2017 05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2017 07

スポンサーサイト

kage

--/--/-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オータム@浜松市中区

kage

2009/12/13 (Sun)

本格派の欧風カレーが楽しめます!オータム

浜松は餃子の町として有名ですが、私はカレーの町としてもなかなかのものがあると思っています。町のあちこちにインドカレー屋や本格的なカレー屋さんが点在しています。今回はそんなカレーの町浜松で出会ったおいしいカレー屋の第一弾として欧風カレーの専門店オータムを紹介したいと思います。

ビーフカレーですよ

地方でカレー専門店というと、どうしてもインド料理屋になってしまいますが、オータムは欧風カレーの専門店です。東京などでは当たり前なんですが、静岡県では珍しい存在かもしれません。その理由は値段がどうしても高くなってしまうから成立しにくいのもあると思います。事実、この店のイチオシのビーフカレーは1,300円します。が、食べてみればこの価格でもお値打ちと感じるほど完成された逸品とわかるはずです。

私も最初の訪問ではビーフカレーをオーダーしました。テーブルに最初に運ばれてくるのは大きな皿の真ん中にチョコンと飾られたビーフカレーのルーとライスです。見た目はまるでフレンチのアミューズです。この大袈裟とも思えるプレゼンテーションに込められた意味は、「たかがカレー、されどカレー」というオーナーシェフのプライド・心意気なんでしょう。

最初はこのスタイルで登場します

「カレーでも食うか」のような普段食のカレーでない、「ここのカレーを食べよう」というご馳走感のある特別なカレー、フレンチの技法やイギリス本流のカレー料理というソースとしてのカレーをこの最初の一皿で表現しているのかもしれません。大食いタレントのひとりは「カレーは飲み物だ」と言っていますが、こちらのカレーはご飯と一緒でなく、単品として飲めるソースとして完成されたものであると思います。

ビーフカレーのルーを食べた感想は、ホロッと柔らかくなった大きめな牛肉、解けて形の無くなった野菜の旨み、ベースのフォン・ド・ボーとスパイスが渾然一体となったバランスの良さでしょうか。深くコクがあるのがはっきりとわかります。これは手間隙と材料にお金が掛かっているだろうなと思わずにはいられません。

この深みのある色がいいですね

ソースの基本となるフォン・ド・ボーに3種類のカレー粉やソテーしたビーフや玉ねぎを4時間炒めたり、さらにそのほかの野菜を何時間も煮込んでから2日間寝かしてやっと完成するそうですからプロの仕事とはいえ並大抵のことではありませんね。今の世の中、手を抜こうと思えばいくらでも便利な食材や調味料があるので出来るのでしょうが、それだとこれだけのものができないのでしょう。いくらレトルトのカレーがおいしくなったとはいえ、こちらのような深みと複雑な味わいは出すことができないと思います。いっぺんにビーフカレーのファンになりました。

さらにおいしさを増しているのがカレー本来の持ち味である辛さの具合・加減です。最初の一口はベースのソースのコクや深みを感じてからスパイスの辛さがじんわりと追いかけてくるのです。この2重奏的な楽しさが欧風カレーの醍醐味かもしれません。直線的に攻撃してくるインドカレーとあちこちから攻撃してくる欧風カレー、どちらにも良さがありますね。

リンゴとレーズンが入ったバターライスです

また、こちらのカレーの魅力を高めてくれるのがライスと薬味の存在です。大きな木の器にたっぷりと用意されたライスは、リンゴやレーズン、フライドオニオンが入ったバターライスに仕立てられています。この甘くリッチなご飯に辛いルーがとてもマッチしています。懐かしいカレーポットに入ったルーもたっぷりとありますので、存分に味わうことができます。隣のお客さんは「おいしい、おいしい」と言いながらお代わりをしていましたが、その気持ちもよくわかりました。

この薬味が効果を発揮します

もうひとつのお楽しみの薬味は小さくかわいらしい銀色の器に「福神漬け」「らっきょう」「マンゴーチャツネ」「茹で卵のみじん切り」の4つが出てきます。この中で特徴的なのがマンゴーチャツネでしょうか。自家製かどうかわかりませんが、ほのかに甘く辛いのが苦手な人は辛さを中和してくれるだけでなく、カレーを別な味わいに変化させる役目もしてくれます。

1回目に気をよくして、2回目は相方と一緒に訪問しました。狙い目は冬場の「牡蠣のカレー」だったのですが、2日前に牡蠣フライを食べたばかりだったので、今回はパスして新メニューの「カレーうどん」を、もうひとつは欧風カレーのもうひとつの雄でもある「シーフードカレー」をお願いしました。また、この他にポークや野菜など10種類ほどカレーメニューがありますし、ベースは4種類も使い分けています。

シーフードカレーはこのスタイルで

シーフードカレーは、ビーフカレーのベースがフォン・ド・ボーだったのに対し、フレンチの技法通りにフュメ・ド・ポワソンで出来ています。具は海老にホタテの貝柱、イカ、ムール貝、あさりなどが入っています。こちらのルーはビーフとは違って濃さも辛さもそれほどではありません。その理由はあっさりとしたシーフードの旨さを表現するためのことでしょうか。

そのためかどうかわかりませんが、前回ほどの感動は味わうことができませんでした。確かにベースのフュメドポワソンとスパイスとシーフードから出る旨みの融合は感じるのですが、それが掛け算でなく足し算になっているように思いました。シーフードの鮮度も関係するのでしょうが、アワビのキモとか味噌がたっぷりと入った有頭海老とか蟹が入るともっとコクが出ておいしくなると思うのですが、値段が跳ね上がりますから難しいんでしょうね。特別メニューとか予約メニューでもいいから実現してほしいものです。

このカレーうどんがおいしいんですよ

それに対し、掘り出し物だったのがカレーうどんでした。お茶碗2杯ほどのご飯、これはバターライスでない普通の白いご飯ですが、それがついて880円な大いにアリだと思います。この日は寒い日だったのでアツアツで辛いカレーうどんはたまらない一杯となりました。まさかカレー専門店とはいえ、これほどツボに見事にはまるとは思いませんでした。東京や名古屋のカレーうどん専門店のものより気に入りました。

カレーうどんというと、お蕎麦屋やうどん屋、もしくはチェーン店のカレー屋で食べる醤油味出汁の効いたのものが多いのですが、こちらのものは、隠し味に醤油が入っているとはいえ、ベースはあくまでも欧風カレーです。和風のカレーうどんとは一味もふた味も違う独特の存在感がなんともいえません。たっぷりと乗ったネギも良いアクセントになっています。

新しいメニューが登場しました

このカレーうどんのベースはポークカレーです。ルーの中にはバラ肉や豚モモなどがコマ切れ状になって万遍なく入っていてうどんとカレールーの繋ぎ役になっています。辛さは例によって後からジンワリハッキリと感じるスパイシーさがあります。さすがこの辺りの加減は専門店だけのことはあります。うどん自体はそれなりなんですが、それを補って余りあるカレールーの出来栄えにびっくりしました。さらにうれしいことに〆のご飯をうどんを食べた後に投入するとカレー丼として2度楽しめるのです。

このカレーうどんの他、新メニューには懐かしいナポリタンと牛挽肉ときのこたっぷりのミートソースのスパゲティがあります。どれも880円と懐にやさしい値段です。これも不景気の影響なのでしょうか。このようなメニューが出来るのも、シェフの修行の賜物でしょうか。基本がしっかりとしている上に手間隙を惜しまない職人気質の姿勢が他の店とは違う存在感のあるメニューになっているのだと思います。

この看板が目印ですよ

と、こちらのお店のカレーは、ホテルのカレーや東京の欧風カレー専門店よりもある意味本格的なものだと思います。特にビーフカレーは、修行先の東京六本木の伝説のフレンチWの名物黒カレーを彷彿させる出来栄えで、欧風カレーを食べたことのない方、レトルトカレーでは満足できないカレーファンの方には一度食べていただきたいですね。その奥深さと味わいはカレーの新しい一面があることを教えてくれるかと思います。

さらに各種前菜や季節料理、特に冬場は牡蠣のカレーや牡蠣のグラタンなどもありますからデートや記念日のディナー、ちょっとした接待などにも十分使えるかと思います。お店も厨房もピカピカに磨かれており気持ちよく食事することができます。場所は市街地からも幹線道路からちょっと外れていますが、カレーファンならずとも一度は訪れても損はないと思います。日曜日を除く平日と土曜日のランチにはサラダとコーヒーが付いてきますよ。


カレーハウス オータム

浜松市中区高丘西1-12-4(航空自衛隊浜松基地近く)
053-438-0526 11:30~14:30 17:30~21:30  火曜日休み

この記事へのコメント

kage

美味しそうですね~

そういえば欧風カレーって食べてないなー
ビーフカレー1300円って、
とっても魅かれます。

こういうお店なら、
ミートソースも美味しそう!
でも、浜松か...
そう言えばチャーハンじじいもまだ行ってなかったし、気になるパン屋さんもあるし、一度ツアーを組もうかな(笑)

Posted at 20:15:52 2009/12/13 by sue

この記事へのコメント

kage

こんな欧風カレーが食べたかったんです!!
大昔は名古屋にも在ったんですが・・・
サンマルコ(って静岡にもありましたっけ?)じゃ代わりにならないってず~っと思っていたんです、
浜松再訪熱が点きました(笑)

カレーうどんですが、チェーン店でない若鯱家を是非とも召し上がっていただきたいですっ!自信アリます★★★

Posted at 23:23:19 2009/12/13 by きさ

この記事へのコメント

kage

sueさん、こんにちは。
欧風カレーって身近なようでいてなかなか食べる機会がないんですよね。

浜松は静岡とは違った魅力がありますから探検のしがいがあると思います。ただお店が広範囲に広がっていますので順序よく回らないといけないんですが・・・。

Posted at 04:50:23 2009/12/14 by SUZY(メンカタ)

この記事へのコメント

kage

きささん、こんにちは。福岡&湯布院の旅も楽しく拝見させていただきました。九州は温泉も食べ物も人もいいですよね。

こちらの欧風カレーは本格的でおすすめです。岡崎周辺で高速渋滞がひどいですが、浜松へどうぞお越しください。

やはりケーキなんかと一緒で、本店とFC店では味が違うんですね。名古屋へ行ったら寄ってみたいと思います。それからサンマルコ、松坂屋静岡店にあります。が、すいています・・・。

Posted at 04:54:53 2009/12/14 by SUZY(メンカタ)

この記事へのコメント

kage

家から思いっきり近いのでちょっと嬉しくなりますね~。
とは言いながらも15年ぐらいは行っていないです。
今はどうなのか知りませんが、当時は子供が入れなくて苦慮した記憶があります。

最近は遠征が多いのですが、来年は近い所を再検証して行こうかなって思っています。

Posted at 21:32:41 2009/12/15 by らーパパ

この記事へのコメント

kage

らーパパさん、こんにちは。

こちらのご近所だったのですね。あの辺りは余り行くことがなかったのですが、良さそうなお店がたくさんありそうで、探検のしがいがあります。

近所でも遠征でも良いお店に出会えるのが一番ですね。

Posted at 04:40:09 2009/12/16 by SUZY(メンカタ)

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。