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手打ちそば民宿三右ヱ門@静岡市葵区

kage

2012/04/15 (Sun)

予約しても行きたい山菜と蕎麦の名民宿! 三右ヱ門

日本には四季があります。それぞれの季節に旬の食べ物があるのは当たり前のことですが、これはとてもありがたいことなのかもしれません。春真っ盛りの今は山菜が旬を迎えています。野山に自生する山菜は、普段食べている野菜とは一味も二味も違う野生の旨味にあふれています。そんな山菜を気軽にお値打ちに、そして満足感いっぱいに楽しめるのが民宿三右ヱ門です。

山菜の天ぷら満載です

こちらの民宿は葵区の大川地区にあります。その昔は安倍郡の大川村だった山間の山里です。市街地からはクルマで1時間弱で到着します。遠方の方は、開通したばかりの新東名の静岡SAのスマートインターが便利です。とはいえ、途中にはすれ違いが困難な場所もあるので注意が必要です。またバスもあるので、クルマでなくても問題ありません。

山里の民宿というと、古民家をイメージしますが、三右ヱ門もまさにそのイメージ通りのものです。なんせ出来てから100年を超えるもので、食事処となる畳の部屋から見上げる梁や天井、床の間など歴史と年輪を感じさせてくれます。さらに縁側から見える緑とテーブル代わりに置かれている囲炉裏兼用の長火鉢がのんびりほっこりとさてせてくれます。「親戚のおばあちゃん家に来たみたい」というフレーズを思い出させる雰囲気です。

テーブルには炉がありますよ

市街地と山里の違いに、気候があります。春爛漫の時期に訪れたものの標高が高いのかけっこう冷えます。ストーブとともにテーブル代わりの長火鉢が重宝します。今では見ることもなくなった火鉢ですが、これは囲炉裏兼BBQグリルとして使われる便利ものです。暖もとれるし素材を焼いて楽しむこともできる、まさしく先人の知恵ってやつですね。

さて、テーブルにあらかじめたくさんの料理が並んでいました。籠の中には椎茸、さつま芋、お餅、里芋、菊芋が入っています。これを網で焼いて塩で食べるって寸法です。もちろん炭火焼きですし、野菜は自家製ですよ。

野菜を焼いて食べます

もうひとつの大きなざるにはたくさんの天ぷら(一番上の写真)がのっています。一番の目当てであった山菜のオンパレードです。女将さんがひとつひとつ説明してくれるのですが、種類が多すぎて覚えておりません。うろ覚えですが、有名どころでは、タラの芽にヨモギ、ワラビ、ツクシ、コゴミ、ノビルあたりでしょうか。あと印象に残っているのが「酒屋の娘」と呼ばれるもので、これは普通はコシアブラと呼ばれていて、タラの芽よりもおいしいと最近では評判になっている山菜の王様です。

天ぷらは揚げたてが一番おいしいのは確かなのですが、ご夫婦ふたりでなにからなにまでやっているので、このような揚げてあるものを出すということになっていると思いますが、ここでも炭火焼が大活躍してくれました。揚げたてまでとはいきませんが、塩梅よく焼く、温めることによっておいしく食べることができました。

炭火で焼くとおいしいですよ

それにしても山菜の天ぷらは苦みがあったり、程よいえぐみがあったりと、並の野菜とは違う旨さ、力強さがありますね。塩で食べても天つゆで食べてもいけちゃいます。あとヤーコンとかさつま芋、しいたけなどの野菜類もあってこれだけでもここまでやってきた甲斐があるってもんです。

これらの炭火焼の箸休めとして楽しめたのが小鉢の数々です。ワサビの茎漬け、ブロッコリーの胡麻汚し、菊芋の漬物、自家製こんにゃくの煮物など味付けも上品でやさしくホッとさせてくれます。派手さはないものの、これらの何気ないおふくろの味、おばんざいがおいしいとトータルの満足度がさらにアップするっていうものですね。

小鉢もおいしいですよ

これらの大満足のおかずを受け止めるのは玄米を混ぜたご飯に手打ち蕎麦です。蕎麦は普通盛りでも大盛りでも好きなだけ食べることができます。とはいえ、男性でも大盛りはきついくらいかと思います。ここの盛りの良さは街場の蕎麦屋とは比べられないものがありますからね。

そばは好きなだけ食べられますよ

とはいえ、旦那さん担当の手打ち蕎麦は街場で蕎麦屋を開業しても大丈夫なほどの腕前だと思いました。北海道産の蕎麦粉を丁寧に打ったもので、香りものど越しもなかなかのものです。なにより上等な本わさびを鮫皮ですりおろしたものが引き締めてくれます。蕎麦にわさびと塩をつけて食べるとより一層蕎麦の味わいが増すように思います。

地の本わさびを自分で擦ります

それから蕎麦の合いの手には残していた天ぷらを入れた天そばもなかなかのものです。蕎麦汁はもう少し鰹が効いた辛めの濃いめが好みですが、それは贅沢な望みというものかもしれません。たっぷりな蕎麦とおいしいワサビ、苦みの効いた山菜・・・、まさに山里の春の旬を一度に味わう幸福といえます。

ここまででお腹いっぱいになりましたが、別腹の人にはおはぎまで用意されています。蕎麦湯でも自家製のお茶でも一緒に愉しむことができます。以上、山里の春を食べ尽くすランチコースですが、お値段はなんと1500円なんです。普通では考えられないほどのお値打ちさだと思います。

山里の古民家です

で、値段以上にうれしいのが切り盛りしているご夫婦のサービス、心配りなんです。マニュアル化された丁寧なサービスとは全く違う心からもてなそう、街の人に喜んでもらおう、山里のおいしいものを知ってもらおうという心配り、気遣いが嫌味なく自然と伝わってくるんですね。一度訪ねると多くの人がリピーターになるというのも納得できる心地よさがありました。もちろん我が家でも季節ごとに訪ねてみたいお店になりました。

と、こちらの民宿は泊ることもお昼だけでも良いのですが、席数に限りがあるので事前に予約が必須です。これからの季節はまさに山菜が一年で一番採れる時期になります。気持ち良い山里の大自然の中で、のんびりと心温まる料理を楽しに行ってみてはどうでしょうか。


手打ちそば民宿 三右ヱ門

静岡市葵区日向718(大川郵便局近く) 
054-291-2515 営業は予約制です。1週間前ほど前までがベターです

この記事へのコメント

kage

私も行ってきました

いつも楽しく記事を拝見させて頂いております。

紹介して頂いた三右ヱ門さんに私も行ってきました。ご夫妻の素晴らしい心配りと料理に、かみさんと感動して帰ってきました。良いお店を紹介して頂き、ありがとうございました。

ご多忙のご様子ですが、体調を崩さない様、ご自愛下さい。

Posted at 10:30:10 2012/05/08 by 静岡散歩

この記事へのコメント

kage

静岡散歩さん、こんにちは。

三右ヱ門さん、楽しまれたようでなによりです。新緑の山里の中で食べるおいしい料理と温かいサービスは、マニュアル化されたチェーン店とは対極にありますよね。

いつまでも元気で続けていってほしいお店だと思います。

Posted at 05:10:02 2012/05/09 by SUZY

この記事へのコメント

kage

いつか行ってみたいお店ですね。
時を忘れて蕎麦を食らいたいです。

Posted at 17:37:00 2012/09/13 by 25¢

この記事へのコメント

kage

25¢さん、はじめまして。これからもよろしくお願いします。

これからの季節、いろりに火が入って野菜焼きもおいしくなりますし、新そばになってよりおいしくなるかと思います。

一度いってみてくださいね。

Posted at 03:57:49 2012/09/17 by SUZY(メンカタ)

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