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ひさご、ころ助@富士市

kage

2010/06/06 (Sun)

富士市ランチ対決! ひさごvsころ助

多くの飲食店は昼と夜の営業をしています。客単価の高い高級店でもランチの時はお値打ちの価格で提供しているお店や、夜と同じものに品数をプラスするお店など、それぞれのお店で工夫と努力して売り上げ増を図っています。そんなランチは、お金を有効に使いたい私にはなくてならない存在です。今回は富士市にあるふたつのお店を比較して、お値打ちでおいしいランチ対決をしてみたいと思います。

お刺身もありますよ

ひさご

富士市の商工会議所の近くにこちらのお店は、飲食店が何軒か集まっているテナントビルのひとつです。外観は独立店舗ではないので特徴はそれほど出ていないのですが、中に入ると落ち着いた和の佇まいに癒されます。きれいに磨かれた一枚板のカウンターがいいですね。ランチの時間は人気があるので予約が必要です。この日も満員御礼でした。お客さんは女性だけのグループか女性連れの人が多いですね。

こちらのお店のランチは品数は天丼と海鮮丼など種類は限られているものの、夜は飲んで食べて五千円以上は覚悟しなくてはいけないのに対し、1,000円から1,200円程度で楽しめます。この値段にはちょっとしたデザートとコーヒーまで付いてくるのですからお値打ちです。

デザートとコーヒーも付いています

天丼は、ノーマルのタレと塩の2つの味があります。私はタレのかかったご飯も好きなのでノーマルのものをお願いしました。天ぷらはお弟子さんが揚げてくれるのですが、しっかりとしたお店だけにお弟子さんとはいえ、テキパキとしながらも丁寧に仕事をしてくれます。この仕事振りが目の前で見えるのもカウンター割烹の醍醐味ですね。

天丼の最初の楽しみはどのようなネタが乗っているのか?ではないでしょうか。ある程度のボリューム感、丼からはみでる、山と積まれたといったものがあるとうれしくなってきます。こちらのものは、その点では合格点でワクワクしてきます。海老が2本に魚、きのこに野菜が数種類と盛りだくさんです。衣は若干厚めですが、きれいな揚げ色をしています。

てんこ盛りの天丼です

この見た目の良さ同様、食べてみてもその印象は変わりません。海老はプリッとした食感と甘みとレア感を残した揚げ具合がいいですね。やはり海老は天丼において主役だと再認識しました。白身魚のほっこり感、茄子やしし唐、かぼちゃなどの野菜は大きめに切られていて食べ応えもありますし、ともすれば貧乏臭くなるえのき茸なども料理屋ならではのテクニックで上手に揚げられていると思います。

程よい甘みと適度な量のタレも化学調味料に頼らない自然な感じなのもおいしさに貢献していると思います。高級天ぷら専門店の活けのネタや淡白でサラッとした揚げ具合を望むのは酷ですが、この値段でこの質とボリュームはG何羽っていると思います。箸休めのマグロの刺身の切り落としや赤だしもさすがの出来栄えだと思います。 

これで千円はお値打ちですね

もうひとつの海鮮丼と麺のセットも値段以上の満足感でした。夜や昼の会席で出る刺身、お造りでどうしても出てしまう切れ端や落としの部分を上手に盛り込んで、見た目も食べた後の感想も豪華な仕上がりになっていると思います。ボリューム自体はそれなりですが、それ以上に質の良いものを食べられる幸福感は良いですね。

お汁の代わりになる細めのうどんのお椀は、想像以上のボリュームでびっくりしました。麺自体のおいしさはそれなりですが、薄めながらしっかりとした出汁の旨さはさすがだと思いました。このセットは女性でなくてもけっこうなボリュームがあり満足できるかと思います。

海の幸がいろいろ乗ってます

と、こちらのお店はランチを食べて夜にもお邪魔したくなる典型的なお店だと思いました。ランチとディナーは別物としてやっつけ仕事のお店もありますが、値段以上のお値打ち感、手抜きをしないしっかりとした仕事振りと丁寧なサービス・・・と、予約してでも一度たずねてみる価値はあるかと思います。事前に予約すれば2,500円程度で昼会席もあるようですし、ちょっとした集まりやお祝いにも使えると思います。

今回、初めての訪問でしたが、店主(板前さん)はまだ若いながらもちゃんとした修行をして、四季ごとに京都や東京の有名・新進を問わず話題の料理屋へ視察をしたり、全国各地の良い食材を仕入れたり・・・と料理の向上に余念がない点と料理をすることが好きなのが伝わってきて好感を持ちました。日曜日休みなのでお店に行くことは難しいのですが、また行きたいと思うとともに、奥様方に独占させるだけでなく若い人にも日本料理の良さの片鱗を体験してもらいたいと思った次第です。これから注目されていく、メジャーになっていくお店だと思います。


ころ助

このお店はひさごと違って、洋風のダイニング的な内装です。落ち着き感よりもモダンさを優先させている今風な感じは女性好みといっていいかもしれません。ころ助というかわいらしい店名とはちょっと違う感じですが、気軽に寄れる雰囲気は敷居が低くていいかもしれませんね。

名前がかわいいですね

こちらのランチは種類が豊富で何を選んでいいのか迷ってしまいます。どれも魅力的にみえてくるのはうれしい悩みです。そんな時に頼りになるのがテキパキとしながら丁寧なサービスをしてくれるマダムですね。的確なアドバイスに従っておいしいものが色々と楽しめる「朝霧の玉手箱」と人気がある「青木養鶏場のフライドチキン塩ポン酢仕立て」をお願いしました。

このお店のコンセプトは流行の地産地消です。それも言葉だけでなくちゃんと実践しているのです。食材の多くを地元の富士市と隣の富士宮市の厳選したお店や生産者のものを仕入れ、それをアイデア豊富に料理して提供してくれているのです。野菜とか肉はこだわりのものを仕入れているお店はけっこうありますが、多くの食材をこれだけ良いもの、地元でも一目置かれている優れているものを仕入れているのはそうそうないかもしれません。

看板商品がちょっとづつ味わえます

そんな魅力の食材オールスターズを一度に楽しめるのが「朝霧の玉手箱」1,590円です。目玉料理、お勧め料理がちょっとづつお試し的にお弁当箱のようなものに入っています。料理は長谷川農園のポットベラのステーキや朝霧ヨーグル豚のしゃぶしゃぶなど食材の良さをちゃんと感じることができました。欲をいえばもっと量を増やしてもらえたらと思いました。アッという間に食べ切ってしまうので、欲求不満状態になってしまうのです。このボリュームだとお値打ち感はイマイチかもしれません。

もうひとつの青木養鶏場のフライドチキンは逆にお値打ち感がありました。地鶏ならではの身のムッチリ感とあっさりした中に旨さを秘めているおいしさを感じることができました。塩ポン酢の塩梅もいいですね。鶏のから揚げというと、居酒屋か中華料理屋の簡単な料理と思ってしまいがちですが、味わい、盛り付けなども含めて、このお店のオリジナリティ料理として完成されているのかなと思います。

鶏がサクサクでおいしいですよ

今回、こちらの料理を食べてみて良い素材、食材はおいしさにちゃんと貢献してくれるのだなと再認識するとともに、富士山麓にはまだまだ知らない食材が隠れているのとうれしくなってきました。特に長谷川さんのポットベラなどは普通のスーパーなどではお目にかかるのは難しいので、こちらのお店で試せる意義は大きいですね。

と、こちらのお店は良い素材+アイディアあふれる調理法という今風な感じのお店ですが、若い人からお年寄りまでカジュアルに使うことができると思います。昼でも夜でもワイワイ仲間やカップルで楽しむのが良いのかなと思います。

デザートもしっかりしています

以上、どちらのお店もそれぞれ良い点があり、比較して優劣をつけることが難しいですね。ひさごはオーソドックスな日本料理の伝統の良さを、ころ助は地元の食材の良さを気軽に味わうことのできる良さをそれぞれ感じられました。どちらのお店も自分のお店のカラーをちゃんと把握して、それをお客さんにアピールして支持を得ているということだと思います。やはり大きなお店、チェーン店でなく、個人のお店は良いですね。応援したくなってきます。


ひさご

富士市瓜島90 清和ビル1階(富士商工会議所近く)
0545-57-2050  11:30~14:00 17:30~23:00
定休日 日曜日 予約が望ましい


朝霧ダイニング ころ助

富士市本市場町975(あおい書店、米之宮公園近く)
0545-65-3450 11:30~14:00 17:00~23:00 月曜休み

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Posted at 19:52:54 2010/06/14 by

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