハムやソーセージなどの加工品の他に卵も販売されています。これからのシーズンになくてはならないローストチキンも予約販売されるそうです。値段は他の肉屋やスーパーと同じかちょっと高いくらいで、肉質みっちりでいながらジューシーな本格的なものが楽しめるかと思います。

お店はバイパス沿いですよ

と、初めて行ったチキンハウス、地元でなくても「鶏肉は青木養鶏場のものを使用しています」と堂々と謳っているだけのものがありました。しかも驚くほどの値段の安さで一度でファンになりました。どうしてもっと早くから行かなかったのかといつもながらの後悔話になってしまいますが、これからは富士宮へ行ったら寄ることになること必至だと思います。

それにしても食で町おこしをしている富士宮だけあって、どこの町でも減少の一途をたどっている精肉店、お肉屋が何軒も、しかも牛肉に豚肉、それに今回の鶏肉・・と特色を出して切磋琢磨しているのは凄いことだと思います。さすが酪農、畜産が盛んな地区だけのことはあるかと思います。富士宮、朝霧方面へドライブへ行った際にはチキンハウスへ寄り道しても後悔はないと思います。
 

チキンハウス(青木養鶏場)

富士宮市宮原541-5 (富士宮市スポーツ公園近く、国道158号BP沿い)
0544-58-1601 10:00-18:00 火曜休み

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