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伝吉山@牧之原市

kage

2011/04/17 (Sun)

釣り道楽が高じて店を開きました! 伝吉山

趣味や道楽を極めていくと、自分でそれらを生かして独立したり、店を開きたくなってしまうものです。飲食関係では蕎麦打ちとかケーキ屋なんかが多いですね。そんな中、釣りが好きで好きでたまらなくなって店を開いてしまったのが今回の伝吉山です。お店の場所は牧之原市、旧榛原町になります。

これで2500円はバカ安ですね

魚料理のおいしい店というと、魚屋が開いているとか魚市場の目の前とか昔ながらの割烹なんかが思い浮かびますが、趣味性の高い店、こだわりのあるお店ということになるとこちらの店も負けていません。なんせ自分達が釣り上げてきた魚を主に(ほとんど)扱っているからです。ですから行く前に良い魚があるかどうか?漁が出来たかどうか?を聞いてからいくことが必要になってきます。

魚料理の楽しみは色々あるのでしょうが、私を含めて普通の人ならば刺身の盛り合わせ(一番上の写真)ではないでしょうか?地の魚が一度に色々と楽しめるのは料理屋ならではのものだと思います。もちろんこちらのお店で看板料理になっています。そしてうれしいことにこれが安くておいしいのです。東京はもちろんのこと静岡市の繁華街の店に比べれば半額以下だと思います。

玄関のところにとれたての魚があります

予算的にはその日に捕れたものによって違いますが、ひとり1000円程度から大丈夫です。今日は2人前で2500円でした。この日は鯛に鯵、地の蛸にイカ、サゴシ、カンパチなどがたっぷりとのっています。割烹料理屋のようにひとり一切れなんてことはなく何枚でも食べることができます。これにご飯があれば刺身定食が完成するほどのボリュームです。

鯛の焼き霜造りと白子です

さらに入れ忘れたということで途中で鯛の焼き霜造りと白子が出てきました。この白子がねっとりしていて日本酒に最高に合ったということです。その他のものでは鯵が良かったですね。体長50センチは超える大きな鯵は脂が乗っていながら締まっている最高のもので、どこか関鯵のような風格さえありました。その他のものも新鮮だったり、丁寧に生き〆されていたり、寝かされており、見た目だけが豪華な刺身盛りとは一線を画す食べておいしいものでした。

魚料理、それも外で食べてみたい料理に煮魚があります。この日も「今日はどんな煮魚ができますか?」と尋ねたところ、メバルなどと一緒に候補にあがったのが魚の王様、真鯛の兜煮でした。もちろん天然の一本釣りものです。3キロを超える大物の兜ですから食べごたえがあります。

煮魚の王様、鯛の兜煮です

大きくてちょっと深い皿に盛られた兜は、獰猛な歯を見るだけでその大きさがわかります。甘くて濃く感じる煮汁なのに白身の鯛と合わせると不思議と後味がさっぱりとするおいしさはプロの仕事です。刺身の時はご飯をお願いしなかったのですが、さすがにこの時は白いご飯をお願いしました。

煮魚の煮汁をスプーンですくってご飯にかけてその上に豪快に身をのっけてガシガシと食べるおいしさは唸るしかありません。おもわずニコニコしてしまう一瞬ですね。しつこくない煮汁がご飯とよく合います。魚と一緒に煮込まれたゴボウと豆腐が箸休めにぴったりです。

お通しも自家製の魚料理です

そうそう、料理屋、居酒屋で最初に出てくるお通しですが、こちらの店では作り置きのものでなく、その場でちゃんと作ってくれるのでアツアツのものが出てきます。この日はサゴシの竜田揚げでした。ほっこりとした身にちょっと酸っぱいタレが南蛮漬けのようでスターターとして、また箸休めとして楽しむことができました。

煮魚の次は、焼魚か魚の唐揚げか迷いましたが、この日はカサゴの良いものがあるということでこれを唐揚げでお願いしました。大き目なものをじっくりと2度揚げするので時間がかかります。煮魚もそうですが、おいしいものは時間がかかるということですね。それからこちらのお店では刺身にしても何にしてもとても丁寧に作られています。お客さんが多いと料理が出てくるのに時間がかかりますが、酒でも飲みながらのんびりまったりするのが良いと思います。

カサゴの唐揚げです

さて、カサゴの唐揚げですがこれまた良かったですね。まるごと揚げてありますので、皮や骨、頭まで全て食べつくすことができます。ほっくり淡泊な白身はもちろんおいしいのですが、それに負けないくらい縁側の部分や皮、頭の部分がカリカリザクザクしていておいしかったですね。これには日本酒よりもビールのようでした。

それからおいしい魚と肴とくれば酒を忘れることはできません。ビールはヱビスなど定番がありますし、日本酒は岐阜の銘酒三千盛、山形のなど辛口のものが、焼酎もなどしっかりと揃っていますし、値段も500円前後とお手頃です。もちろんボトルキープも可能です。

海鮮ピザもいけますよ

と、これで満腹大満足となったのですが、お隣さんからうれしい差し入れをいただきました。海鮮ピザなんですが、女将さん手造りの生地やソースなど、これが和洋折衷のおいしさがありました。サクッとした生地に明太子マヨネーズのソース、海老や帆立などのトッピングにたっぷりのチーズ、さらに上から振りかけられたハバ海苔の磯の香がたまりません。人気メニューというのもうなずけます。

人気メニューというと、こちらのお店では〆に伝吉飯という釜飯を出しています。その日のお勧めの魚を豪快に入れたもので、鯛や鯵など日替わりで出てくるそうです。家庭ではけっしてできないスペシャリテということですし、炊飯器では作ることができないオコゲがおいしいということで、中高年の皆さんに懐かしいと親しまれているそうです。私はオコゲ好きではないのでそれはどうでもいいのですが、魚の釜飯には惹かれますね。

カウンターの上に大きな大漁旗があります

と、これだけ食べて烏龍茶一杯とビール中生一杯、日本酒と酎ハイ一杯で合計7500円ほどでした。煮魚と唐揚げは時価ということでしたが、ボリュームたっぷりで1000円から1500円程度は安いと思いました。メニューに値段が書かれていなくても気にせず頼むことができるのはうれしいですし、これも可能なのは自分で釣ってくるからでしょうね。

我が家では今まで焼津や沼津、清水など県内外の港町で魚がおいしいと言われているお店にあちこちに出かけてきましたが、こちらの店はそれらに負けない魅力と価値があると思います。メディアやネットではまだまだ露出していませんが、おいしい魚、見せかけだけの魚、魚をシンプルにおいしく料理したものを手頃に食べるなら少しくらい遠くても出かける価値はあると思います。これからの行楽シーズンドライブ帰りに寄ってみても損はないと思います。

この暖簾が目印ですよ

こちらの店は、カウンターも座敷も掘りごたつ式でゆったりと食事ができますし、しつらえやトイレの清潔さやアメニティーなどサービス面もしっかりとしています。なにより地元の坂井平田漁港から毎日のようにご夫婦で釣りに出かけていき、その獲物をいかにおいしく食べてもらうかを真剣に考えて料理の研鑽を積んできたご主人とそれをフォローする女将さんの2人3脚ぶりが良いですね。またそれらを応援している常連さんも排他できてなく一見さんを温かく迎えてくれたのも好印象でした。

ということで、こちらのお店はリピート確定し、春夏秋冬おいしい魚が食べたくなったらまた出かけると思います。なお、地元の人でもわかりにくい場所にありますので、クルマで行かれる方はご注意ください。


漁師肴 伝吉山

牧之原市静波2806-1(静波海水浴場、柴田歯科医院近く、勝間田川沿い)
0548-22-3707 18:00前~23:00 月曜、火曜休み

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