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kage

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サントリー白州工場@山梨県北杜市

kage

2010/08/29 (Sun)

工場見学の楽しさ再発見! サントリー白州工場

もうすぐ学校の夏休みも終わりです。夏休みやお盆休みもあったので、あちこちに出かけていく機会も多かったのではないでしょうか。そして9月も連休や祝日があったり暑さも一段落することで、行楽やドライブへ出かける方も多いかと思います。そんな目的地のひとつとして最適な場所に山梨県北杜市のサントリー白州蒸留所の工場見学があります。

この看板がそこかしこに・・・

ここ最近、あちこちの工場を見学する社会科見学がちょっとしたブームになっています。無料で実際に物を作る現場を見ることができるうえにお土産や試食・試飲ができることが大きな理由かと思います。気軽なレジャーのひとつとして定着しているのだと思います。実施しているメーカー側でも自社の製品や取り組みを多くの人に実際に知ってもらうチャンスですから手を抜くことなく楽しませようとあれこれ工夫しているようです。

今回訪れたサントリーの白州工場は、そんな数ある工場見学コースの中でも長い歴史と実績があり、多くの見学者がある人気のあるものになっています。リゾート地としても有名な八ヶ岳山麓というロケーションも良く、半日のんびりと過ごすことができます。夏場はひんやりと涼しい別天地、秋は紅葉、冬は雪景色、春は新緑と四季折々の良さがありますが、共通するのは緑豊かな森の中に囲まれているので、数多くの野鳥がいることです。バードウオッチングの穴場としても有名なほどです。

この樽で熟成させるんです

工場見学・ガイドツアーは、午前10時から始まりますが、夏休みや連休時の土日などは込み合いますので、なるべく早めに向かうことが必要かと思います。我が家は10時前に駐車場に到着して見学コースのスタートは10時30分からのものになりました。なおこの見学コースは通常30分おきですが、混雑時は臨時に出ることがあります。また、見学の後にはアルコールの試飲がありますので、ドライバーは最初から最後まで「ドライバーなので飲めません」という札を首にぶら下げることになります。

工場見学までのちょっとした時間つぶしには、工場内にあるウイスキー博物館とファクトリーショップでの買い物がいいかと思います。博物館では日本の洋酒界を牽引してきたサントリー、昔の寿屋の歴史とウイスキーの製造工程などの解説がされています。斬新な演出はなく比較的オーソドックスな展示内容ですが、見学の下準備としては十分かと思います。

場所の名を冠して白州というブランドです

もうひとつのショップでは、工場オリジナルの商品や白州工場で作られる製品が色々と揃っています。チョコレートやナッツなどのおつままみ関係から白州のミニボトル、サントリー製のグラスなど比較的手頃な価格のものからけっこう高額のものまで揃っています。そうそう、グラスに関してはネットでクーポンを準備していくとお土産で無料でもらうことができますよ。

これが蒸留釜です

さて、時間になると20人から30人が1グループになって見学に出発です。最初は歩いて仕込みの工場へ向かいます。大きな仕込蔵を見た後は工場の心臓部ともいうべき蒸留釜の見学です。大きな銅製の釜は色々な形と大きさのものが鎮座しており、この形状の差により味に差が出て、この原酒を微妙な加減でブレンドすることにより多くのブランドができるということのようです。この光景を生で見られるというのが工場見学の醍醐味かもしれませんね。

樽を焼くことで独特の香りが出ます

この後は、バスに乗って移動です。まぁ時間は1,2分ですが、山の斜面に沿って工場が展開されているのでバス移動が楽ちんですね。バスで降りた場所で見るのはウイスキーを貯蔵するための樽、バレルの内部を焼いて香りをつけるリチャーという工程を実際に見ることです。実際は今では機械化されているそうですが、伝統的な手作業を見せることは演出面を含めて、会社をPRするには必要なんでしょうね。

その後はまたバスに乗って最終工程の貯蔵庫へ向かいます。大きな樽がびっちり整然と棚に並んでいます。その年代はマチマチで1980年とか1972年などの古いものもありますし、個人名義のものもあります。マイボトルならぬマイバレルですね。一樽50万からということらしいのですが、好きな人にとってはお金にかえられない魅力があるんでしょうね。そうそう、ここでの圧巻はその香りです。ウイスキーの芳香がムンムンとしていて、この香りだけで酔ってしまいそうです。

試飲はハイボールですよ

このあとはいよいよお楽しみの試飲です。大きなホールに集まって一斉に飲み始めます。大人の方々の顔がほころぶひと時ですね。アルコールとしては流行りのハイボールです。それも角瓶などではなく、白州10年をプレミアムソーダで割った「森香るハイボール」と呼ばれる特別なものです。って私が飲んだわけではないのですが、その味は普通のお店で飲むものより数段おいしいものだそうです。なおお代わりは白州12年を白州のおいしい水で割った水割りです。

アルコールを飲めないドライバーやお子様はなっちゃんオレンジか白州の工場内で作られているおいしい水になります。これはチェイサーとしても役立ちました。この水のおいしさこそがサントリーがこの場所に工場を建設した理由になっているそうで、近所の道の駅での湧水も日本のおいしい水100選に選ばれていますからね。なお、飲み足りない人は隣にバーもありますので、とことんまで飲みつくすことが可能です。雰囲気も良いですよ。また、このおいしい水を作る工場の見学も可能です。

レストランのカレーです

ここでお昼ちょっと前になったので、工場内にあるレストランでランチにします。普段ならこのような観光地内の場所では食べることはしないのですが、ネットの情報では下手なレストラン顔負けのおいしさとコストパフォーマンスの良さということでしたので試してみたわけです。さすがに夏休みのお盆ということで10分ほどウェイティングしましたが、比較的早くお店に入ることができました。このレストランはサントリー直営で、木の質感を生かした店内部分と森に囲まれたテラス席に分かれています。雰囲気重視ならテラス席かと思います。リゾートならではの楽しみがあるかと思います。

メニューは千円から2千円程度で、ちょっと高級なスキー場のレストランといった感じでしょうか。この店ならではのものとしてはハイボールやウイスキーの水割り、ビールに合わせたつまみが色々と揃っていることです。チーズや燻製のソーセージなどで一杯やるのはちょっとした贅沢な時間かなと思います。

ポークストロガノフです

我が家では夏野菜のカレーと限定品のポークストロガノフを頂きました。どちらも千円程度です。カレーには茄子やズッキーニなどの夏野菜のほかにけっこうな量のチキンのソテーが乗っており、けっこうなお値打ち感もあります。カレーも本格的な欧風で当たりの一品でした。

もうひとつのストロガノフは期待したほどのものではありませんでしたが、豚肉も柔らかくソースもなかなかのもので、料理のレベルの高さを知るには十分でした。こちらのレストランでお勧めは多くの方々が食べていたローストビーフかもしれません。レアで厚みもそこそこあり、見ただけでおいしそうでした。次回はこれを食べてみたいですね。そうそう、こちらのレストランだけを目当てにくる人がいるというのも納得できる満足感を後にレストランを出ることになりました。もちろんサービスもサントリー仕込みですからしっかりしておりました。

本当に多くの樽が並んでいます

と、無料でウイスキーのできる工程を実際に見学し、おいしいハイボールを試飲して、お土産にグラスまで頂くという大判振る舞いをしてもらう体験をすると、なるほどこの時代に社会科見学として工場見学が人気なのも理解できました。会社でも多額の経費がかかっても自社の宣伝、会社の内容を知ってもらうには格好なことなんでしょうね。損して得とれではありませんが、このような地道な活動が将来の優良な顧客の獲得に繋がっていくんでしょう。

こちらの工場の隣には大衆的なお菓子メーカーとして有名なシャトレーゼの工場(アイスの試食可)もありますし、小淵沢や清里などの観光地も近いということで、静岡から日帰りもしくはのんびりと一泊で遊びにいくのはぴったりかと思います。ドライバーの人はアルコールを飲むことができませんが、それを考慮しても一度は行ってみて損はないかと思います。さらにハイボールの講習会などの特別なイベントも随時開催しているので、それを目当てに行くのも良いかと思います。

我が家でもこの次はどこの工場見学に行こうかと考えているほど癖になりました。


サントリー白州工場

山梨県北杜市鳥原2913-1
0551-35-2211(9:00~16:30) 
工場見学 10:00~15:00 年末年始・工場休業日休み 

この記事へのコメント

kage

素敵な休日を過ごしていらっしゃいますね。
ずいぶん前に社員旅行で行った時はシングルモルトを大々的に宣伝している時で、でも試飲はRoyalという何か釈然としない見学になりました。
その後友人家族と訪問し、改めて贅沢な時間を味わうことができました。
秋以降、翁とのセットで出かけるのもいいですよね。





翁は寄らなかったのですか。

Posted at 22:53:52 2010/08/29 by sue

この記事へのコメント

kage

sueさん、こんにちは。

こちらは本当に気軽なレジャースポットとして定着しているようです。緑の中で無料で遊べるのですから、この時代は受けるのはわかるように思います。

翁は、ご主人が変わってから行っていません。評判がイマイチだと行かないのも何なんですが、他に行きたいお店があるんですよねぇ。本当にあの辺は隠れたお店があるんですよね。

Posted at 05:22:51 2010/08/30 by メンカタ

この記事へのコメント

kage

翁、
実は私も10年近く前に一度行ったきりです。

隠れたお店って...
こんどこっそり教えてください(笑)

Posted at 22:14:25 2010/08/30 by sue

この記事へのコメント

kage

sueさん、こんにちは。

長坂の翁については、多くの人がそんな感じのようですね。

隠れたお店といっても、今ではネット社会ですからどんな店も出てくるようですが、有名な店でなくてもけっこう美味しい店がありますよね。東京から引っ越してくる別荘兼用の店が多いですし・・・。

Posted at 04:57:34 2010/09/01 by メンカタ

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