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和菓子 油屋@焼津市

kage

2011/07/24 (Sun)

明治18年創業の老舗だけど、奢らない和菓子屋さん! 油屋

焼津は言わずと知れた港町です。日本有数の漁獲量を誇るだけに街中に魚を売りにする飲食店や水産加工業のお店があります。が、普段使いの和菓子屋がそこかしこにあるのです。その理由は漁師さんが沖に出る時に、甘いお菓子を持っていった名残らしいのです。

夏のお菓子といったらわらび餅ですね

今は焼津市となっている旧小川村の旧道沿いにある油屋もまさにそんな一軒です。明治18年創業の老舗で、お地蔵さんとして知られている海蔵寺の門前で商いをされています。ちょっと不思議な店名は、和菓子屋になる前は油の小売をしていたからだそうです。店内には付近のお寺さんに納めるお菓子の木型などがたくさん飾られているほか、ゆったりとした造りなどそこかしこに歴史を感じさせてくれます。

お菓子の木型です

和菓子屋にも多くの形のお店があります。茶事に使われるような上生菓子を主に扱うお店から、贈答用品を主に扱うチェーン店など色々ですが、主流となるというか、私が好きなお店は昔ながらのおやつやおまんじゅうを扱う、何気ない和菓子屋です。京都でいうおまん屋さんですね。

こちらのお店の主力商品も毎日たくさん手造りされているそれらのおまんじゅうです。名物として知られているのが味噌まんじゅうです。一個60円という手頃な値段でこぶりで愛らしい形で、ひとりで10個、20個と買い求める人も珍しくありません。その理由はオリジナリティと癖になる味わいだからでしょう。

一番人気の味噌まんじゅうです

焼津市内の和菓子屋では甘しょっぱい味噌まんじゅうを出していますが、こちらの店のものは多くのお店のものとはちょっと違っています。形が小判型なのと、粒々の白餡にこれまた白味噌の皮を塗りつけたようなものなんです。白味噌の甘塩っぱさと中の濃いめの白あんがねっとりとしていて、渋いお茶と良く合うんですね。漁師さんなどはこれを酒のつまみにするそうですが、それもアリだなと思わせる独特なものがあります。

味噌まんじゅうの他のおまんじゅうには、利休まんじゅうや田舎まんじゅうなどもあります。どちらも同じ一個60円といううれしいお値段です。田舎まんじゅうは粒餡に薄い皮をまとわせたものです。今日はもうひとつの利休まんじゅうをお願いしました。

利休まんじゅうです

こちらは全国どこのおまんじゅう屋であるような、漉し餡に黒糖の皮にかぶせて蒸しあげたもので、上品な甘さが特徴です。サラリとした漉し餡もさっぱりとした黒糖の皮も定番で鉄板な味わいです。が、これは他のお店でも食べられると思うのでやはりこちらのお店では味噌まんじゅうの方がお勧めですね。

和菓子屋といったらなんといっても季節のお菓子を忘れてはいけません。四季折々のお菓子は生活に潤いを与えてくれます。日本人に生まれていきて良かったと思わせてくれますね。夏といったら冷たく冷やした和菓子が最高です。わらび餅もそんな一品ですね。

プルプルな食感がいいですね

わらび餅も定番のお菓子ですが、なかなか好みのものを見つけるのは難儀していました。が、こちらの店もものを初めて食べた時には、直球ど真ん中な味わいで一度でファンになりました。大きなパックの中にはきなこにまぶされたプルプルとしたわらび餅が12個ほどきれいに並べられています。これだけ入って350円はお手頃だと思います。

このようなわらび餅というと思い浮かぶのが、デパートの京都物産展などで出店される老舗のものですね。私などはそれらのものと比べてもけっして劣ることはないと思っています。むやみに柔らかくもない適度な加減と口の中にいれた時の融ける感じ、上品で質の良いきなこと相まってアッという間に食べてしまいます。好きな人ならひとりでもいけてしまいますね。近所の餅貫のわらび餅と双璧の出来栄えだと思います。なお人気商品なので夕方行く場合は電話予約した方がいいかもしれません。

あんみつです

夏のお菓子といったらあんみつも忘れてはいけません。プラスチックのカップに入ったお手軽なものは、これまたどこの和菓子屋にもあります。こちらの店のものはこれまた一個280円とお手頃です。内容は寒天にみかん、さくらんぼ、黄桃、求肥、こしあんにたっぷりとした黒蜜です。

味わいは定番の懐かしいものですが、この内容なら十分だと思います。柔らか目の寒天やシロップ漬けの果物に黒蜜が絡んでいきます。これに赤えんどう豆なんかが入っていたらなお結構なんですが、それは贅沢といったものなんでしょうね。これも人気商品ですので予約が必要かもしれません。

まほろという菓子です

あと、日持ちのするものとして「まほろ」というお菓子も食べてみました。カステラ生地に漉し餡の和風ロールケーキといった趣です。しっとりとしたカステラ生地に甘目を強くした漉し餡がマッチしています。夏は冷たくして食べるとなおおいしくなると思います。このほかにもお馴染みのどら焼きなんかもありますからお使いものにするにはいいかもしれません。

が、やはりこちらのお店は何と言ってもその日か次の日に食べきってしまうおまんじゅうやわらび餅などが良いと思います。バラ売りもパック売りもありますが、親しい人へのお使いものや自宅のお土産など懐かしくも丁寧に造られた、日本の、そして焼津らしい正しい昔ながらの和菓子の良さを愉しむことができるかと思います。最近は和洋折衷の和菓子が幅を利かせていますが、それらと一線を画す伝統の力みたいなもの、庶民のおやつとしての和菓子って捨てがたいなぁと思わせるものがあると思います。

老舗の風格があります

こちらの店もそうですが、昔ながらの和菓子屋さんの情報はネットにはあまり出てきません。地元の人向けといったらそれまでですが、ドライブの途中や何かのついでに寄って、味噌まんじゅうやわらび餅を買ってもけっして後悔はしないと思います。今ではスーパーやコンビニでも和菓子は購入することができますが、それとは一味も二味も違う本物の良さを実感できると思います。

それから、こちらのお店は閉店時間が午後5時頃と早いのとお休みが月に1,2回の不定休となっているので、遠方からお出かけの際には電話で確認してからの方が良いかと思います。


和菓子 油屋

焼津市東小川6-9-6(小川中学校近く、海蔵寺門前)
054-628-2264  8:00頃~17:00頃
定休日不定休

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グルメ記事更新のお知らせ

kage

2011/07/10 (Sun)

グルメ記事の住所一覧を更新しました!

暑中お見舞い申し上げます。今年の夏は例年よりも梅雨明けが早いだけでなく、節電も重なって辛い忍耐の夏になりそうです。さらに311の震災以来、外食産業の客足が遠のいているようです。が、良いお店へは積極的に足を運びたいものですね。そんな一助になればの願いも込めて今回は、恒例の静岡県のグルメ記事の住所一覧の更新となります。よろしくお願いします。

夏にうれしいかき氷です

さて、静岡道楽手帖は、記事の総数が200を超えました。数多くの方に読んで頂いているうえに、多くの拍手を頂き誠にありがとうございます。これからもよりよいお店を発掘していきたいと思っております。なお、今回からテンプレートを変更しました。よろしくお願いします。

P.S.テンプレート変更のために一部の画像が表示されない恐れがあります。誠に申し訳ありませんが、表示されない場合はサムネイルの文字をクリックしてください。


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