地のきのこを満喫しよう! 天神坂
味覚の秋到来! 食いしん坊にとっては秋から冬にかけてはおいしいもののオンパレードになってきます。そんな中でも秋のきのこ料理は外せない旬の料理ですね。そんなきのこを思いっきり味わえるのが長野県は南信濃の飯田にある季節料理の天神坂です。

このお店、店以上に店主の松永モモ江さんが有名です。春の山菜、夏の摘み草、秋のきのこ、冬の山肉と四季それぞれの地元の季節料理をあれこれアレンジしておいしく出してくれる料理屋さんです。土日などは名古屋などの都会から田舎のおいしい料理と女将さんとの会話を楽しみにくるお客さんで一杯になります。
場所が静岡から遠いので、なかなか行きにくいのが難点ですが、秋の季節には1回は行くようにしています。その理由は松茸を食べること、地のきのこ(雑きのこ)を食べることの2つです。松茸だけを食べるなら静岡でもどこでも食べることができますが、国内産の松茸を格安にひとり1本食べられて、おまけに珍しい雑きのこを色々とおいしく食べることのできるお店って此処以外なかなか思いつかない貴重なお店だと思っております。

秋のお店はまさにそのような思いをしたお客さんで一杯になります。事前予約が必須です。予約の際は予算を言って後はお任せです。予算は松茸の相場によって変わってきますが、5千から7千円でしょうか。これできのこがたらふく食べることができるのですからお値打ちだと思います。
メインの松茸は「焼き」「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」の3つから選びます。店のおすすめは「しゃぶしゃぶ」です。鹿児島黒豚の3枚肉とレタスと地のきのこがついてきます。この日は「しょうげんじ」という見るからにきのこという形の鍋にぴったりのきのこがついていました。ここでは料理の一品ということで全てが軽めの量となっています。

このしゃぶしゃぶ、お出汁も薄めなら豚肉も脂が少なめのアクが出ない上等なもの、さらに野菜もレタスのみと全て松茸の香りと味を殺さず生かすものばかりです。このおかげか松茸のシャキシャキ感と香りの良さを堪能できます。口の中が松茸の香りで満たされる幸福感は秋ならではのものです。
さらにしょうげんじ、別名コムソウの松茸とは違った楽しみ、合間に食べる豚肉の濃さ、レタスのしんなり感・・・と、松茸との対比とバランスの妙が味わえる鍋でした。もちろん後で飲む汁も松茸としょうげんじの味が出ていて抜群です。松茸の土瓶蒸しワイルド版って感じでしょうか。

この日は松茸が豊富だったのか女将さんの機嫌が良かったのか、この後に「焼き」と「フライ」の2つが出てきました。フライは相方の「松茸のフライっておいしいですよね」の言葉に反応して「これ小さいものだけどフライにしたから食べてね」との言葉で出してくれました。これだからお任せ、ライブ感のあるお店って良いですね。
焼き松茸は松茸料理の雄だけあって、シンプルイズベストのおいしさです。アッという間に食べてしまって勿体ないけれど香りと歯応えの楽しさは一番味あえるかもしれないですね。お金持ちになったら飽きるまで食べてみたいです・・・。フライは、香りよりもシャキシャキ感を感じさせてくれますね。

このお店、松茸以外にも地のきのこが沢山でてきます。こちらの方が主力かもしれません。女将さんが自ら山へ採りに行ったものから仕入れた
もの、さらにきのこ採りが趣味の人からおすそ分けしてもらったものまで何種類もの地のきのこが手を替え品を替えて登場してきます。おひたし、雑きのこのお椀、炒め物・・・と。
山に自生するきのこの味は、普段スーパーに並ぶ栽培もののきのことは生命力、味の濃さが違いますね。クロカワ、こうたけ、ハナイグチなど出て来るきのこそれぞれの味、歯応えが個性的で他を持って変えがたいものがあります。これらの個性的なきのこに合った料理法をおいしくササッと手短に出してくれるのは、まさにモモ江さんマジックとも言えます。

きのこって食べれば食べれるほど不思議さが増してきます。本当に奥が深い食材だと思います。「こんな不気味なもの食べられるの??」というものや「このヌルッとした食感、シャキシャキな食感、未体験!」という新たな発見があります。常連さんではないけれど、秋になるときのこ採りに夢中になる人が増えているのも納得できます。
このお店、最初から最後までお任せで何が出てくるかわかりません。秋の献立ではきのこ料理だけでなく、肉から魚、野菜、さらにゲテ物まで何でもアリです。このお店に行くなら好奇心旺盛で好き嫌いがないとダメなのかもしれません。

肉料理では信州の料理では定番の馬刺し、魚料理では川魚の甘露煮といったものが出て来ます。馬刺しはロースのあっさりとした中にコクと旨みが詰まったもので、牛とは違うおいしさがあります。川魚は今日は小鮒でしたが、やはり海育ちのものには海の魚が合っているようです・・・。
メインデッシュというかおまけ?でスズメバチの幼虫、蜂の子と成虫?が出て来ました!ザザ虫や蜂の子などのゲテ物は信濃地方では昔から貴重な蛋白源として珍重されていたそうですが、現実に目の前にするとやはりグロいです。エイヤッと食べてみると、見た目ほどはまずくありません。おいしいとは言えませんが、食べられることを実証しました。おまけにもうひとつの効能も・・・。

〆のご飯は、晩秋からは自家製の手打ちそばが出るようですが、この日は残った松茸のしゃぶしゃぶで雑炊を作ってくれました。これまた勿論おいしいです。こんなには無理かもというくらいにキャパシティが少なかったにもかかわらず最後まで食べ尽くしてしまいました。
と、きのこを中心として南信濃地方のスローフード、普段では食べることのできない料理が多くて料理好きには参考になることが、食いしん坊には新たな発見が多く、最初から最後まで楽しむことができます。料理の完成度では割烹料理屋さんには負けますが、素材を生かした料理というか素材そのものが他の料理屋さんには出ることが少ないのですから貴重だと思います。
店主の個性、店の個性、常連さんの個性、素材の個性・・・と、個性の塊みたいなお店ですから好き嫌いが分かれるかもしれませんが、山里の料理に興味のある人は一度行ってみても損はないと思います。
天神坂
長野県飯田市松尾町3-5(飯田信用金庫西支店近く)
0265-24-8050 17:00〜23:00 不定休(事前予約がお勧めです)
味覚の秋到来! 食いしん坊にとっては秋から冬にかけてはおいしいもののオンパレードになってきます。そんな中でも秋のきのこ料理は外せない旬の料理ですね。そんなきのこを思いっきり味わえるのが長野県は南信濃の飯田にある季節料理の天神坂です。

このお店、店以上に店主の松永モモ江さんが有名です。春の山菜、夏の摘み草、秋のきのこ、冬の山肉と四季それぞれの地元の季節料理をあれこれアレンジしておいしく出してくれる料理屋さんです。土日などは名古屋などの都会から田舎のおいしい料理と女将さんとの会話を楽しみにくるお客さんで一杯になります。
場所が静岡から遠いので、なかなか行きにくいのが難点ですが、秋の季節には1回は行くようにしています。その理由は松茸を食べること、地のきのこ(雑きのこ)を食べることの2つです。松茸だけを食べるなら静岡でもどこでも食べることができますが、国内産の松茸を格安にひとり1本食べられて、おまけに珍しい雑きのこを色々とおいしく食べることのできるお店って此処以外なかなか思いつかない貴重なお店だと思っております。

秋のお店はまさにそのような思いをしたお客さんで一杯になります。事前予約が必須です。予約の際は予算を言って後はお任せです。予算は松茸の相場によって変わってきますが、5千から7千円でしょうか。これできのこがたらふく食べることができるのですからお値打ちだと思います。
メインの松茸は「焼き」「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」の3つから選びます。店のおすすめは「しゃぶしゃぶ」です。鹿児島黒豚の3枚肉とレタスと地のきのこがついてきます。この日は「しょうげんじ」という見るからにきのこという形の鍋にぴったりのきのこがついていました。ここでは料理の一品ということで全てが軽めの量となっています。

このしゃぶしゃぶ、お出汁も薄めなら豚肉も脂が少なめのアクが出ない上等なもの、さらに野菜もレタスのみと全て松茸の香りと味を殺さず生かすものばかりです。このおかげか松茸のシャキシャキ感と香りの良さを堪能できます。口の中が松茸の香りで満たされる幸福感は秋ならではのものです。
さらにしょうげんじ、別名コムソウの松茸とは違った楽しみ、合間に食べる豚肉の濃さ、レタスのしんなり感・・・と、松茸との対比とバランスの妙が味わえる鍋でした。もちろん後で飲む汁も松茸としょうげんじの味が出ていて抜群です。松茸の土瓶蒸しワイルド版って感じでしょうか。

この日は松茸が豊富だったのか女将さんの機嫌が良かったのか、この後に「焼き」と「フライ」の2つが出てきました。フライは相方の「松茸のフライっておいしいですよね」の言葉に反応して「これ小さいものだけどフライにしたから食べてね」との言葉で出してくれました。これだからお任せ、ライブ感のあるお店って良いですね。
焼き松茸は松茸料理の雄だけあって、シンプルイズベストのおいしさです。アッという間に食べてしまって勿体ないけれど香りと歯応えの楽しさは一番味あえるかもしれないですね。お金持ちになったら飽きるまで食べてみたいです・・・。フライは、香りよりもシャキシャキ感を感じさせてくれますね。

このお店、松茸以外にも地のきのこが沢山でてきます。こちらの方が主力かもしれません。女将さんが自ら山へ採りに行ったものから仕入れた
もの、さらにきのこ採りが趣味の人からおすそ分けしてもらったものまで何種類もの地のきのこが手を替え品を替えて登場してきます。おひたし、雑きのこのお椀、炒め物・・・と。
山に自生するきのこの味は、普段スーパーに並ぶ栽培もののきのことは生命力、味の濃さが違いますね。クロカワ、こうたけ、ハナイグチなど出て来るきのこそれぞれの味、歯応えが個性的で他を持って変えがたいものがあります。これらの個性的なきのこに合った料理法をおいしくササッと手短に出してくれるのは、まさにモモ江さんマジックとも言えます。

きのこって食べれば食べれるほど不思議さが増してきます。本当に奥が深い食材だと思います。「こんな不気味なもの食べられるの??」というものや「このヌルッとした食感、シャキシャキな食感、未体験!」という新たな発見があります。常連さんではないけれど、秋になるときのこ採りに夢中になる人が増えているのも納得できます。
このお店、最初から最後までお任せで何が出てくるかわかりません。秋の献立ではきのこ料理だけでなく、肉から魚、野菜、さらにゲテ物まで何でもアリです。このお店に行くなら好奇心旺盛で好き嫌いがないとダメなのかもしれません。

肉料理では信州の料理では定番の馬刺し、魚料理では川魚の甘露煮といったものが出て来ます。馬刺しはロースのあっさりとした中にコクと旨みが詰まったもので、牛とは違うおいしさがあります。川魚は今日は小鮒でしたが、やはり海育ちのものには海の魚が合っているようです・・・。
メインデッシュというかおまけ?でスズメバチの幼虫、蜂の子と成虫?が出て来ました!ザザ虫や蜂の子などのゲテ物は信濃地方では昔から貴重な蛋白源として珍重されていたそうですが、現実に目の前にするとやはりグロいです。エイヤッと食べてみると、見た目ほどはまずくありません。おいしいとは言えませんが、食べられることを実証しました。おまけにもうひとつの効能も・・・。

〆のご飯は、晩秋からは自家製の手打ちそばが出るようですが、この日は残った松茸のしゃぶしゃぶで雑炊を作ってくれました。これまた勿論おいしいです。こんなには無理かもというくらいにキャパシティが少なかったにもかかわらず最後まで食べ尽くしてしまいました。
と、きのこを中心として南信濃地方のスローフード、普段では食べることのできない料理が多くて料理好きには参考になることが、食いしん坊には新たな発見が多く、最初から最後まで楽しむことができます。料理の完成度では割烹料理屋さんには負けますが、素材を生かした料理というか素材そのものが他の料理屋さんには出ることが少ないのですから貴重だと思います。
店主の個性、店の個性、常連さんの個性、素材の個性・・・と、個性の塊みたいなお店ですから好き嫌いが分かれるかもしれませんが、山里の料理に興味のある人は一度行ってみても損はないと思います。
天神坂
長野県飯田市松尾町3-5(飯田信用金庫西支店近く)
0265-24-8050 17:00〜23:00 不定休(事前予約がお勧めです)
2007.09.23 | グルメ(長野県) | トラックバック(1) | コメント(0) |

