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山乃幸@長野県原村

kage

2010/11/07 (Sun)

本場の天然きのこを気楽に楽しむ! 山乃幸

今年の秋はきのこが大豊作だということです。夏の猛暑とそのあとの長雨の影響ということらしいのですが、きのこ、それも天然のきのこということになると気になるのが毒きのこの存在です。素人は当然のことながら勉強していても生半可な知識では防ぎきれないことがあるのでやっかいです。そんな時頼りになるのがプロのお店です。そんな一軒が長野県は八ヶ岳山麓の原村にある山乃幸です。

秋といったらきのこです

長野県の原村というと、高原のペンション村として一世を風靡したエリアですが、このお店があるのは純粋の農村と里山が混在している牧歌的なエリアにあります。風景は北に八ヶ岳、南に甲斐駒ケ岳と勇壮な山岳に囲まれていてドライブするにもぴったりな場所です。周辺には観光スポットもたくさんありますし、中央高速諏訪南や小淵沢インターからほど近いので途中下車するのも楽です。

こちらのお店は年中営業しているのですが、真価を発揮するのは秋のきのこの季節だと思います。ご主人さんが無類のきのこ採り好きということで、格安に色々なきのこ料理を楽しむことができるのです。店頭では地のきのこを販売しているほどです。しかもその価格が露天で販売しているお店や農産物直売所よりも安いほどなんです。ちなみにこの日の松茸は一本4000円でした。

季節料理が楽しめます

きのこ料理というと鍋に天ぷら、焼き・・・など色々ありますが、このお店では思いのほか手軽な値段で楽しむことができます。きのこの王様、土瓶蒸しでも700円、天ぷらで600円という値段です。これくらいならあれこれ楽しむことができます。おまけにこの手のお店の常であるいらないものが色々付いてくるコース、お膳仕立てでない質実剛健さがいいですね。

本来なら土瓶蒸しといきたいところですが、訪問する数日前に自宅で食べたばかりでしたので、天ぷらときのこそばときのこご飯のセットをいただきました。天ぷらは、焼きと同様にきのこのおいしさをストレートに味わえる料理だと思っていますから。

天ぷらは最高ですよぉ

しばらくして到着した天ぷらは、ショウゲンジにハナイグチ、クリタケが入っています。天つゆもついてきますが、揚げたてはやはり塩が合います。このような天然のきのこは食べる機会が少ないのでそれぞれの味の評価は難しいのですが、シャクシャクとしたり、ふんわりとしたりきのこが違うだけで風味や食感が微妙に変わってくるのです。松茸のようなわかりやすい香りや味はそれほどでもありませんが、野生味、苦みなどが噛みしめているほどに感じられます。

このような感想を持てるのも天ぷらの揚げ方や粉など調理法が良いからだと思います。けっして都会の天ぷら専門店のような江戸前の鋭い揚げ方ではないのですが、かといって山奥の旅館の天ぷらのようなボテッとした重いものでもない、きのこ、それも雑きのこに合うイタリア料理のフリットのような衣が適度に付いていてサクッと揚げてあり、なおかつ中はきのこの旨味を残すようになっていると思います。

この天ぷら、2人で1皿で足りるかと思ったのですが、想像以上のおいしさで迷わずもう一皿追加してしまいました。少し残したものはきのこ蕎麦に入れて2度楽しんだほどです。この天ぷら、秋はきのこですが、春には山菜で楽しめるようです。こちらも天ぷらにすると抜群ですからね。

きのこの出汁が出ています

もうひとつのきのこ蕎麦は、これまたきのこが色々と入っています。観光地のドライブインのようなどこにでも売っているようなきのこやきのこの水煮を使うのではなく、天然の地のきのこを贅沢に使っているのです。こちらの方はきのこの出汁、旨味が煮ることによってエキスとなって蕎麦汁に溶け込んでいます。

この汁だけを飲んでもこのお店に来た価値があると思いました。醤油や返し、鰹などの出汁は控えめで、きのこの旨味、滋味を十分に引き出すように配慮されているので、なおさらきのこの味わうことができました。おまけにきのこ自体もヌルッとしたりシャキシャキしたり・・・と、それぞれの食感を楽しむことができるのです。

それからこの蕎麦の良い点は蕎麦自体がなかなかのものだということです。八ヶ岳周辺にある脱サラ系こだわり手打ち蕎麦屋よりも下手したり上ではないかと思うほどです。温かいもので食べたので評価は難しいのですが、この地が昔からおばあちゃんが自宅で気軽に蕎麦を打っていたので、レベルが高いのだと思います。

シメジご飯もいけます

この蕎麦についてきたきのこご飯もシメジの旨さがご飯にマッチしています。香り松茸、味シメジと言いますが、まさしくそんな感じです。ご飯の量もけっこうありますから男性でもこのセットなら満腹になると思います。同じようなセットでは山の幸定食というのが人気があるのがわかります。

こちらのお店は、きのこや山菜料理に関して本格的なものが出る穴場のお店だと思うのですが、不思議とネットやガイドブックではそれほどヒットしないのです。観光客やマニア、グルメ食べ歩き派ではなく、近所、近郊の人が気軽に寄るお店だと思います。この日も地元ナンバーの車で来るお客さんで一杯でした。地元の人でもやはりきのこ料理を食べるならこの店という認識があるようです。

近所の憩いの場です

と、秋のきのこの季節はもちろんのこと、春の山菜、夏の川魚、冬の馬刺しや鹿料理など店名の通りの山の幸を気軽に楽しめるお店だと思います。お店の人もフレンドリーですし、あれこれきのこや山の幸についても教えてくれますし、松茸などのブランドきのこでない雑きのこをあれこれ楽しむにはぴったりなお店だと思います。

きのこのお土産もできますよ

今年のシーズンはそろそろ終わりでしょうが、来年の春の山菜、秋のきのこシーズンには一度は訪れても損はないと思います。我が家ではこの日の料理だけで火がついて店頭でショウゲンジとクリタケをお土産に買って鍋にして楽しみました。鍋に出る天然出汁はやはり一級品でした。我が家では、小淵沢のアウトレットとセットで毎年秋の恒例になりそうです。

P.S.店名は山乃幸と山の幸と、乃の扱いが情報源によって微妙に違っています。
  小松山荘という素泊まり民宿を隣に併設しています。


山乃幸(山の幸)

長野県諏訪郡原村中新田18673
0266-79-6211 11:00~14:00 17:00~20:00
月曜日休み(祝日の場合は火曜日休み)

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