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とん汁 枡形@磐田市

kage

2012/06/10 (Sun)

これぞ、昭和の大衆食堂だっ! とん汁 桝形

最近、幹線道路沿いに「まいどおおきに〇〇食堂」というチェーン店のお店が増えています。昔懐かしい大衆食堂、一膳飯屋を現代風に仕立て直しているお店です。今も昔も、好きなおかずを自由に選んで自分好みの定食にして楽しむというスタイルは一定の人気がある証拠だと思います。今回紹介する枡形は昭和の時代から続く、由緒正しい大衆食堂といっていいと思います。

自分で定食を作る楽しみがあります

こちらのお店があるのは旧国道1号線の天竜川橋の東側になります。ここは磐田バイパス、国道1号と旧国道1号の3本が集まっている場所になります。この手のお店、ドライブインは昭和の時代には国道沿いには当たり前のありましたが、今はチェーン店やファミレス、ファーストフードのお店に押されて本当に少なくなりました。今でもちゃんと営業を続けているのはそれだけ人気があって、お得意さんに愛されている証拠だと思います。

大衆食堂にも色々なスタイルがありますが、こちらのお店はガラスケースの中に色々なおかず、惣菜が並んでいるのをお盆に好きなだけのっけていって、ご飯と汁ものを注文するという形です。面白いのはお勘定は食べている最中に店員さんがテーブルにきて、伝票に書いていって食後に清算という形をとっていることです。現代風のものはカフェテリア方式に最初にお勘定ですからね。

ここから選びます

で、こちらの売りは店名にもなっている豚汁です。これは大衆食堂にはなくてはならない汁ものの王様だと思います。ご飯とこれとおかずの一品でもあれば立派な定食が完成すると思います。こちらの豚汁は家庭で食べられるような野菜が色々入っているものでなく、豚肉と豆腐とネギしか入っていません。シンプルゆえに誤魔化しがきかないものなんです。

この豚汁ですが、豆腐、味噌、豚肉、出汁の材料にこだわっているうえに丁寧な作り方、さらに大量に作ることによって他の物とは一線を画すものに仕上がっていると思いました。ちょっと温いのはマイナスと感じましたが、たっぷりと入ったなめらかな豆腐、脂身がほどよく融けた豚肉の甘さ、三種の味噌をブレンドした味噌の旨さがバランスよくマッチしています。しょっぱいとかくどいということがない上品ささえ感じる豚汁になっていると思いました。なお、豚汁のテイクアウトもありますよ。

看板商品の豚汁です

次はおかずの選択です。ガラスの冷蔵ケースの中にはサラダ、酢の物、野菜の煮物、天ぷら、フライ、魚の煮付け、肉料理など数多くの小鉢やお皿が並んでいます。最近の総菜屋やバイキング料理のお店では変わったもの、創作系、洋風の料理が多くなっていますが、こちらのお店は昔ながらのおふくろの味、慣れ親しんだ昭和のおかず、定番のものが多くなっています。基本的に作り置きですが、揚げ物などはその都度揚げていますし、注文により温め直しもやってもらえます。

こちらのような自分でメニューを組み立てる場合、最初は何を選んでいいのか迷ってしまいますが、こちらのお店で食べてほしいものが豚汁と並んで看板商品となっている鯖の煮付けです。醤油と味噌味があります。今回は大好きな味噌煮を選んでみました。見ただけでおいしそうなオーラが出ています。

鯖の味噌煮はお土産もできますよ

でも肝心なのは味ですね。味についても見た目通りのストライクのものでした。厚い身はぱさつくことなくほっくりとしてちゃんと味噌が絡まっています。味噌ダレは濃すぎることもない程よいもので、白いご飯のお供としては最上級の出来栄えだと思います。自宅ではなかなかできない熟練のおふくろの味わいって感じです。これまたテイクアウトができますし、長期保存できるようなパック入りのものまであるのが納得できる仕上がりでした。

まぐろの刺身です

あとは好みやその日の体調、カロリーを考えて選べば良いと思います。他のテーブルでは、ポテトサラダや冷奴、刺身など色々でした。我が家では、マグロとイカが入った刺身と魚フライを選んでみました。こちらの刺身の売りはマグロということなのですが、果たして脂がちゃんとのっていてビールのつまみにしても十分通用するものでした。焼津や清水辺りのマグロ専門店顔負けのものでした。

もうひとつの魚フライは、鯵にイカ、帆立が入っていました。フライは他には海老などもありますし、冬場には牡蠣フライも人気があるようです。食堂のフライといったらソースをかけて豪快に食らいつくといったイメージがありますが、こちらのものもそんな感じです。ちょっと厚めの衣のフライですが、素材が良いのでもたれることなくおいしく食べることができました。

ミックスフライです

今回はこれだけのものを食べてみたのですが、食べての感想は値段はちょっと高めながらその価値はあるなぁと思った次第です。素材がちゃんとしているうえに醤油や塩、昆布などの調味料までこだわっているのが良い味に仕上がっている秘密だと思います。料理しているのはベテランの職人さんで、凝った見た目重視のものでなく、見た目は普通なのに食べてみると滋味あふれるもの、というある意味贅沢な料理と言えるかもしれません。最近主流となった化学調味料を多用した濃いめ、インパクトのある料理とは一線を画したものもオヤジには有難いですね。

あと、大衆食堂の基本はご飯です。こちらのものは大中小のサイズがあります。値段はちょっと高めですが、地元の契約農家で作ってもらったものを炊いているのでツヤツヤでお箸が進みます。なおお茶も地元のものですし、昔から地産地消を実践しているようです。そのあたりについてはこちらをご覧ください。

老舗ですよ

と、こちらのお店は創業60年を超えた老舗の大衆食堂ですし、店舗を見ると若い人は入るのを躊躇してしまいますが、一度試してみればその価値がわかると思います。お客さんの多くは年配の人、昭和世代ですが、若い人、料理が好きな女性にこそ試してみてほしいお店だと思います。昔ながらの料理の良さが再認識できるかと思います。

創業60年以上の老舗ですよ

なお、店の向かいには大川屋というもう一軒の大衆食堂があるのですが、このライバルの存在も枡形の高レベルの味わいにプラスしているのかもしれません。あれこれ頼んでいると1000円を超えてしまって今時の食事情からすると高く感じてしまいますが、安いだけの店とは違う実力を感じることができるかと思います。調理人、プロの方々も足を運ぶのが納得できるものだと思います。ただ残念なのは日曜休みなのでそうそう足を運ぶことができないことです。


とん汁 桝形

磐田市小立野343(旧国道一号天竜川橋東側)
0538-35-4344 10:00~14:30 17:00~19:45
日曜日休み

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