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Casa Osano@山梨県河口湖町

kage

2007/07/29 (Sun)

隠れ家イタリアン発見! Casa Osano

と、いっても静岡県の話ではありません。静岡のお隣、山梨県の河口湖畔の住宅街の中のレストランです。このお店、ドライブ、特にデートでのランチにはぴったりなお店だと思います。

アサリのビアンコです。お皿もお洒落です。


隠れ家レストランというキャッチフレーズがありますが、ビルのテナントだったり、大きな通り沿いだったりと???の事がよくありますが、このお店の場合は正真正銘の隠れ家レストランなのです。

どうしてか?というと、大きめな普通のお家をレストランとして改装して使っているのです。しかも住宅地の中で看板も無いので探すのに手間取るかもしれません。目印はイタリアの国旗です。門にはオーナーの出身地である沖縄のシーサーがお客さんを出迎えてくれます。

沖縄のシーサーが出迎えてくれます


大きな玄関で靴を脱ぎ、左手のダイニングへ向います。大きな窓からきれいに手入れされた緑豊かな庭が望まれます。さらにマダムの趣味なのか大胆な生け花が雰囲気を盛り上げてくれます。テーブルセッティングなども控えめながらも趣味の良さが感じられます。和の中にイタリアのお洒落感が隠れています。

内装や、BGM、客層、空気感・・・などの色々なファクターは満足感を高める一因ですから大事ですよね。そんな観点から見ると、このお店は「ムムム、お主できるな」といったところです。しかし、最近は内装関係に味とサービスが追いついていない「なんちゃって系」「チェーン店系」「雰囲気先行系」が多いですから注意が必要です。

このお店のランチはパスタ主体の1,800円とセコンド(メイン)が付く2,800円の2種類です。パスタはオイル、クリーム、トマトベースの3種類から選べます。本日はメイン付きのコースを選択しました。

ここのパンはまいうーですよ


最初は、富士山特産の溶岩プレートに載ったグリッシーニとフォカチャが出てきました。こちらのシェフは何でも「粉物の魔術師」と呼ばれているとかで、自家製のパンやディナーに出す手打ちパスタが評判で楽しみにしていたのですが、果たして「おいしい~!」の一言から始まりました。最初の一撃は何事も大事ですね。

次は前菜です。イタリアンの前菜というと、アンティパストミストが多いですが、こちらはフレンチ形式の一皿にババーンと登場するタイプです。これは誤魔化しが効きませんからシェフの気合と器量がわかります。

彩りきれいな前菜です


今日は『地鶏の手羽先のムース自家製野菜添え』です。見た目はサラダですが、その下に結構な量のムースが隠れています。手羽先のムースは鶏肉のいやらしさよりもおいしさを生かしています。塩加減も控えめです。このムースと鮮度抜群の野菜、バルサミコ酢を使ったソースを一緒に口に入れると渾然一体となったおいしさを味わうことができます。フレンチっぽいのに素材重視の姿勢はやっぱりイタリアンだなぁと感じさせます。スターターとしてはこれからのお皿に繋がる物でした。

次は、パスタ。私は『夏野菜のフジッリクリームソース』、相方は『あさりのビアンコ』です。ランチは乾麺ですが、茹で加減はアルデンテで満点の出来でしょう。ここまでなら静岡市内のイタリアンでも出来るでしょう。が、味付けやソースの出来が違います。やはりプロは一味も二味も違うなぁと唸らせてくれます。これこそがレストランで食べる楽しみなのですね。

フジッリは、小さめの角切り夏野菜と食感が楽しいフジッリとの相性はもちろんのこと塩加減やクリーミーさが程よいソースとの相性が抜群です。まったり濃厚でなく比較的あっさりな出来なのに十分にクリームのおいしさが生かされています。ガツンとくるおいしさでなくジワジワと最後まで飽きないおいしさを感じさせてくれる一品でした。

ショートパスタもいけますよ


これを生かしている一因は野菜のおいしさでしょう。前菜でも感じましたが、周りはちょっと外れれば農業地帯。自家菜園や近郊の旬の野菜をたくさん使っています。これがおいしさに繋がっているとともに高原リゾートならではの強みでしょう。

もう一皿のオイルベースのものも軽さの中に、アサリの持つ磯風味のおいしさ、香りがギュと詰まっています。さらに驚いたのがワカメがパスタにマッチしていたことです。見た目は和風なのかな?と心配したものの、ちゃんとイタリアンしています。これはパスタと具を混ぜて乳化させる時にブロード(魚の出し汁など)を使うなどの一工夫があるからでしょう。どちらの皿も「おいしい!おいしい!」とうなずきながら、最後のソースまでパンでぬぐって完食してしまいました。

もっと大きくてもいいなぁ


メインは、『千葉館山産の金目鯛のポワレ季節の野菜ラタトィユ添え』です。このお店のランチメニューのメインは魚か肉のどちらかですが、魚の方が多いようです。その理由は館山の知り合いから魚の良いものが直送されるからだそうです。流通事情が良くなった現代ならではの事でしょう。金目鯛は良く食べている私たちでも満足できる味、焼き方でした。が、もう少し大きかったらなぁと思わずにはいられませんでした。この2倍はあってもペロリといけちゃいますね。

メインでも軽めの仕上がりですが、主張すべき所と抑える所をわきまえている料理の数々はコースを通して食べてみて満足のできるものになっています。濃い味、油っぽいイタリアンが好きな方には不満があるかもしれませんが、薄っぺらでない完成度の高い薄味の良さがわかるようになってきたオヤジには満足のできる数々でした。コストパフォーマンス的にはパスタコースの方がお値打ちかなと思います。

デザートもきれいです


食事の後の楽しみはデザート、ドルチェです。こちらのお店は盛り合わせ!。前菜でなくてこちらがこの手でやってきました。デコレーションは高得点ではないでしょうか。若い女性なら歓声があがるのではないでしょうか。専属パティシエがいるわけでもなくシェフが作っているのは驚きです。

この日はチョコケーキにバナナのセミフレッドにパンナコッタ。隣の鳴沢村の地のブルベーリーソースなどが使われています。味は、大人向けの甘さ抑え目、上品な味付けです。スイーツには重きを置いていない相方もおいしいと完食していたくらいですから。

カプチーノはハートがいいですね


これにコーヒーやカプチーノ、ハーブティーなどが付きます。ソムリエの資格を持つカメリエーレ、才色兼備のマダムのサービスもツボを押さえたものです。控えめながらもどのお客さんも楽しい時間を過ごしてもらおうという姿勢に好感が持てます。この辺りも良いレストランの条件のひとつですね。

と、小佐野さんちというそのままの名前を持つこの隠れ家レストラン、首都圏からのリゾート客、地元客を問わず口コミで人気を集めつつあります。もうすぐ開店2年になるそうですが、このままの感じでのんびりとこちらの場所で続けていってほしいものです。

静岡からの日帰りドライブのランチ、近くのホテルなどに泊まってののんびりディナーと、イタリアン、フレンチ好きには一度訪れてみて損はないと思います。リゾートは高くてそれなりのレストランしかないのかなと思っておりましたが、このようなレストランが探せばあるのだなとうれしく思った一軒でもあります。それとともに静岡市近郊でこのようなイタリアン、フレンチが欲しいなぁと思わずにはいられませんでした。


Casa Osano(富士急河口湖駅近く)

山梨県富士河口湖町船津3407-1
0555-73-1903 11:30~14:00 18:00~21:00(要予約)
火、水曜定休


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