2011 02 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2011 04

スポンサーサイト

kage

--/--/-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ちっきん@藤枝市

kage

2011/03/20 (Sun)

応援したくなるラーメン屋! ちっきん

大震災において願うことは一日も早い復興です。飲食店においても一端閉店したものの場所を変えて復活したお店があります。それが藤枝市のちっきんです。以前のお店も良かったのですが、新しいお店になってからさらにパワーアップして好みのラーメン屋となりました。

これが朝そばです

最近のラーメン屋は個人商店でもお金を掛けてモダンでお洒落なものが増えてきましたが、こちらのお店は正直お洒落ではありませんし、お金もそれほど掛かっているように思えません。が、その代りに手造り感、アットホーム感、建物よりもラーメンそのものへの原価投入という本来あるべき姿を追及しているようで、応援したくなってしまいます。

最初に出かけた時に頂いたのは、ネットで評判の良かった塩ラーメンです。こちらのものは擦り胡麻に2種類のネギ、海苔が特徴的です。油も浮いていて、どこか和風の趣があります。魚介系、特にアサリがポイントのようですが、確かに塩気の奥から磯の香がしてくるように思います。が、まろやかなあっさりとした塩が好みの私にはちょっと濃いように思いました。

塩ラーメンです

まぁ、これはオヤジだからの意見で、普通ならば難しい塩ラーメンを上手にまとめていると思います。具のチャーシューも太いメンマも丁寧な仕事がしてありますし、値段から考えると頑張っていると思います。麺の茹で具合も硬めでお願いしてちょうど良かったですね。

ちょっと変わった形の餃子です

この時にサイドメニューとしてお願いしたのが餃子です。持ち帰りもやっているほど力を入れているものです。しかも普通の餃子でなく俵型というかコロンとした丸型のものは揚げ焼のようなホワイト餃子をちょっとこぶりにしたものです。食べた感じもそんな感じでカリッとした皮とジューシーの餡のバランスがいいですね。ニンニクは効いていますが、5個単位のものがあるのがいいですね。

次は藤枝ならではの朝ラータイムに突撃しました。朝7時から営業しているのでまさしく朝飯にラーメンです。こちらのものはそのものずばりの「朝そば」(一番上の写真)です。このネーミング通りに蕎麦屋のラーメンのようにガツンと鰹節が効いています。しかも焼津の本枯節を中心に3種類のものを贅沢に使っているということで、かなり濃厚にカツオしています。嫌な人はダメかもしれませんが、ラーメンよりも蕎麦が好きな人は気に入るものだと思います。

太目のモチッとした麺ですよ

私もそのひとりで、化学調味料に頼らない濃厚だけど後味さっぱり、口の中には鰹節の良い香りが充満していきます。しかもこの手のラーメンにお馴染みのザラッとした魚粉やギトギトした油分が少ない(無い)ため、レンゲが止まりません。麺は中太の力強いもので、好みの分かれるものですが、太麺好きにはこれはこれでいいですね。あとはチャーシューがバラ肉でなくモモ肉ならなおOKなのですが、これは仕方がないですね。

私もあちこちで志太系の朝ラーを食べてきましたが、こちらのものは伝統の味+お店独自のカラー+隣町焼津の鰹節の良さを生かしたものとして、数ある朝ラーの中でも出色のものだと思います。日曜祝日休みというのはハードルが高いですが、朝ラーファンには一度試してもらいたい一杯です。なお、このメニューは朝時間のみで金曜、土曜の夕方は食べることができなのが残念です。

味噌ラーメンは白味噌味ですよ

3回目では味噌ラーメンをお願いしました。こちらのものは修行先と同じような白味噌を使ったもので、見た目は甘く、後から味噌の香りがくるものです。この甘目の味付けが苦手な人も多いかと思いますが、私は嫌いではありません。さらに途中からテーブル備え付けのラー油とにんにくをちょっとづつ入れていくと良い意味でジャンクで複雑な味に変化していきます。

シンプルな店内です

この味噌ラーメンもそうですが、塩ラーメンにトマトを合わせたトマトラーメンは季節に合わせた限定メニューなど今時のラーメン屋と同じように次々と新しいメニューを開発し、それを生かしてノーマルのものもスープや麺、トッピングを微妙に変化していくというのは当たり前かもしれませんが、ラーメンが好きだからこそのものだと思います。

お店は小さいですし、素っ気ない店構えですが、それ以上に店主と奥さんのやる気と愛想の良さ、丁寧な仕事振りと向上心で、ラーメン激戦地といえる志太地区でキラリと光る存在だと思います。最近になって若干値段が上がりましたが、小麦粉などの原料が高騰している状態からは仕方がないと思いますし、値上げしたといっても並の無化調系ラーメン店と同じくらいになった感じでしょうか。

朝日に輝くお店ですよ

と、こちらのお店は、地元客や地元のラーメンファンにご贔屓され愛されているように思います。マスコミによく登場するようなカリスマ店でも朝ラー専門店でもありませんが、いぶし銀のような存在は一度出かけてみても損はないと思います。駐車場もちょっと離れていますがちゃんとありますよ。


らーめんちっきん

藤枝市田中2-13-6(藤枝市立西益津小学校近く)
054-646-6078 7:00~14:00 17:00~20:00(金・土のみ)
日曜、月曜、祝日休み

スポンサーサイト

そば茶や楽亭@静岡市駿河区

kage

2011/03/06 (Sun)

蕎麦屋なのにそうめんが看板商品です! 楽亭

静岡市の外食値段は物価の高い東京と大差ないことが多いように思います。そんな中でも探せばお手頃な値段でボリュームたっぷり、しかもおいしいと3拍子揃ったお店に出会うことがあります。このようなお店は大概人気店になっているように思います。しかも昔からのお店、店主が年配の人ということが多いように思います。

名物の田舎そうめんです

こちらのお店もまさにそんな一軒だと思います。生活道路沿いの目立たない店構えのごく普通のお蕎麦屋さんなんですが、開店時間早々に満員御礼になることが多いようです。それも皆常連さんばかりのようで、皆さん気軽に女将さんと会話したりメニューをみないで好きなものを注文したりしています。このような常連さんに愛されるお店ってはずれが少ないように思います。

初めて行った時は事前の情報が余りなかったので、本命をはずして注文してしまったのですが、それでも一度でお気に入りのお店になりました。この日は寒い日だったので温かくなるメニュー、しかもカレー好きということもあってひとつは野菜カレー南そうめんを、ひとつは蕎麦屋の定番、天盛りそばをお願いしました。

おそばももちろんありますよ

最初にやってきたのは天盛りそばです。こちらでは海老天が載った普通の天盛りはなくかき揚げか鳥天、ちくわ天などになります。このこと細かいメニュー構成もこちらのお店の特徴のひとつです。すべてを制覇することも難しいですし、メニュー名を見ただけで内容を理解するのも1,2度では難しいかと思います。

さてかき揚げ天そばですが、大きなかき揚げを中心にかぼちゃや茄子、れんこんなど5種類ほどの野菜までのっています。天ぷらはカリッとした揚げ方でどちらかというと家庭の味っぽい仕上がりですが、どこかホッとする感じがします。塩で食べるようなものでなく天汁や蕎麦のつけ汁にどっぷりとつけて少し柔らかくして食べるのが合いそうな感じですね。

てんぷらのボリュームがありますよ

蕎麦の方はどうでしょうか?こちらもどちらかというと街場の蕎麦屋、出前をやっているような蕎麦屋の蕎麦のような感じです。最近ではあちこちにある本格的な手打ち蕎麦屋の繊細なものとは違う仕上がりです。が、これはこれでこちらの天ぷらとは合っているように思います。蕎麦のつけ汁もやはり昭和の香り風の出汁が余り効いていない感じです。

と、蕎麦に関しては好みのものでなありませんでしたが、もうひとつの野菜カレー南そうめんには正直びっくりしました。値段が700円という最近のお洒落系ラーメン屋か手打ち蕎麦屋のせいろ一枚の値段なのに、野菜たっぷりなうえにスパイシーさも感じさせるカレー味の汁もなかなかのもので大満足となりました。

カレーそうめんにも野菜たっぷりです

カレーを使った南蛮系のメニューというと普通はうどん、次に蕎麦となるかと思いますが、こちらのイチオシはそうめんです。普通の細い揖保の糸や三輪そうめんのようなそうめんでなく、ちょっと太目の徳島の半田そうめんのような腰の強いのびにくいものがカレーの強さにも負けなく頑張っています。

なにより、具の多さとちょっと怪しいカレー味の汁が好みです。蕎麦屋のカレーというと鰹出汁が効いた和風のものがほとんどですが、こちらのものはピリッと辛くエスニックな感じがするんです。そこに大量の野菜が絡んで一気にいけちゃいます。寒い日にはぴったりなメニューだと思います。

メニューが多いのも特徴です

一回目で、不思議な魅力に取りつかれ、時期をおかずに2度目の訪問をしました。この日も満員御礼で出る頃には待ち客も何組かおりました。まぁ、これは注文したものが出てくるのに時間が掛かることもあるのでしょうが、CPの高さが人気の秘密なんでしょうね。あとは癖になるオリジナルメニューの存在だと思います。

そのオリジナルメニューの代表格が田舎シリーズだと思います。田舎とはピリ辛の味噌味の汁を使ったもので、温かいものとラーメン屋のようなつけ麺のようなアツアツの汁+冷たい麺という組み合わせのものの両方があります。どちらかというとつけ麺タイプが人気があるようです。なお「らくめん」とはラーメンのことです。

このつけ汁がいけるのです

ということで満を持して田舎そうめん(一番上の写真)をお願いしました。海苔を散らしたそうめんに見た目ではどんな味が想像もつかないような汁がついてきます。この田舎汁が癖になる元なんですね。ベースは各種味噌を混ぜたものに唐辛子や胡麻、エスニック系調味料や調味油を入れて、そこにアクセントとなる揚げた桜えびが入っています。和に東南アジアっぽい雰囲気もする不思議な感じですね。イマドキのラーメン屋のつけ麺のメニューにあっても不思議はないほどです。

味付け自体はちょっと濃いめで塩っぱくトロミもあるのですが、そこに淡泊なそうめんが絡んでくるのです。このような味付けのものを出す店は知らないので一度食べてみて好き嫌いを判断してもらうしかないのですが、ハマる人はハマる味だと思います。濃いようなら蕎麦湯ならぬそうめん湯をもらって薄めて食べることができます。

カツ丼もありますよ

もうひとつは、前回隣のテーブルの人が食べていておいしそうだったカツ丼セットをお願いしてみました。こちらも手ごろな値段なのにボリュームたっぷりです。カツ丼は衣がちょっと厚めなのは愛嬌でしょうが、肉もなかなかのものですし、気になる卵のとじ具合も半熟トロトロ系で気に入りました。汁もの代わりの蕎麦もたっぷりな量があってガッツリといきたい人にはぴったりだと思います。

と、こちらのお店は蕎麦屋なのにそうめんの方が人気があるうえに、普通は醤油のノーマル味ばかりなのに田舎やカレーなどのアレンジものが人気があるという正統派の蕎麦屋ではありませんが、600円から800円程度という懐に優しい値段の上にボリュームたっぷりとうれしいお店です。

店内も店頭も掃除が行き届いています

店主ご夫妻は超がつくほどのベテラン、年配の方々ですから金儲けとしてよりご贔屓さんのために商売をやっているように思われます。ご主人は、職人としてありきたりのものでなく、自分の好きなメニュー、あれこれ工夫して完成させた自信作の田舎シリーズや季節ごとの限定メニューなどを作り続けているのだと思います。また女将さんは生け花や床の間の飾りなどちょっとしたしつらえや常連さんとの会話を楽しみに商売をしているように思いました。

このような年配の方が頑固に昔ながらのやり方で商売をしている姿は、段々と少なくなってきましたが、お元気で無理をしないように頑張っていってほしいものだと思います。そば好き、ちょっと変わったもの好きな方には一度足を運んでいただきたいお店だと思います。なお営業時間はお昼だけですのでご注意くださいね。駐車場はお店の向かいにありますよ。


そば茶や楽亭

静岡市駿河区見瀬264-3(大里西小近く)
054-281-1246 11:00~

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。